「英傑の日本史」井沢元彦 角川学芸文庫 2013年 ⑥ /「児童生徒に聞かせたいさわやか1分話」柴山一郎 学陽書房 1993年 ⑩【再掲載 2017.6】
今日は2月17日、月曜日です。
今回は、2月14日に続いて、井沢元彦さんの
「英傑の日本史 坂本龍馬編」の紹介 6回目です。
出版社の案内には、
「坂本龍馬の生涯を軸にすえ、武市半平太、西郷隆盛、高杉晋作、勝海
舟、徳川慶喜ほか幕末の英傑たちが歩んだ激動のドラマに肉迫。虚像
多き龍馬像をつきくずし、新たな龍馬と維新のダイナミズムを描きだ
す」
とあります。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「武市半平太の誤算 8月18日の政変により悪とされた」
・「半平太の失敗は土佐藩にこだわりすぎたこと。容堂も半平太を死な
せたことを晩年しきりに悔やんだ」
・「鞍馬天狗の一部分のモデルは龍馬。月形半平太のモデルは武市半平
太と月形洗蔵」
もう一つ、再掲載になりますが、柴山一郎さんの
「児童生徒に聞かせたいさわやか1分話」⑩を載せます。
☆「英傑の日本史」井沢元彦 角川学芸文庫 2013年 ⑥

◇薩長同盟
天誅組の変と吉村寅太郎
8月17日 大和国五条代官書攻撃
8月18日の政変
三条実美解任追放 長州藩を追放
天皇は攘夷だが倒幕の気はなかった
勤王派の苦渋 長州征伐
西郷参謀長 - 勝のアドバイスで軟化
武市半平太の誤算
土佐藩は「関ヶ原の勝ち組」
薩長は「関ヶ原の負け組」
山内容堂 若い藩主の豊範に影響力
半平太の勤皇党が岡田以蔵を筆頭に強力な暗殺者集団を抱
えた
→ 8月18日の政変により「悪」とされた
世の流れは公武合体へ
8月18日の政変
→ 佐幕派が息を吹き返し討幕派は力を失った
和宮の降家 家茂と
→ 山内容堂
猫をかぶっていたが、保守派を使い勤皇党のメン
バーを次々と逮捕
人斬り以蔵
以蔵に思想はなく人間関係で動いていた
以蔵に対する拷問は実に過酷なものだった
藩論一致のこだわり
武市半平太
1865年 「不敬行為」で切腹
半平太の失敗は土佐藩にこだわりすぎたこと
容堂も半平太を死なせたことを晩年しきりに悔やんだ
月形半平太と鞍馬天狗のモデル
鞍馬天狗のモデル
一部分は龍馬
月形半平太のモデルは武市半平太と月形洗蔵
幕末の奇跡 薩長同盟
長州つぶしを防いだのは勝海舟、西郷隆盛と黒田長溥(実家
は島津家-養子)
家臣が月形洗蔵
福岡藩の英断
5人の公家を福岡藩が引き取り、保護
月形洗蔵は幕府にも薩摩にも長州にも感謝され一目置かれた
月形洗蔵の命運
洗蔵は薩摩の西郷、小松帯刀ともパイプ
洗蔵は「薩長同盟」にも一歩踏み出した
→ 第二次長州征伐で黒田家の守旧派は恐怖心
→ 藩内の勤皇派は捕らえられ幽閉された
(乙丑の獄) 洗蔵は斬首極刑
開国
- もうひとつの道
黒田長溥「米露と組み開国し、英仏に対抗すべし」
筑前勤皇党の功績
月形洗蔵の努力があったからこそ薩長同盟の土台
中岡慎太郎と筑前勤皇党との交流
8.18政変で長州に亡命-久坂玄瑞のもとへ
三田尻で三条実美に抜擢され直臣となった
神戸海軍操練所の閉鎖
1865.3正式に閉鎖
海援隊構想の芽生え
高杉晋作決起する
1864年12月 長州藩内で守旧派が帯刀
毛利父子軟禁して幕府に降伏
→ 高杉晋作
功山寺の決起 クーデター
84人の兵力で数千人に対して
守旧派倒し、藩の実検を奪い返す
薩長和解へ
開国と近代化がセットの「大攘夷」
1863年 薩英戦争 薩摩の目覚め
1864年 馬関戦争 長州の目覚め 若干のタイムラグ
桂との約束を破った西郷の思惑
桂は激怒
龍馬・中岡慎太郎の面目は丸つぶれ
西郷は長州を討つ勅許を許さまいと努力
- 大久保利通からの連絡
「薩摩は信用できん」
発案者不詳の提案
薩摩が長州のために薩摩名義で必要なものを買ってくれないか
☆「児童生徒に聞かせたいさわやか1分話」柴山一郎 学陽書房 1993年 ⑩【再掲載 2017.6】

◇デカルト
1596~1650 フランス
「すべて良き書物を読むことは,過去の最もすぐれた人々と会話を
かわすようなものである」
◇シュリーマン
1822~1890
「ホメロスなくしてトロヤなし」
◇内村鑑三
「書を読まざる日は損失の日なり」
◇国木田独歩
1871~1908
「読書を廃す,これ自殺なり」
読書3つの効用
① 著者との対話
② いつでもどこでも相手いらず
③ 顔が引き締まって美しくなる
◇孔子
「義を見てせざるは勇なきなり」
◇カント
「もし正義が滅びるならば人はこの世に住む必要はなかろう」
「苦を同じくすることが正義と人間愛の根本」
◇フランクリン
1706~1790
「良い戦争,悪い平和などあったためしがない」
◎13戒律
①節制
②沈黙
③規律
④決断
⑤倹約
⑥勤勉
⑦誠実
⑧正義
⑨節度
⑩清潔
⑪平静
⑫純潔
⑬謙譲
◇諺・イギリス
「牛乳を配達する人間は,これを飲む人間より健康である。」
◎働くからこそ余暇の喜び
「立てる農夫は座せる紳士より尊い」
◇福沢諭吉
「心訓」
世の中で一番楽しく立派なことは 一生涯を貫く仕事を持つこ
とです。
世の中で一番惨めなことは 人間として教養のないことです。
世の中で一番寂しいことは する仕事のないことです。
世の中で一番醜いことは 他人の生活をうらやむことです。
世の中で一番偉いことは 他人のために奉仕し決して恩にきせ
ないことです
世の中で一番美しいことは すべてのものに愛情を持つことで
す。
世の中で一番悲しいことは うそをつくことです
今回は、2月14日に続いて、井沢元彦さんの
「英傑の日本史 坂本龍馬編」の紹介 6回目です。
出版社の案内には、
「坂本龍馬の生涯を軸にすえ、武市半平太、西郷隆盛、高杉晋作、勝海
舟、徳川慶喜ほか幕末の英傑たちが歩んだ激動のドラマに肉迫。虚像
多き龍馬像をつきくずし、新たな龍馬と維新のダイナミズムを描きだ
す」
とあります。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「武市半平太の誤算 8月18日の政変により悪とされた」
・「半平太の失敗は土佐藩にこだわりすぎたこと。容堂も半平太を死な
せたことを晩年しきりに悔やんだ」
・「鞍馬天狗の一部分のモデルは龍馬。月形半平太のモデルは武市半平
太と月形洗蔵」
もう一つ、再掲載になりますが、柴山一郎さんの
「児童生徒に聞かせたいさわやか1分話」⑩を載せます。
☆「英傑の日本史」井沢元彦 角川学芸文庫 2013年 ⑥

◇薩長同盟
天誅組の変と吉村寅太郎
8月17日 大和国五条代官書攻撃
8月18日の政変
三条実美解任追放 長州藩を追放
天皇は攘夷だが倒幕の気はなかった
勤王派の苦渋 長州征伐
西郷参謀長 - 勝のアドバイスで軟化
武市半平太の誤算
土佐藩は「関ヶ原の勝ち組」
薩長は「関ヶ原の負け組」
山内容堂 若い藩主の豊範に影響力
半平太の勤皇党が岡田以蔵を筆頭に強力な暗殺者集団を抱
えた
→ 8月18日の政変により「悪」とされた
世の流れは公武合体へ
8月18日の政変
→ 佐幕派が息を吹き返し討幕派は力を失った
和宮の降家 家茂と
→ 山内容堂
猫をかぶっていたが、保守派を使い勤皇党のメン
バーを次々と逮捕
人斬り以蔵
以蔵に思想はなく人間関係で動いていた
以蔵に対する拷問は実に過酷なものだった
藩論一致のこだわり
武市半平太
1865年 「不敬行為」で切腹
半平太の失敗は土佐藩にこだわりすぎたこと
容堂も半平太を死なせたことを晩年しきりに悔やんだ
月形半平太と鞍馬天狗のモデル
鞍馬天狗のモデル
一部分は龍馬
月形半平太のモデルは武市半平太と月形洗蔵
幕末の奇跡 薩長同盟
長州つぶしを防いだのは勝海舟、西郷隆盛と黒田長溥(実家
は島津家-養子)
家臣が月形洗蔵
福岡藩の英断
5人の公家を福岡藩が引き取り、保護
月形洗蔵は幕府にも薩摩にも長州にも感謝され一目置かれた
月形洗蔵の命運
洗蔵は薩摩の西郷、小松帯刀ともパイプ
洗蔵は「薩長同盟」にも一歩踏み出した
→ 第二次長州征伐で黒田家の守旧派は恐怖心
→ 藩内の勤皇派は捕らえられ幽閉された
(乙丑の獄) 洗蔵は斬首極刑
開国
- もうひとつの道
黒田長溥「米露と組み開国し、英仏に対抗すべし」
筑前勤皇党の功績
月形洗蔵の努力があったからこそ薩長同盟の土台
中岡慎太郎と筑前勤皇党との交流
8.18政変で長州に亡命-久坂玄瑞のもとへ
三田尻で三条実美に抜擢され直臣となった
神戸海軍操練所の閉鎖
1865.3正式に閉鎖
海援隊構想の芽生え
高杉晋作決起する
1864年12月 長州藩内で守旧派が帯刀
毛利父子軟禁して幕府に降伏
→ 高杉晋作
功山寺の決起 クーデター
84人の兵力で数千人に対して
守旧派倒し、藩の実検を奪い返す
薩長和解へ
開国と近代化がセットの「大攘夷」
1863年 薩英戦争 薩摩の目覚め
1864年 馬関戦争 長州の目覚め 若干のタイムラグ
桂との約束を破った西郷の思惑
桂は激怒
龍馬・中岡慎太郎の面目は丸つぶれ
西郷は長州を討つ勅許を許さまいと努力
- 大久保利通からの連絡
「薩摩は信用できん」
発案者不詳の提案
薩摩が長州のために薩摩名義で必要なものを買ってくれないか
☆「児童生徒に聞かせたいさわやか1分話」柴山一郎 学陽書房 1993年 ⑩【再掲載 2017.6】

◇デカルト
1596~1650 フランス
「すべて良き書物を読むことは,過去の最もすぐれた人々と会話を
かわすようなものである」
◇シュリーマン
1822~1890
「ホメロスなくしてトロヤなし」
◇内村鑑三
「書を読まざる日は損失の日なり」
◇国木田独歩
1871~1908
「読書を廃す,これ自殺なり」
読書3つの効用
① 著者との対話
② いつでもどこでも相手いらず
③ 顔が引き締まって美しくなる
◇孔子
「義を見てせざるは勇なきなり」
◇カント
「もし正義が滅びるならば人はこの世に住む必要はなかろう」
「苦を同じくすることが正義と人間愛の根本」
◇フランクリン
1706~1790
「良い戦争,悪い平和などあったためしがない」
◎13戒律
①節制
②沈黙
③規律
④決断
⑤倹約
⑥勤勉
⑦誠実
⑧正義
⑨節度
⑩清潔
⑪平静
⑫純潔
⑬謙譲
◇諺・イギリス
「牛乳を配達する人間は,これを飲む人間より健康である。」
◎働くからこそ余暇の喜び
「立てる農夫は座せる紳士より尊い」
◇福沢諭吉
「心訓」
世の中で一番楽しく立派なことは 一生涯を貫く仕事を持つこ
とです。
世の中で一番惨めなことは 人間として教養のないことです。
世の中で一番寂しいことは する仕事のないことです。
世の中で一番醜いことは 他人の生活をうらやむことです。
世の中で一番偉いことは 他人のために奉仕し決して恩にきせ
ないことです
世の中で一番美しいことは すべてのものに愛情を持つことで
す。
世の中で一番悲しいことは うそをつくことです
この記事へのコメント
ただこれはあくまで創作の可能性もあるので何とも言えませんが・・・(苦笑)。
萌田かずきちさん ありがとうございます。
歴史は想像する楽しみがありますね。
想像をする楽しみを味わいに遺跡の現地説明会にしばしば出かけています。
人任せの私、さっぱりで・・・・
また勉強します~
わたしは詳しくはないのですが‥
ブログ内容の移行を済ませると、管理画面上部に
「【注意】このブログは移行は完了していますが、まだ転送設定
がされていません。こちらから設定をお願いします。」
と出ていると思います。
その設定をするとSSブログは表示されなくなり、アイコンを押すとSeesaaブログにとんでしまいます。
その設定をしないでいると(わたしもそうです)SSブログはまだ使うことができます。
※詳しい方が多いと思うので、わかりやすい表現に直してくれるとありがたく思います。
体重の増減は、単純に見えて、しかし、その変動の原因まで考えると、
実に微妙なものに見えます。
わかりやすいと思います。
SSブログの方が運用しやすかったですね!
Niceボタンは良かったです・・・(^-^)!!
福沢諭吉さんがお札の顔から変わり、少し寂しく感じています。
Niceボタンには慣れていたので、ないと不思議な感じがします。
でも、このコメント入れるの
面倒ですね。
勝者の理屈と言い訳で歴史が作られてしまうだけ...
暴力で得た利権は、暴力で奪回されようとし
繰り返される戦争の狭間に、不安定な平和がある
ような気がします。
よろしくお願いいたします。
sasanonoさん ありがとうございます。
ウクライナとロシアの停戦ががどうなるか気に掛かります。