「絵本で学級づくり学校づくり」桜田恵美子 黎明書房 2014年 ① /「宮本常一が見た日本」佐野眞一 NHK出版 2001年 ⑤【再掲載 2011.10】
今日は3月25日、火曜日です。
今回は、桜田恵美子さんの
「絵本で学級づくり学校づくり」1回目の紹介です。
出版社の案内には、
「学級開きに読む絵本や各教科に興味をもたせる絵本、行事にあわせた
絵本など、小学校で役立つ絵本100余を効果的に使うメソッドを紹
介。絵本の力で、学級づくりを円滑に進めることができる。」
とあります。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「絵本を読むと学級が落ち着き、変わります」
・「約束
『聞きたくない人は聞かなくてもよい』
『聞いているている人の邪魔になるのはなし』」
・「ブッカー(透明シート) 」
- 本にかけられる透明のカバーフィルムの呼び方を知りました
もう一つ、再掲載になりますが、佐野眞一さんの
「宮本常一が見た日本」⑤を載せます。
明治維新、太平洋戦争敗戦の大変革を機に捨て去られてしまったものの
中に大切なものも含まれていたと感じます。
☆「絵本で学級づくり学校づくり」桜田恵美子 黎明書房 2014年 ①

◇はじめに
「絵本を読むと学級が落ち着き、変わります」
「本の話は、何十年と本に関わった人にしか書けない」
多賀一郎(追手門学院小学校)
◇絵本で学級づくり 手探りでスタート
1 新任で1年生の担任に
学級文庫の充実を図る
2 学級文庫の作り方
インターネットで段ボール
- 一箱数万円というものを冊数重視で買う
図書館の廃棄本をいただく
古本(ブックオフなど)を買う
3 読み語りを聞くときのルールを決める
聞きたくない人は聞かなくてもよい
聞いている人の邪魔になるのはなし
4 さくら文庫誕生
数百冊の本にブッカー(透明シート)
- インターネットでロール買い
5 学級文庫と自宅本棚の使い分け
☆「宮本常一が見た日本」佐野眞一 NHK出版 2001年 ⑤【再掲載 2011.10】

◇記録する精神
停滞に彩られた町
昭和35(1960)年『忘れられた日本人』出版
萩市沖離島への旅
『私の日本地図-13 萩付近』同友館
見島
長州藩 ずっと萩で我慢した
1860桜田門外の変 → 1862藩庁を山口に
第一次長州征伐
幕府「山口城を破却して萩へ戻れ」
「山口は役所」
→ 藩主のみ萩城へ
司馬遼太郎『街道をゆく』(目線が高い)のヒントは宮本『私の
日本地図』(目線が低い)
※ 人々は萩の町を捨てた(4万人→1万人)
萩を救いようのない町にしようとした 150年前人々
から見捨てられた
幕末から萩の衰退が始まる
明治9(1876)年 前原一成による「萩の乱」
萩に残った人々は東京に出て行った人々に対して心を閉ざし
頑ななまでに古いことを守るようになった
- しかし萩は死ななかった
- いわば、進歩に背を向け生き続けてきたと言ってよかっ
た。そこには筋を通して生きようとする気迫があった
= 停滞していると一見見える町にも長い歴史の営為があり
そこに住む人々の知恵が息づいている
- 近代化を拒否された中で生き続けてきた生き方
見島へ
高速船「おにようず」誕生凧「おにようず」
昭35~37年 見島文化財総合調査
10~15年、本土から遅れている状況の調査
維新以前の人々の語り口調
言葉に抑揚がありリズムがあり表現に叙述があり物語的な
ものがあった
↑↓
維新後の人々
散文的・説明的・概念的
- 戦前の屋久島調査
国境の島
200基の古墳(ジーコンポ)7~10世紀 防人の墓?
- 現在も国防上の重要点
「見島牛」国指定天然記念物
和牛の原形 - 渡来
昭和39(1964)年 24時間送電体制
レーダー基地
1950年 朝鮮戦争 米軍
1955年2月 航空自衛隊のレーダーサイト
宮本は見島から強烈な印象を刻まれた
今回は、桜田恵美子さんの
「絵本で学級づくり学校づくり」1回目の紹介です。
出版社の案内には、
「学級開きに読む絵本や各教科に興味をもたせる絵本、行事にあわせた
絵本など、小学校で役立つ絵本100余を効果的に使うメソッドを紹
介。絵本の力で、学級づくりを円滑に進めることができる。」
とあります。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「絵本を読むと学級が落ち着き、変わります」
・「約束
『聞きたくない人は聞かなくてもよい』
『聞いているている人の邪魔になるのはなし』」
・「ブッカー(透明シート) 」
- 本にかけられる透明のカバーフィルムの呼び方を知りました
もう一つ、再掲載になりますが、佐野眞一さんの
「宮本常一が見た日本」⑤を載せます。
明治維新、太平洋戦争敗戦の大変革を機に捨て去られてしまったものの
中に大切なものも含まれていたと感じます。
☆「絵本で学級づくり学校づくり」桜田恵美子 黎明書房 2014年 ①

◇はじめに
「絵本を読むと学級が落ち着き、変わります」
「本の話は、何十年と本に関わった人にしか書けない」
多賀一郎(追手門学院小学校)
◇絵本で学級づくり 手探りでスタート
1 新任で1年生の担任に
学級文庫の充実を図る
2 学級文庫の作り方
インターネットで段ボール
- 一箱数万円というものを冊数重視で買う
図書館の廃棄本をいただく
古本(ブックオフなど)を買う
3 読み語りを聞くときのルールを決める
聞きたくない人は聞かなくてもよい
聞いている人の邪魔になるのはなし
4 さくら文庫誕生
数百冊の本にブッカー(透明シート)
- インターネットでロール買い
5 学級文庫と自宅本棚の使い分け
☆「宮本常一が見た日本」佐野眞一 NHK出版 2001年 ⑤【再掲載 2011.10】

◇記録する精神
停滞に彩られた町
昭和35(1960)年『忘れられた日本人』出版
萩市沖離島への旅
『私の日本地図-13 萩付近』同友館
見島
長州藩 ずっと萩で我慢した
1860桜田門外の変 → 1862藩庁を山口に
第一次長州征伐
幕府「山口城を破却して萩へ戻れ」
「山口は役所」
→ 藩主のみ萩城へ
司馬遼太郎『街道をゆく』(目線が高い)のヒントは宮本『私の
日本地図』(目線が低い)
※ 人々は萩の町を捨てた(4万人→1万人)
萩を救いようのない町にしようとした 150年前人々
から見捨てられた
幕末から萩の衰退が始まる
明治9(1876)年 前原一成による「萩の乱」
萩に残った人々は東京に出て行った人々に対して心を閉ざし
頑ななまでに古いことを守るようになった
- しかし萩は死ななかった
- いわば、進歩に背を向け生き続けてきたと言ってよかっ
た。そこには筋を通して生きようとする気迫があった
= 停滞していると一見見える町にも長い歴史の営為があり
そこに住む人々の知恵が息づいている
- 近代化を拒否された中で生き続けてきた生き方
見島へ
高速船「おにようず」誕生凧「おにようず」
昭35~37年 見島文化財総合調査
10~15年、本土から遅れている状況の調査
維新以前の人々の語り口調
言葉に抑揚がありリズムがあり表現に叙述があり物語的な
ものがあった
↑↓
維新後の人々
散文的・説明的・概念的
- 戦前の屋久島調査
国境の島
200基の古墳(ジーコンポ)7~10世紀 防人の墓?
- 現在も国防上の重要点
「見島牛」国指定天然記念物
和牛の原形 - 渡来
昭和39(1964)年 24時間送電体制
レーダー基地
1950年 朝鮮戦争 米軍
1955年2月 航空自衛隊のレーダーサイト
宮本は見島から強烈な印象を刻まれた
この記事へのコメント
いうお言葉に甘えて時々いただいております。
NICEです(^^)
絵本は学校教育の上でも、大事な教材なんですね~(^^♪。
今は新聞を読むのがやっとの文字離れです。
かもしれませんね。どうしたものかしら。
菜園作業・蔓延るので草取りも大変ですよね・・・我が家も同様で・草取りに励んでます(>!<"!!。
我が町の昨日は、朝靄が懸り・昼間も曇天の鬱陶しい天気でしたが・・・春霞も乙なものですね(^0^)!!。
週中過ぎには、雨気配で・寒さが戻って来るとの予報・・・体調管理を万全に!!。
私も初めて知りました。
近所の図書館にもあります。いつものぞいています。
力まないで学習することが大切ですね。
凧の写真を見て、見たことがあるとわたしも思いました。
高学年の児童も、宮西達也さんの絵本を楽しんでくれます。大人も楽しめますね。
難しい言葉がないので、皆で一緒に楽しむことができるのがうれしいのですね。
わたしも同様です。時間がなくても慌ただしく読んでいた新聞を、今は‥ 時々、翌日に読んでいます。
どこかに引っかかってくれないかなあといつも望んでいます。
先日カボチャのビニルトンネルを作ろうとして、強風に往生しました。黄砂も気がかりです。
ブッカーをこの本で知りましたが、いつまで覚えていられるか自信がありません。
nice!の押し逃げで申し訳ないですが・・・。
週中過ぎから雨で寒く成るとの予報・体調管理を万全に!!・・・。
庭の桜も花を見せ始めました。春ですね。