「日本フォーク私的大全」なぎら健壱 ちくま文庫 1999年 ② /「辞書引き術・ノート術」深谷圭助・菊池省三 フレ…

今回は、6月27日に続いて、なぎら健壱さんの 「日本フォーク私的大全」の紹介 2回目です。 出版社の案内には、 「'60年代末から'70年代にかけて吹き荒れた日本フォークの嵐。思いをぶつけるような、  ドロ臭くて新しい『唄』にショックを受けた少年は、そのただ中に飛び込んだ。奇妙で  愛すべきミュージシャンた…

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「ことばの魔術師井上ひさし」菅野昭正 岩波書店 2013年 ①(前半) /「教育とは何だ」重松清 筑摩書房 20…

今回は、菅野昭正さんの 「ことばの魔術師井上ひさし」1回目の紹介です。 出版社の案内には、 「ことばの滋養作用と笑いの強壮効果を無尽に駆使し、戯曲と小説に新しい地平をひらい  た井上ひさし。人とことばと劇場空間を愛し、信頼した作家が、私たちに遺したものは  大きく、深く、あたたかい。その世界にさまざまな形で交わ…

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「絵の具屋の女房」丸谷才一 文藝春秋 2003年  /「子どもの本のカレンダー」鳥越信・生駒幸子 創元社 2009…

今回は、丸谷才一さんの 「絵の具屋の女房」を紹介します。 出版社の案内には、 「宮本武蔵は実在しなかった!という仮説から、なぜ明治帝・大正帝が養子だったか?の論  考まで―。深遠玄妙かつ抱腹絶倒。おなじみ丸谷さんの最新エッセイ集。」 とあります。 今回紹介分より強く印象に残った言葉は……

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