小浜逸郎さんはこんなことを①-「この国はなぜ寂しいのか-『ものさし』を失った日本人」 PHP 1998年 (1) /「遠江」創刊号 S51.12 ①【再掲載 2014.12】
今回は、
「小浜逸郎さんはこんなことを」①を載せます。
紹介するのは、「この国はなぜ寂しいのか-『ものさし』を失った日本人」(1)です。
出版社の案内には、
「『失楽園』現象から『酒鬼薔薇事件』『金属バット事件』『個性尊重論』の問題に至るま
で子供や思春期の少年たちにかかわる社会現象をテーマに、不安と虚無感におびえる世
相を読み解く。精神不況の時代を読む。」
とあります。
今回紹介分より強く印象に残った言葉は…
・「子供より大人がかわいそう」
・「今の子供たちが抱いているような寂しさを持ってきた日本人は有史以来存在しない」
・「『失楽園』に群がる時代の気分 - 長大な駄作 退屈な中高年おじさん向きおとぎ話」
・「学校教育が個性を育てたためしなどないし,これからもあり得ない」
「個性などというものは,大多数の凡庸さを基盤としてこそ成り立つのではないか。み
んなが個性的になって,何の個性ぞ。」
・「それぞれがそれぞれの分をわきまえ,個々の生を具体的なものへと突き固めていく
= 生きよ そのままで」
もう一つ、再掲載となりますが、
「遠江」創刊号①を載せます。
「遠江」は浜松史跡調査顕彰会専門委員会が出している歴史・民俗の雑誌です。
近接地域のことに少し詳しくなることができます。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。

<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆小浜逸郎さんはこんなことを①-「この国はなぜ寂しいのか-『ものさし』を失った日本人」 PHP(1)

◇日本人が元気を取り戻す方法
物差し喪失の時代感覚
たこつぼ型社会は変わっていない
ある教育現場での不毛な議論
たこつぼ型 - 一家言乱舞
「元気が出ない理由」をさぐる
◇なぜ寂しいのか
子供より大人がかわいそう
村上龍「寂しい国の殺人」
※今の子供たちが抱いているような寂しさを持ってきた日本人は有史以来存在しない
↓
◎ 個人の価値基準(物差し)を如何に獲得するか
◇不倫本ブームに見る安っぽい逃避願望
「失楽園」に群がる時代の気分
◎長大な駄作 - 退屈な中高年おじさん向きおとぎ話 - 時代の気分
∥
◎文化的危機
男女のエロスは「肉体的な性愛」だけではない
中高年おじさん向きのおとぎ話
新しいものは何もない
「不機嫌な果実」がとらえたた退屈と倦怠感
日本人よ刹那的な超越を消費するな
失楽園 - 駄作であるからこそ気安く飛びついた
◇知的ベストセラーに群がる大衆の自己不安感
「知の技法」というタイトルの魅力
「ソフィーの世界」が読まれていない現実
「売れる」外的理由
知的大衆の自己不安
「無用の用」としての教科書
「個性」と「知」の強迫観念
小浜 「学校教育が個性を育てたためしなどないし,これからもあり得ない」
「個性などというものは,大多数の凡庸さを基盤としてこそ成り立つのでは
ないか。みんなが個性的になって,何の個性ぞ。」
↓
◎ 個性の尊重と個の尊厳とは相容れない概念
(差異の強調)(差異の度外視)
◎ 個性大安売りのうつろなかけ声-平凡さは埋没の危機を意味する
= 個性宣伝教育界
◎「平凡であることに安住できなくなった現代人の強い不安反応の一つ」
人々は絶えず抽象的な「個性」という呪文を自分にかけていないといたたまれない
生きよそのままで
近代民主主義はおのれが作り出した退屈な平準化の光景に悩んでいる
↓
平準化した豊かさの中に何とか希望を見いだすべき
|
◎「個性個性」などとコセコセ騒ぐ前に,私たちの時代と社会に特有の個の生の条件を引
き受け享受するために必要とされる時間のスケール感覚を少し変えてみたらどうか
∥
※ 文化の新しい修業時代
◎ それぞれがそれぞれの分をわきまえ,個々の生を具体的なものへと突き固めていく
= 「生きよ そのままで」
☆「遠江」創刊号 S51.12 ①【再掲載 2014.12】
◇伊場遺跡 向坂鋼二
□大溝
① 津守跡説の検討「浜津郷」
大溝は小川?
浜津郷 = 田尻・米津?(馬込川旧河口)
② 郡衙跡説の検討
「布知厨」墨書土器・木簡
③ 御厨説
④ 駅馬府説 - 最有力?
竹田郷の故地は?
◇鋳物師・山田七郎左衛門
山田七郎左右衛門
- 森町の代々の鋳物師
◇弘化3年打ちこわし
1846年 6月小沢渡村の十太夫(観農長庄屋)
◇的伝一着和尚 内山つねを
□浜松市新橋町禪定山大通院 的伝一着(足利時代)
□大通院落魄
的伝 生前は一着和尚
1395年 佐藤村に大通山瑞雲寺
→ 1401年 新橋に大通院
□大通院には4つの塔頭寺
光勝院(赤門)・智勝院(廃寺)・泰雲軒(廃寺)・竜珠庵(廃寺)
◇遠州地方の昆虫 渡辺一雄
ハルゼミ(マツゼミ)
チッチゼミ(本州最小)
ハッチョウトンボ(日本最小)
ギフチョウ(湖西連峰,引佐)
◇浜松張り子とその作者 渥美登良男
浜松張り子の創始者は三輪永保氏 1848.10.11生 元魚町
二代目・三輪永智
「かすみや」へ見習い入店
昭和20年6月18日空襲により途絶
三代目・志乃-初代永保の六女
大正6年 旅篭町の二橋幸平(魚屋)と結婚
昭和22年 浜松張り子を復興
四代目加代子(S6.5生) 志乃の子息四郎さんの嫁
「小浜逸郎さんはこんなことを」①を載せます。
紹介するのは、「この国はなぜ寂しいのか-『ものさし』を失った日本人」(1)です。
出版社の案内には、
「『失楽園』現象から『酒鬼薔薇事件』『金属バット事件』『個性尊重論』の問題に至るま
で子供や思春期の少年たちにかかわる社会現象をテーマに、不安と虚無感におびえる世
相を読み解く。精神不況の時代を読む。」
とあります。
今回紹介分より強く印象に残った言葉は…
・「子供より大人がかわいそう」
・「今の子供たちが抱いているような寂しさを持ってきた日本人は有史以来存在しない」
・「『失楽園』に群がる時代の気分 - 長大な駄作 退屈な中高年おじさん向きおとぎ話」
・「学校教育が個性を育てたためしなどないし,これからもあり得ない」
「個性などというものは,大多数の凡庸さを基盤としてこそ成り立つのではないか。み
んなが個性的になって,何の個性ぞ。」
・「それぞれがそれぞれの分をわきまえ,個々の生を具体的なものへと突き固めていく
= 生きよ そのままで」
もう一つ、再掲載となりますが、
「遠江」創刊号①を載せます。
「遠江」は浜松史跡調査顕彰会専門委員会が出している歴史・民俗の雑誌です。
近接地域のことに少し詳しくなることができます。
<浜松のオリーブ園>
浜松にもオリーブ園ができました。
和Olieve 園のサイト
〈ふじのくに魅力ある個店〉
静岡県には、個性ある魅力ある個店がいくつもあります。
休みの日に、ここにあるお店を訪ねることを楽しみにしています。
機会があれば、ぜひお訪ねください。

<浜松の新名所 浜松ジオラマファクトリー!>
ものづくりのまちとも言われる浜松。
山田卓司さんのすばらしい作品を
ザザシティ西館の浜松ジオラマファクトリーで味わえます。
お近くにお寄りの時は ぜひ お訪ねください。
☆小浜逸郎さんはこんなことを①-「この国はなぜ寂しいのか-『ものさし』を失った日本人」 PHP(1)

◇日本人が元気を取り戻す方法
物差し喪失の時代感覚
たこつぼ型社会は変わっていない
ある教育現場での不毛な議論
たこつぼ型 - 一家言乱舞
「元気が出ない理由」をさぐる
◇なぜ寂しいのか
子供より大人がかわいそう
村上龍「寂しい国の殺人」
※今の子供たちが抱いているような寂しさを持ってきた日本人は有史以来存在しない
↓
◎ 個人の価値基準(物差し)を如何に獲得するか
◇不倫本ブームに見る安っぽい逃避願望
「失楽園」に群がる時代の気分
◎長大な駄作 - 退屈な中高年おじさん向きおとぎ話 - 時代の気分
∥
◎文化的危機
男女のエロスは「肉体的な性愛」だけではない
中高年おじさん向きのおとぎ話
新しいものは何もない
「不機嫌な果実」がとらえたた退屈と倦怠感
日本人よ刹那的な超越を消費するな
失楽園 - 駄作であるからこそ気安く飛びついた
◇知的ベストセラーに群がる大衆の自己不安感
「知の技法」というタイトルの魅力
「ソフィーの世界」が読まれていない現実
「売れる」外的理由
知的大衆の自己不安
「無用の用」としての教科書
「個性」と「知」の強迫観念
小浜 「学校教育が個性を育てたためしなどないし,これからもあり得ない」
「個性などというものは,大多数の凡庸さを基盤としてこそ成り立つのでは
ないか。みんなが個性的になって,何の個性ぞ。」
↓
◎ 個性の尊重と個の尊厳とは相容れない概念
(差異の強調)(差異の度外視)
◎ 個性大安売りのうつろなかけ声-平凡さは埋没の危機を意味する
= 個性宣伝教育界
◎「平凡であることに安住できなくなった現代人の強い不安反応の一つ」
人々は絶えず抽象的な「個性」という呪文を自分にかけていないといたたまれない
生きよそのままで
近代民主主義はおのれが作り出した退屈な平準化の光景に悩んでいる
↓
平準化した豊かさの中に何とか希望を見いだすべき
|
◎「個性個性」などとコセコセ騒ぐ前に,私たちの時代と社会に特有の個の生の条件を引
き受け享受するために必要とされる時間のスケール感覚を少し変えてみたらどうか
∥
※ 文化の新しい修業時代
◎ それぞれがそれぞれの分をわきまえ,個々の生を具体的なものへと突き固めていく
= 「生きよ そのままで」
☆「遠江」創刊号 S51.12 ①【再掲載 2014.12】
◇伊場遺跡 向坂鋼二
□大溝
① 津守跡説の検討「浜津郷」
大溝は小川?
浜津郷 = 田尻・米津?(馬込川旧河口)
② 郡衙跡説の検討
「布知厨」墨書土器・木簡
③ 御厨説
④ 駅馬府説 - 最有力?
竹田郷の故地は?
◇鋳物師・山田七郎左衛門
山田七郎左右衛門
- 森町の代々の鋳物師
◇弘化3年打ちこわし
1846年 6月小沢渡村の十太夫(観農長庄屋)
◇的伝一着和尚 内山つねを
□浜松市新橋町禪定山大通院 的伝一着(足利時代)
□大通院落魄
的伝 生前は一着和尚
1395年 佐藤村に大通山瑞雲寺
→ 1401年 新橋に大通院
□大通院には4つの塔頭寺
光勝院(赤門)・智勝院(廃寺)・泰雲軒(廃寺)・竜珠庵(廃寺)
◇遠州地方の昆虫 渡辺一雄
ハルゼミ(マツゼミ)
チッチゼミ(本州最小)
ハッチョウトンボ(日本最小)
ギフチョウ(湖西連峰,引佐)
◇浜松張り子とその作者 渥美登良男
浜松張り子の創始者は三輪永保氏 1848.10.11生 元魚町
二代目・三輪永智
「かすみや」へ見習い入店
昭和20年6月18日空襲により途絶
三代目・志乃-初代永保の六女
大正6年 旅篭町の二橋幸平(魚屋)と結婚
昭和22年 浜松張り子を復興
四代目加代子(S6.5生) 志乃の子息四郎さんの嫁
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