「デタラメ思考で幸せになる!」ひろさちや ヴィレッジブックス 2007年 ① (上)

「脱税しないことが愛国心のある人ですよ。だから,君たちが大人になった時,一度でも
 脱税したことがある政治家に投票してはいけない。脱税した企業の商品は買わないよう
 にしよう」







今回は ひろさちやさんの
「デタラメ思考で幸せになる!」1回目の紹介です



出版社の本には


「幸せになるには、世間を馬鹿にしないといけません。世間の人たちはいわば競走馬。わ
 たしたちは競走馬ではなく、人間です。ならば、人間らしく生きましょう。つられて駆
 け出したりしないように…。仏教に学ぶ、著者ならではの生き方ヒント。 」


とあります



ひろさんの本を読むと ほっとして 楽になります
このような考え方ができれば幸せだと思ってしまいます




今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「経済活動を活発にさせることは地球に対する犯罪行為かもしれない
 ~ 『世の中に役に立つ』概念は時代により違う 」


・「『ほとけさまの物指し』で」


・「国家の本質は = 税金泥棒」

・「滅私奉公 ~ 国家神道」
- 現在話題のあの学校法人も?






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☆「デタラメ思考で幸せになる!」ひろさちや ヴィレッジブックス 2007年 ①(上)

1.JPG

◇世間虚仮
 
1.世の中に役に立つ人間にならなくていいのですよ

 経済活動を活発にさせることは地球に対する犯罪行為かもしれない
       
   ~ 「世の中に役に立つ」概念は時代により違う 



 仏教 → 「すべての人にレーソン・テートル(存在意義)がある」

   仏教 = 出世間の教え ←→ 幇間仏教

「ほとけさまの物指し」で

  




2.まず,世間を馬鹿にすることから始めましょう
  
 「イソップ物語」のロバの話
   ~ 世間に振り回されている


 聖徳太子
  <世間虚仮,唯仏是真> 世間ハウソダ


 現代日本 絶望的状況
  ~ だからこそ人々は子どもを産まない
 
    世間を馬鹿にしよう 






3.けれども,あからさまに世間を馬鹿にしてはいけません

 カフカ『変身』 
   ザムザはある朝突然一人の人間に変身した


 世間を心の中で密かに馬鹿にしてやる(しっかり力強く軽蔑してやる)


 イエスは世(世間)から憎まれた - 世の敵


 仏教
  - 世間を馬鹿にするか,あからさまに馬鹿にせず心の中で馬鹿にする
   





4.では,なぜ日本人は世間に迎合するのでしょうか

 ミャンマー人の敵は5つ
   「火」「水」「王」「泥棒」「あなたを愛さない人」


 大日本国憲法 
   兵役の義務で … 命を奪い
納税の義務で … 財産を奪い
教育の義務で … 我々の魂を奪った


 国家の本質は = 税金泥棒

  




5.道徳なんて,馬鹿にした方がいいのです 

 道徳は一時代一地域 
   道徳はあやふや
     

 道徳
  ~ 強い者はそれに拘束されない
  ~ 弱い者だけが縛られる
  = 強者が弱い者いじめをするための道具   


 宗教と道徳 
   道徳 … 一時第一地域にしか通用しない  

倫理 … 普遍的な倫理 = 高次元の道徳
(下から積み上げるもの)

   宗教の真理 … 上から与えられるもの

  




6.愛国心も,また,うさんくさいものですよ 

 ひろさちや 
  「人間らしく生きようではないか」

社長より引きこもりの方が人間らしい


 『クルイロフ寓話集』岩波文庫
サラリーマンは会社の奴隷
 

 ひろ
  「愛国心とは税金を払うこと」

  → お金を出し合い国家維持 納税義務    



  政治家(脱税)者に愛国心を語る資格はない



 「脱税しないことが愛国心のある人ですよ。だから,君たちが大人になった時,一度で
  も脱税したことがある政治家に投票してはいけない。脱税した企業の商品は買わない
  ようにしよう」



義務的強制的愛国心

↑↓

     心情的自発的愛国心


 政治家の仕事は愛される日本をつくること

  




7.釈迦が教えたのは「自灯明・法灯明」でありました 

 法灯明の前に自灯明  

   法を守るか守らないかは自分で決める


 釈迦
  「世間に振り回されるな 世間を馬鹿にせよ 自由人であれ」
   





8.世間を無視したりすれば,エゴイストと言われる心配もありますが
     
 滅私奉公 ~ 国家神道

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