「人間形成の論理」上田薫 黎明書房 1985年 ⑤(最終)

「文部省、教委からの注文を教師に取り次ぎ、その注文の実施を監督するならば、多くの  子どもたちに対して責任を持つ学校長の資格はない 外から来る注文に対して、子どものために、従ってまた教師のために納得のいかぬもの  は明確に拒否することができてこそ、校長としての立場が全うされると言うべきである」 今回は 2月2…

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池田潔「自由と規律」 岩波新書 1963年 ②

「ノブレス・オブリージ 第一次世界大戦-特権階級の子弟が率先して国難に馳せた - 政治上の特権は殆ど失われていたが,なお社会的特異な優遇を受けていた彼らの,   特権を裏返しにしてそれにともなう義務を潔く果たそうとする祈願より出たこと  = 感情の起伏を美徳としその誇張を不躾だとする戒律の生まれた所以」 …

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(1)「文系学部廃止の衝撃」吉見俊哉 集英社新書 2016年 ③ (2)「齋藤孝の朝読おすすめガイド 10+100…

「『役に立たないが価値がある』は本当か?」 「国立大は国が金を出してあげるのだから国のために役立つべき」 「国」とは何かと改めて考えてしまいます 今回は 2月23日に続いて 吉見俊哉さんの 「文系学部廃止の衝撃」3回目の紹介です 文系 理系と決めつけてしまうのはどうかと思います わたしの出身高校は…

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