「石井式漢字興国論」石井勲 日本教文社 1992年 ① /「人生のお荷物を捨てる方法」ひろさちや 青春出版社 2007年 ③【再掲載 2017.8】
今日は5月3日、土曜日です。
今回は、石井勲さんの
「石井式漢字興国論」1回目の紹介です。
出版社の案内には、
「漢字の学習はもっと楽しくなる! 幼児の持つ驚くべき能力を活用し
た漢字早教育の創始者が、永年の実践研究をもとに、学習者の知能を
高める漢字の効果を説く。石井式漢字教育の集大成!」
「漢字のもつ潜在力と可能性を探る。漢字はIQを高め、知的水準を上
げる。『21世紀の国際文字は漢字』と大胆に予言する最新漢字論。」
とあります。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「石井方式とは正書法方式、最初から漢字で教える教育」
・「1年生で『漢字さえ読めれば』かなは読めなくても文章は読めるも
のだ」
・「早く忘れる人は覚えがいい。試験のために覚えた記憶はいずれ忘れ
てしまう。先生がどしどし多くの漢字を使ってみせ、それをひとり
でに覚えるのに任せる」
もう一つ、再掲載になりますが、ひろさちやさんの
「人生のお荷物を捨てる方法」③を載せます。
☆「石井式漢字興国論」石井勲 日本教文社 1992年 ①

◇はじめに
石井方式
正書法方式
- 最初から漢字で教える
昭和27年8月 全日本国語教育協議会
→ 昭和28~42年
◎ 小学校で実践
「私の漢字教室」黎明書房(昭和36)
→ 教育委員会・校長により禁止された
静岡県・熱海市立桃山小学校
富士市立須津小学校
しかし5年内外で禁止(文部官僚による批判)
→ 小学校教育に見切りを付けて昭和43年より幼稚園教育
◎ 「やっかいな漢字教育を楽しい教育に変える」本当の漢字教育
◇早くからの漢字教育は子どもの能力を大きく伸ばす(1)
漢字はかなり覚えやすい
学校が「がっこう」と表記されることはない
= 役立たず
始めから漢字で教えてみた
1年生で「漢字さえ読めれば」かなは読めなくても文章は読め
るものだ
かな
「抽象的な音声と特徴の少ない字形を結びつける」
書ける漢字を作文でなぜ使わない
大きな違い
最初から漢字 → 言葉が漢字と連合
一体化して記憶
最初はかな → 言葉が仮名と連合
漢字が陰に隠れる
◎ 書ける漢字でも長く使わないでいるために忘れてしまい本
当に書けなくなってしまう
「漢字で書こう」という態度が大切
かな先習の諸弊害
① 漢字に不要なかなを加える誤り
かな
= 一音一字表記による
汽しゃ
→ 木しゃ
どうして間違っていると言えるのか?
表音文字と表意文字の根本的な違い
= 教師にとっては説明できず、子どもにとっては
理解しがたい
最初から漢字表記で学習せよ
幼児のもつ驚異的な能力
言葉学習の成熟期は3~4歳
動詞・形容詞などの活用を正しく使い分けテニヲハも立
派に使い分けるようになる
「3歳児は未然形を使うところでは必ず未然形を使い、連用
形を使うべき所では必ず連用形を使うことができるように
なる」
漢字を覚える能力は年ごとに低下する
漢字を覚える能力は1年生の時が最も高く、その後低下す
る漢字の強制学習は無用無益
「親に教えられないで幼児がひとりでに覚える。
1年生に600字程度提出
「卒業するまでの間に覚えてくれたら十分だ」
→ 永久記憶
岡潔
一次的記憶の名人
- 早く忘れる人は覚えがいい
= 試験のために覚えた記憶はいずれ忘れてしまう
◎ 先生がどしどし多くの漢字を使ってみせ、それをひと
りでに覚えるのに任せる
☆「人生のお荷物を捨てる方法」ひろさちや 青春出版社 2007年 ③【再掲載 2017.8】
[出版社の案内]
世間を馬鹿にすると、楽しく生きられます。余計なしがらみを断つ、
自分の都合ですべてを決める、本気で働かない。こころの自由を手
に入れる、ひろさちやの人生論
父として、上司として、老親を抱える子として、多くの荷物を抱え
すぎている人は多い。世間に合わせて生きなくていい、自分の都合
でいい、 その方が自由になれるという、ひろさちやの幸福論。

Ⅲ すべて自分の都合でいい
◇お金は自分の事情で勝手にやろう
お金は「自分の事情」で勝手にやろう
「自己責任」という嘘
まず国を疑う
自己責任を国が言うなら年金制度なんてやめてしまえ
ばいい
人生のお荷物を中国と比べると
「国の下宿人」のつもりでちょうどよい
日本は企業国家
一度つぶれるといい国になる
欧米の「国と国民との関係」
◇本気で働かなくていい
正しい契約関係とは何か
終身雇用制度の崩壊
- リストラの嵐
国の都合で振り回されるバカバカしさ
オイラの都合で
「わたしはどうしたいか」を最優先させる
武士道は「奴隷道」だった
「社畜」「社奴」
武士道は奴隷道
◎ 今のサラリーマンは会社の奴隷になっているから「忠臣蔵」
の四十七士に共感する
男の子の教育,女の子の教育
「会社と社員は契約関係なんだ」
「オイラの都合を言おうじゃないか」
◇ひろさちや
1936年 大阪生
東大文哲学科卒 同大学院博士課程修了
気象大学教授 → 現在大正大学客員教授(出版当時)
宗教思想家
今回は、石井勲さんの
「石井式漢字興国論」1回目の紹介です。
出版社の案内には、
「漢字の学習はもっと楽しくなる! 幼児の持つ驚くべき能力を活用し
た漢字早教育の創始者が、永年の実践研究をもとに、学習者の知能を
高める漢字の効果を説く。石井式漢字教育の集大成!」
「漢字のもつ潜在力と可能性を探る。漢字はIQを高め、知的水準を上
げる。『21世紀の国際文字は漢字』と大胆に予言する最新漢字論。」
とあります。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「石井方式とは正書法方式、最初から漢字で教える教育」
・「1年生で『漢字さえ読めれば』かなは読めなくても文章は読めるも
のだ」
・「早く忘れる人は覚えがいい。試験のために覚えた記憶はいずれ忘れ
てしまう。先生がどしどし多くの漢字を使ってみせ、それをひとり
でに覚えるのに任せる」
もう一つ、再掲載になりますが、ひろさちやさんの
「人生のお荷物を捨てる方法」③を載せます。
☆「石井式漢字興国論」石井勲 日本教文社 1992年 ①

◇はじめに
石井方式
正書法方式
- 最初から漢字で教える
昭和27年8月 全日本国語教育協議会
→ 昭和28~42年
◎ 小学校で実践
「私の漢字教室」黎明書房(昭和36)
→ 教育委員会・校長により禁止された
静岡県・熱海市立桃山小学校
富士市立須津小学校
しかし5年内外で禁止(文部官僚による批判)
→ 小学校教育に見切りを付けて昭和43年より幼稚園教育
◎ 「やっかいな漢字教育を楽しい教育に変える」本当の漢字教育
◇早くからの漢字教育は子どもの能力を大きく伸ばす(1)
漢字はかなり覚えやすい
学校が「がっこう」と表記されることはない
= 役立たず
始めから漢字で教えてみた
1年生で「漢字さえ読めれば」かなは読めなくても文章は読め
るものだ
かな
「抽象的な音声と特徴の少ない字形を結びつける」
書ける漢字を作文でなぜ使わない
大きな違い
最初から漢字 → 言葉が漢字と連合
一体化して記憶
最初はかな → 言葉が仮名と連合
漢字が陰に隠れる
◎ 書ける漢字でも長く使わないでいるために忘れてしまい本
当に書けなくなってしまう
「漢字で書こう」という態度が大切
かな先習の諸弊害
① 漢字に不要なかなを加える誤り
かな
= 一音一字表記による
汽しゃ
→ 木しゃ
どうして間違っていると言えるのか?
表音文字と表意文字の根本的な違い
= 教師にとっては説明できず、子どもにとっては
理解しがたい
最初から漢字表記で学習せよ
幼児のもつ驚異的な能力
言葉学習の成熟期は3~4歳
動詞・形容詞などの活用を正しく使い分けテニヲハも立
派に使い分けるようになる
「3歳児は未然形を使うところでは必ず未然形を使い、連用
形を使うべき所では必ず連用形を使うことができるように
なる」
漢字を覚える能力は年ごとに低下する
漢字を覚える能力は1年生の時が最も高く、その後低下す
る漢字の強制学習は無用無益
「親に教えられないで幼児がひとりでに覚える。
1年生に600字程度提出
「卒業するまでの間に覚えてくれたら十分だ」
→ 永久記憶
岡潔
一次的記憶の名人
- 早く忘れる人は覚えがいい
= 試験のために覚えた記憶はいずれ忘れてしまう
◎ 先生がどしどし多くの漢字を使ってみせ、それをひと
りでに覚えるのに任せる
☆「人生のお荷物を捨てる方法」ひろさちや 青春出版社 2007年 ③【再掲載 2017.8】
[出版社の案内]
世間を馬鹿にすると、楽しく生きられます。余計なしがらみを断つ、
自分の都合ですべてを決める、本気で働かない。こころの自由を手
に入れる、ひろさちやの人生論
父として、上司として、老親を抱える子として、多くの荷物を抱え
すぎている人は多い。世間に合わせて生きなくていい、自分の都合
でいい、 その方が自由になれるという、ひろさちやの幸福論。

Ⅲ すべて自分の都合でいい
◇お金は自分の事情で勝手にやろう
お金は「自分の事情」で勝手にやろう
「自己責任」という嘘
まず国を疑う
自己責任を国が言うなら年金制度なんてやめてしまえ
ばいい
人生のお荷物を中国と比べると
「国の下宿人」のつもりでちょうどよい
日本は企業国家
一度つぶれるといい国になる
欧米の「国と国民との関係」
◇本気で働かなくていい
正しい契約関係とは何か
終身雇用制度の崩壊
- リストラの嵐
国の都合で振り回されるバカバカしさ
オイラの都合で
「わたしはどうしたいか」を最優先させる
武士道は「奴隷道」だった
「社畜」「社奴」
武士道は奴隷道
◎ 今のサラリーマンは会社の奴隷になっているから「忠臣蔵」
の四十七士に共感する
男の子の教育,女の子の教育
「会社と社員は契約関係なんだ」
「オイラの都合を言おうじゃないか」
◇ひろさちや
1936年 大阪生
東大文哲学科卒 同大学院博士課程修了
気象大学教授 → 現在大正大学客員教授(出版当時)
宗教思想家
この記事へのコメント
拝読させていただきました。ナイス!です。
nice!です!!!
今年は玉葱の収穫が遅くなり、サツマイモの畝づくり、苗挿しと重なり、妻にも手伝ってもらい、何とか回しています。
もうしばらく続きそうですが、コメント欄を開きました。