「絵本で学級づくり学校づくり」桜田恵美子 黎明書房 2014年 ⑥ /「京都ぎらい」井上章一 朝日新聞出版 2015年 ③【再掲載 2017.7】
今日は4月18日、金曜日です。
今回は4月7日に続いて、桜田恵美子さんの
「絵本で学級づくり学校づくり」6回目の紹介です。
読書案内です。
出版社の案内には、
「学級開きに読む絵本や各教科に興味をもたせる絵本、行事にあわせた
絵本など、小学校で役立つ絵本100余を効果的に使うメソッドを紹
介。絵本の力で、学級づくりを円滑に進めることができる。」
とあります。
もう一つ、再掲載になりますが、井上章一さんの
「京都ぎらい」③を載せます。
洛中千年の間にしみ込んでしまっているだろう「花」と「毒」を、
のぞき見るような気分でした。
☆「絵本で学級づくり学校づくり」桜田恵美子 黎明書房 2014年 ⑥
◇絵本で学級づくり実践編(3)

5 授業に使える教科別絵本リスト
① 国語
1 あいうえおの絵本
「あいうえおの本」安部光雄 ことばさがし
「あいうえおうさま」寺村輝夫 リズムよく
「あっちゃんあがつくたべものあいうえお」さいとうしのぶ
2 言葉のリズムを楽しむ絵本
「めのまどあけろ」 朝~寝る
「きょうはみんなでくまがりだ」
「せきとりしりとり」 お相撲さんの一日 群読
「どんぶらどんぶら七福神」
3 言葉遊び絵本
「これはのみのぴこ」谷川俊太郎 つみあげうた
「カニツンツン」 大笑い 声に出す
「サルビルサ」スズキコージ 戦争・平和
4 言葉のお楽しみ袋絵本
「ことばのこばこ」和田誠
「絵本ことばあそび」五味太郎
5 にほんごを楽しむ絵本
「にほんご」小1教科書
「子ども版 声に出して読みたい日本語」齋藤孝
「富士山うたごよみ」
② 算数
「ぞうさんのさんすう」ヘルネ・ハイネ
うんち
「くるまのねだんのえほん」
隠しながら当てっこ 大きな数
「おまたせクッキー」パット・ハッチンス
知らないうちにわり算 何枚ずつ食べられるかな
「かずあそび ウラパン・オコサ」
③ 社会・平和・国際理解
「絵で見る日本の歴史」西村繁男 6年生
「ぼくらの地図旅行」
「絵で読む広島の原爆」
「おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんの
おじいちゃん」
「サンカクノホシ」
7,000の島々からなる日本 サンカクノニホン
6,852の日本島物語
絵本に出てくる島を地図帳で見付ける
「すみれ島」 戦争
「いわしくん」 5年生 水産業
「パンダのびっくりプレゼント」
「サルビルサ」
④ 理科(知識絵本 科学絵本)
西郷竹彦「読んでたい絵本2 知識絵本」明治図書
赤木かん子「自然とかがくの絵本総解説」自由国民社
「ほんとのおおきさ動物園」実物大写真
「木のうた」イエラ・マリ 文字のない絵本
「なく虫ずかん」
「ダンゴムシみつけたよ」
「みんなうんち」
「あさがお」
「からだのふしぎがとびだすよ ポップアップ人体えほん」
140cm人体
「トイレのおかげ」 世界のトイレ文化 おしりカード
「しずくのぼうけん」
「ふゆめがっしょうだん」
「おおきなおおきなきいろいひまわり」
⑤ 図工
「タイムフライズ時をとびぬけて」 恐竜
「てん」
「木」佐野忠良
「木をかこう」ブルーノ・ムナーリ
「太陽をかこう」ブルーノ・ムナーリ
「小さなヒッポ」
「きらきら」雪の結晶の切り絵~インターネット
「どうぶつえんガイド」あべ弘士
「どうぶついっぱいかいちゃおう」
⑥ 音楽
「にじ」新沢としひこ
「リズム」
「わらべうたであそびましょ」さいとうしのぶ
「おべんとうばこのうた」さいとうしのぶ
「世界中の子どもたちが」
「もりのがっしょうだん」
☆「京都ぎらい」井上章一 朝日新聞出版 2015年 ③【再掲載 2017.7】
[出版社の案内]
あなたが旅情を覚える古都のたたずまいに、じっと目を凝らせば…。
気づいていながら誰もあえて書こうとしなかった数々の事実によっ
て、京都人のおそろしい一面が鮮やかに浮かんでくるにちがいない。
洛外に生まれ育った著者だから表現しうる京都の街によどむ底知れ
ぬ沼気(しょうき)。
洛中千年の「花」「毒」を見定める新・京都論である。

◇仏教のある側面
北山の大伽藍
占領軍
→ 北山通り
植物園の一部が占領軍住区
磯崎新設計のコンサートホール
写真撮影に3万円を要求(外観)
= 寺の真似? 公共施設なのに?
写真とイラスト
雑誌
~ 1点につき3万円を寺に納めるしきたり
本来肖像権や意匠権はない「志納金」
金銀苔石(金閣・銀閣・西芳寺・龍安寺)
= コストのかかる人気四大寺
1枚20万円以上も!
庭園関係の本なのに写真がない
~ イラストであしらい
寺を増長させた責任の一端は東京のメディアにもある
= 金でけり
ライトアップでカップルは
拝観料の収入
~ 宗教的な献金扱い
~ 非課税
ライトアップ
- 別料金 完全入れ替え制
山折哲雄 1万円札の托鉢
「万札1枚で心が揺れるようじゃ修行は足らないなあ」
「古都税」闘争
1956「文化観光施設税(文観税)」
→ 京都会館(岡崎)
1964年 5年間の延長
1980年代
「古都保存協力税(古都税)」1985
はねつけた = 拝観料収入のふくらみ
ストライキ
1988年 古都税廃止 → 行政も方針変更
庭園秘話
信長
寺への宿泊
= ホテル
= おもてなしの場
禅寺
~ 庭園
~ 武将一行受け入れから?
接待のおつとめ
禅宗は武士層へ食い込むことで勢力拡大
「おもてなし」を遡る
ホテルを営む寺のレストラン部門によるアイデア商品
~ 精進料理
戦国的男社会
今回は4月7日に続いて、桜田恵美子さんの
「絵本で学級づくり学校づくり」6回目の紹介です。
読書案内です。
出版社の案内には、
「学級開きに読む絵本や各教科に興味をもたせる絵本、行事にあわせた
絵本など、小学校で役立つ絵本100余を効果的に使うメソッドを紹
介。絵本の力で、学級づくりを円滑に進めることができる。」
とあります。
もう一つ、再掲載になりますが、井上章一さんの
「京都ぎらい」③を載せます。
洛中千年の間にしみ込んでしまっているだろう「花」と「毒」を、
のぞき見るような気分でした。
☆「絵本で学級づくり学校づくり」桜田恵美子 黎明書房 2014年 ⑥
◇絵本で学級づくり実践編(3)

5 授業に使える教科別絵本リスト
① 国語
1 あいうえおの絵本
「あいうえおの本」安部光雄 ことばさがし
「あいうえおうさま」寺村輝夫 リズムよく
「あっちゃんあがつくたべものあいうえお」さいとうしのぶ
2 言葉のリズムを楽しむ絵本
「めのまどあけろ」 朝~寝る
「きょうはみんなでくまがりだ」
「せきとりしりとり」 お相撲さんの一日 群読
「どんぶらどんぶら七福神」
3 言葉遊び絵本
「これはのみのぴこ」谷川俊太郎 つみあげうた
「カニツンツン」 大笑い 声に出す
「サルビルサ」スズキコージ 戦争・平和
4 言葉のお楽しみ袋絵本
「ことばのこばこ」和田誠
「絵本ことばあそび」五味太郎
5 にほんごを楽しむ絵本
「にほんご」小1教科書
「子ども版 声に出して読みたい日本語」齋藤孝
「富士山うたごよみ」
② 算数
「ぞうさんのさんすう」ヘルネ・ハイネ
うんち
「くるまのねだんのえほん」
隠しながら当てっこ 大きな数
「おまたせクッキー」パット・ハッチンス
知らないうちにわり算 何枚ずつ食べられるかな
「かずあそび ウラパン・オコサ」
③ 社会・平和・国際理解
「絵で見る日本の歴史」西村繁男 6年生
「ぼくらの地図旅行」
「絵で読む広島の原爆」
「おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんの
おじいちゃん」
「サンカクノホシ」
7,000の島々からなる日本 サンカクノニホン
6,852の日本島物語
絵本に出てくる島を地図帳で見付ける
「すみれ島」 戦争
「いわしくん」 5年生 水産業
「パンダのびっくりプレゼント」
「サルビルサ」
④ 理科(知識絵本 科学絵本)
西郷竹彦「読んでたい絵本2 知識絵本」明治図書
赤木かん子「自然とかがくの絵本総解説」自由国民社
「ほんとのおおきさ動物園」実物大写真
「木のうた」イエラ・マリ 文字のない絵本
「なく虫ずかん」
「ダンゴムシみつけたよ」
「みんなうんち」
「あさがお」
「からだのふしぎがとびだすよ ポップアップ人体えほん」
140cm人体
「トイレのおかげ」 世界のトイレ文化 おしりカード
「しずくのぼうけん」
「ふゆめがっしょうだん」
「おおきなおおきなきいろいひまわり」
⑤ 図工
「タイムフライズ時をとびぬけて」 恐竜
「てん」
「木」佐野忠良
「木をかこう」ブルーノ・ムナーリ
「太陽をかこう」ブルーノ・ムナーリ
「小さなヒッポ」
「きらきら」雪の結晶の切り絵~インターネット
「どうぶつえんガイド」あべ弘士
「どうぶついっぱいかいちゃおう」
⑥ 音楽
「にじ」新沢としひこ
「リズム」
「わらべうたであそびましょ」さいとうしのぶ
「おべんとうばこのうた」さいとうしのぶ
「世界中の子どもたちが」
「もりのがっしょうだん」
☆「京都ぎらい」井上章一 朝日新聞出版 2015年 ③【再掲載 2017.7】
[出版社の案内]
あなたが旅情を覚える古都のたたずまいに、じっと目を凝らせば…。
気づいていながら誰もあえて書こうとしなかった数々の事実によっ
て、京都人のおそろしい一面が鮮やかに浮かんでくるにちがいない。
洛外に生まれ育った著者だから表現しうる京都の街によどむ底知れ
ぬ沼気(しょうき)。
洛中千年の「花」「毒」を見定める新・京都論である。

◇仏教のある側面
北山の大伽藍
占領軍
→ 北山通り
植物園の一部が占領軍住区
磯崎新設計のコンサートホール
写真撮影に3万円を要求(外観)
= 寺の真似? 公共施設なのに?
写真とイラスト
雑誌
~ 1点につき3万円を寺に納めるしきたり
本来肖像権や意匠権はない「志納金」
金銀苔石(金閣・銀閣・西芳寺・龍安寺)
= コストのかかる人気四大寺
1枚20万円以上も!
庭園関係の本なのに写真がない
~ イラストであしらい
寺を増長させた責任の一端は東京のメディアにもある
= 金でけり
ライトアップでカップルは
拝観料の収入
~ 宗教的な献金扱い
~ 非課税
ライトアップ
- 別料金 完全入れ替え制
山折哲雄 1万円札の托鉢
「万札1枚で心が揺れるようじゃ修行は足らないなあ」
「古都税」闘争
1956「文化観光施設税(文観税)」
→ 京都会館(岡崎)
1964年 5年間の延長
1980年代
「古都保存協力税(古都税)」1985
はねつけた = 拝観料収入のふくらみ
ストライキ
1988年 古都税廃止 → 行政も方針変更
庭園秘話
信長
寺への宿泊
= ホテル
= おもてなしの場
禅寺
~ 庭園
~ 武将一行受け入れから?
接待のおつとめ
禅宗は武士層へ食い込むことで勢力拡大
「おもてなし」を遡る
ホテルを営む寺のレストラン部門によるアイデア商品
~ 精進料理
戦国的男社会
この記事へのコメント
理科の本では、小学校の図書館に実業の日本社の
「なぜだろうなぜかしら」が10冊位ありました。
webで見ると、マトモな古本は全部揃えで今何万円
もするのですね。驚きです。太陽が輝く原因が水素の
核融合なのが、旧説自由力落下エネルギーから切
変わるか、切り替わらないかの境目時代の本ですが。
それにしても写真を撮るのにお金を要求するのはどーよ?と思います。
どこが運営してるのか分かりませんが、コンサートホールですよね。
宗教的献金の部分 なるほどなと思いました
面白そうな本ですね。
京都って‥ そんなんだったんですか~‥^^;
nice!です!!!