山折哲雄さんはこんなことを 34-「いまを生きる」 淡交社 1999年 (4) /「職員室の経営学」 飯田稔 ぎょうせい 1998年 ⑥(最終)【再掲載 2015.3】
今日は2月25日、火曜日です。
今回は2月15日に続いて「山折哲雄さんはこんなことを」の34回目、
「いまを生きる」の紹介 4回目です。
出版社の案内には、
「さまよいつづける心と死生観。つぎからつぎへと新たに『人間
とは何か?』の問いを問いつづける現代の世相を解き明かす」
とあります。
宗教についてはいろいろなとらえ方がありますが、
抜き書きを読み、興味を持たれた方はお読みください。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「両手で食器を扱い、両手を添えてと両手で食事をし、食事中の音を
一切消す雲水の姿の美しさ」
・「千手観音は千本の手がいつも我々をさし招いてくれる」
・「生と死が平等の権利を主張し始めている無常の風が吹き始めている」
もう一つ、再掲載になりますが、飯田稔さんの
「職員室の経営学」⑥を載せます。
どのような職員室であったらよいのかを考えさせてくれます。
☆山折哲雄さんはこんなことを 34-「いまを生きる」 淡交社 1999年 (4)

◇合掌の美 身代わりの千手観音
自分の手を見る
~ 悪いことをした記憶
比叡山の回峯行者
衆生斉度の布施行
永平寺
三黙道場 食堂・便所・浴室
食事中の音を一切消す雲水
・両手で食器を扱う
・両手で食事をする雲水の姿の美しさ
・両手を添える=合掌の美
手のない人は?
「手を合わせ 心を合わせて 幸せに…」
形の合掌と心の合掌
千手観音
身代わりになった
千本の手がいつも我々をさし招いてくれる
◇今の時代の気分
自死願望
- 死がある種の軽さをもって考えられる時代
死に急ぐ若者たち
人生とは何が何でも生き抜かなければならない一筋道のレースであ
るという考え方が次第に失われつつある。
永六輔「大往生」 五木寛之「大河の一滴」
個の自立か大河の一滴か
無常の風が吹き始めている
生と死が平等の権利を主張し始めている
「万葉集」愛(相聞歌)と死(挽歌)は合わせ鏡のようなものだった。
「平家物語」源氏武士は切腹 西国平氏が水死に
無情意識が我々の価値観の源泉
無常の風に身を任せる
◇橋と境界
別世界への入り口が橋
- 異界に通じる惑わしの通路
怪奇と怨念が出会う非日常の舞台
行者と聖による占い
祭りと芸能の見せ物
☆「職員室の経営学」 飯田稔 ぎょうせい 1998年 ⑥(最終)【再掲載 2015.3】
[出版社の内容紹介]
今から10余年前、多くの人は学校の活性化を口にした。
そして今、大きな教育改革の時を迎えた。しかし、教育
内容、方法などだけでなく、最も変わらなければならな
いのは、教師その人ではないか。学制130年、いつか強
固にできてしまった教師の体質。職員室を中心につくら
れた、教師の人間関係や行動様式。これがまた、学校の
常識は世間の非常識と批判の対象になっている。本書は、
教職の抱える問題点、教師に気づいてほしいことなど、
率直に書いた連載に、当面する教育問題を書き加えると
ともに、各章とも手直しして一冊にまとめたものである。

◇校長の知らぬ間に
卒業生寂しく帰る
学校の都合ばかりが
お礼の品は
◇我が町の近所の人と
家に帰れば
気さくな先生
地域の一員
やはり煩わしいが
教師自身の生涯学習とボランティア活動
◇通じる話と通じにくい話
トップの自覚
人柄の良さ・清き明けき心 + 勉強・判断力
緊張の仕方
ポケットマネーの発想
謙虚さ
肩書きがなくても
地金の善さ
◇人間関係の智恵を
人間関係の機微 人間関係の知恵
他人のことによく気付く
人格低劣-裸の王様
プライバシー保護
人を見抜く力を
◇学校の常識と世間の常識
封書の表書き
レポート用紙に
◇結婚式のスピーチ
新生活か第二の人生か
忌み言葉は避けて
スピーチには予備を
◇リーダー
叱咤と激励を巧く組み合わせること
◇職員会議・校長の権限
職員会議
「荒れる職員会議と沈黙の職員会議」
問われる校長像
校長の学識・常識・見識
→ これからは活私奉公
今回は2月15日に続いて「山折哲雄さんはこんなことを」の34回目、
「いまを生きる」の紹介 4回目です。
出版社の案内には、
「さまよいつづける心と死生観。つぎからつぎへと新たに『人間
とは何か?』の問いを問いつづける現代の世相を解き明かす」
とあります。
宗教についてはいろいろなとらえ方がありますが、
抜き書きを読み、興味を持たれた方はお読みください。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「両手で食器を扱い、両手を添えてと両手で食事をし、食事中の音を
一切消す雲水の姿の美しさ」
・「千手観音は千本の手がいつも我々をさし招いてくれる」
・「生と死が平等の権利を主張し始めている無常の風が吹き始めている」
もう一つ、再掲載になりますが、飯田稔さんの
「職員室の経営学」⑥を載せます。
どのような職員室であったらよいのかを考えさせてくれます。
☆山折哲雄さんはこんなことを 34-「いまを生きる」 淡交社 1999年 (4)

◇合掌の美 身代わりの千手観音
自分の手を見る
~ 悪いことをした記憶
比叡山の回峯行者
衆生斉度の布施行
永平寺
三黙道場 食堂・便所・浴室
食事中の音を一切消す雲水
・両手で食器を扱う
・両手で食事をする雲水の姿の美しさ
・両手を添える=合掌の美
手のない人は?
「手を合わせ 心を合わせて 幸せに…」
形の合掌と心の合掌
千手観音
身代わりになった
千本の手がいつも我々をさし招いてくれる
◇今の時代の気分
自死願望
- 死がある種の軽さをもって考えられる時代
死に急ぐ若者たち
人生とは何が何でも生き抜かなければならない一筋道のレースであ
るという考え方が次第に失われつつある。
永六輔「大往生」 五木寛之「大河の一滴」
個の自立か大河の一滴か
無常の風が吹き始めている
生と死が平等の権利を主張し始めている
「万葉集」愛(相聞歌)と死(挽歌)は合わせ鏡のようなものだった。
「平家物語」源氏武士は切腹 西国平氏が水死に
無情意識が我々の価値観の源泉
無常の風に身を任せる
◇橋と境界
別世界への入り口が橋
- 異界に通じる惑わしの通路
怪奇と怨念が出会う非日常の舞台
行者と聖による占い
祭りと芸能の見せ物
☆「職員室の経営学」 飯田稔 ぎょうせい 1998年 ⑥(最終)【再掲載 2015.3】
[出版社の内容紹介]
今から10余年前、多くの人は学校の活性化を口にした。
そして今、大きな教育改革の時を迎えた。しかし、教育
内容、方法などだけでなく、最も変わらなければならな
いのは、教師その人ではないか。学制130年、いつか強
固にできてしまった教師の体質。職員室を中心につくら
れた、教師の人間関係や行動様式。これがまた、学校の
常識は世間の非常識と批判の対象になっている。本書は、
教職の抱える問題点、教師に気づいてほしいことなど、
率直に書いた連載に、当面する教育問題を書き加えると
ともに、各章とも手直しして一冊にまとめたものである。

◇校長の知らぬ間に
卒業生寂しく帰る
学校の都合ばかりが
お礼の品は
◇我が町の近所の人と
家に帰れば
気さくな先生
地域の一員
やはり煩わしいが
教師自身の生涯学習とボランティア活動
◇通じる話と通じにくい話
トップの自覚
人柄の良さ・清き明けき心 + 勉強・判断力
緊張の仕方
ポケットマネーの発想
謙虚さ
肩書きがなくても
地金の善さ
◇人間関係の智恵を
人間関係の機微 人間関係の知恵
他人のことによく気付く
人格低劣-裸の王様
プライバシー保護
人を見抜く力を
◇学校の常識と世間の常識
封書の表書き
レポート用紙に
◇結婚式のスピーチ
新生活か第二の人生か
忌み言葉は避けて
スピーチには予備を
◇リーダー
叱咤と激励を巧く組み合わせること
◇職員会議・校長の権限
職員会議
「荒れる職員会議と沈黙の職員会議」
問われる校長像
校長の学識・常識・見識
→ これからは活私奉公
この記事へのコメント
拝読させて頂きました。
色々と参考になります。
有難う御座いました。
今日も来ましたよ♪
死を身近に感じることが増えてきました。
歳を重ねて、ようやく穏やかに話すことができるようになりつつあります。
日に何回かお念仏を唱えるようになりました。