「むなしさの味わい方」きたやまおさむ 岩波書店 2024年 ③ /「整理の技術 厳選36例」 二木紘三 創元社 2002年 ①(上)【再掲載 2016.1】
今日は5月6日、火曜日です。
今回は、5月2日に続いて、きたやまおさむさんの
「むなしさの味わい方」の紹介 3回目です。
出版社の案内には、
「自分の人生に意味はあるのか、自分に存在価値はあるのか…。
誰にでも訪れる『むなしさ』。便利さや快適さを追求する現
代では、その感覚は無駄とされてしまう。しかし、ため息を
つきながらも、それを味わうことができれば、心はもっと豊
かになるかもしれない。『心の空洞』の正体を探り、それと
ともにどう生きるかを考える。」
とあります。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「『チ』と聞くと親密で生々しいつながりを連想する」
・「記憶があるから、喪失を繰り返すことによりむなしさを感じる」
・「日本の『川の字』で寝る文化は、相互依存の関係が大切にされるこ
とを表しているのかもしれない」
・「間に耐える力を確認する『マシュマロテスト』がある。行動を我慢
する能力は情動とセルフコントロールする力の根幹だが、間にどれ
だけ耐えられるかは個人差がある」
もう一つ、再掲載になりますが、二木紘三さんの
「整理の技術 厳選36例」①を載せます。
整理が苦手なわたしは本を読むのですが、なかなか身に付きません。
☆「むなしさの味わい方」きたやまおさむ 岩波書店 2024年 ③

◇「むなしさ」はどこから - 心の発達から見る
空間的な広がりとしてのこころ
むなしさ
= 心にぽっかり穴の開いているような状態
心
= 奥行きのある空間としてとらえている
二つの現実と「むなしさ」
① わたしたちの生活している現実の世界
物質的現実
② 心の中にも現実がある
心的現実
「対象喪失」と個人差
フロイトの「対象喪失」
「密」という心の発達の原点
母子
身体(密) → 母子分化移行期(未分離 未分化)
→ 母子分離 母の内在化
「チ」のつながり
血、乳、父、膣
「チ」
- 親密で生々しいつながりを連想
言葉に意味が与えられる
→ 三者言語の発達を必要とする
心の発達と「むなしさ」の発生
対象の「取り入れ」「内在化」
過去の体験と二つの現実
記憶があるから、喪失を繰り返すことにより「むなしさ」
「個」を協調する欧米と日本の「甘え」
日本の川の字
- ◎ 相互依存の関係が大切にされる日本
欧米の考え方に対するアンチテーゼ 土居達郎
喪失のイメージさえもない
あるはずのもの、 あったはずのものが失われたことで
「むなしさ」の感覚
~ 「むなしさ」を感じ取れない場合もさまざまにある
子どもと問い
ダニエル・ゴールドマン「EQ」
マシュマロテスト
行動を我慢する能力は情動とセルフコントロールする力の根幹
=「間」にどれだけ耐えられるかは個人差がある
※ 間に耐える力
間を生きるという課題
「むなしさとどう付き合うか」
☆「整理の技術 厳選36例」 二木紘三 創元社 2002年 ①(上)【再掲載 2016.1】
[出版社の案内]
世の中には、整理が出来ないことに悩んでいる人が少なくない。
オフィスの収納から、ソフトウェア関係の整理法、Web情報
の効率的で安全な整理方法まで36例を厳選して解説。
驚異的に整理力が身につく本

◇整理の技術六原則
整理
①処分 と ②保存
①モノ と ②モノでないもの と ③両方(仕事)
モノの整理
1 必要性を考える
2 処分するものを考える
3 不要品を処分
4 残った物を並び替え,適切な場所に収納
ゴールを決めてから整理しよう
厳格主義から大ざっぱ主義へ
山根式 = 五十音順
野口式 = 時間順
処分するもの
1 一定期間使わなかったモノ
2 重複しているモノ
3 古いモノ
4 使用頻度の低いモノ
4つのコツ
1 アクセスタイムを最小に
2 出しやすさより戻しやすさ
3 適切な道具を使う
4 借りられるモノは借りる
※ 定期的なメンテナンスが必要
3か月後・6か月後・1年後
◇仕事空間を快適にする秘訣
能率を高めるオフィスデザイン
見栄はやめよう
デスクスペースの確保
ルール1 机上には現在進行中のモノだけ
ルール2 処理は専用フォルダー内に
ルール3 一日の終わりに机上の物を片付ける
ルール4 一つの仕事が終わったら邪魔にならない所に
オフィスにおける収納の原則
① 頻繁
② 時々使うモノ
③ 滅多に使わないモノ
デスク引き出し
① 浅い引き出し
2番目のデスクトップ
作業や文書,頻繁な書類
② 右上
筆記用具,定規,クリップ類
③ 右中
電卓,ガムテープ,住所録,マニュアル
④ 右下
参考資料,A4文書
かばんは動くオフィスだ
① サイズ
A4がゆったり入る
② 材質デザイン
軽く防水
③ 可搬性
ショルダーベルト
④ 収納出し入れ性能
仕切りポケット多
※必携品
… クリアホルダー,クリップ,便箋,ノートパソコンPDA
筆記用具,電卓,封筒,切手,はがき,メモ帳,携帯,
本・雑誌
文献資料整理 二つの袋ファイル形式
① 山根式ファイリング
角2封筒をカットしてA4サイズに
裏の右端にインデックス
① 中央に最初に思いついたタイトル
② 上部3枠にタイトル読みの頭文字3文字
カタカナで
③ 下部3枠にファイル作成年月
② 野口式押し出しファイリング
新ファイル … 使い終わったファイルを常に左端に
個人向け
ファイリング紙
ボックス,ヴァーチカル,バインダー,電子ファイリング
電子ファイリング
イメージスキャナー,イメージデータ,パソコンデータ,
PDF文書
今回は、5月2日に続いて、きたやまおさむさんの
「むなしさの味わい方」の紹介 3回目です。
出版社の案内には、
「自分の人生に意味はあるのか、自分に存在価値はあるのか…。
誰にでも訪れる『むなしさ』。便利さや快適さを追求する現
代では、その感覚は無駄とされてしまう。しかし、ため息を
つきながらも、それを味わうことができれば、心はもっと豊
かになるかもしれない。『心の空洞』の正体を探り、それと
ともにどう生きるかを考える。」
とあります。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「『チ』と聞くと親密で生々しいつながりを連想する」
・「記憶があるから、喪失を繰り返すことによりむなしさを感じる」
・「日本の『川の字』で寝る文化は、相互依存の関係が大切にされるこ
とを表しているのかもしれない」
・「間に耐える力を確認する『マシュマロテスト』がある。行動を我慢
する能力は情動とセルフコントロールする力の根幹だが、間にどれ
だけ耐えられるかは個人差がある」
もう一つ、再掲載になりますが、二木紘三さんの
「整理の技術 厳選36例」①を載せます。
整理が苦手なわたしは本を読むのですが、なかなか身に付きません。
☆「むなしさの味わい方」きたやまおさむ 岩波書店 2024年 ③

◇「むなしさ」はどこから - 心の発達から見る
空間的な広がりとしてのこころ
むなしさ
= 心にぽっかり穴の開いているような状態
心
= 奥行きのある空間としてとらえている
二つの現実と「むなしさ」
① わたしたちの生活している現実の世界
物質的現実
② 心の中にも現実がある
心的現実
「対象喪失」と個人差
フロイトの「対象喪失」
「密」という心の発達の原点
母子
身体(密) → 母子分化移行期(未分離 未分化)
→ 母子分離 母の内在化
「チ」のつながり
血、乳、父、膣
「チ」
- 親密で生々しいつながりを連想
言葉に意味が与えられる
→ 三者言語の発達を必要とする
心の発達と「むなしさ」の発生
対象の「取り入れ」「内在化」
過去の体験と二つの現実
記憶があるから、喪失を繰り返すことにより「むなしさ」
「個」を協調する欧米と日本の「甘え」
日本の川の字
- ◎ 相互依存の関係が大切にされる日本
欧米の考え方に対するアンチテーゼ 土居達郎
喪失のイメージさえもない
あるはずのもの、 あったはずのものが失われたことで
「むなしさ」の感覚
~ 「むなしさ」を感じ取れない場合もさまざまにある
子どもと問い
ダニエル・ゴールドマン「EQ」
マシュマロテスト
行動を我慢する能力は情動とセルフコントロールする力の根幹
=「間」にどれだけ耐えられるかは個人差がある
※ 間に耐える力
間を生きるという課題
「むなしさとどう付き合うか」
☆「整理の技術 厳選36例」 二木紘三 創元社 2002年 ①(上)【再掲載 2016.1】
[出版社の案内]
世の中には、整理が出来ないことに悩んでいる人が少なくない。
オフィスの収納から、ソフトウェア関係の整理法、Web情報
の効率的で安全な整理方法まで36例を厳選して解説。
驚異的に整理力が身につく本

◇整理の技術六原則
整理
①処分 と ②保存
①モノ と ②モノでないもの と ③両方(仕事)
モノの整理
1 必要性を考える
2 処分するものを考える
3 不要品を処分
4 残った物を並び替え,適切な場所に収納
ゴールを決めてから整理しよう
厳格主義から大ざっぱ主義へ
山根式 = 五十音順
野口式 = 時間順
処分するもの
1 一定期間使わなかったモノ
2 重複しているモノ
3 古いモノ
4 使用頻度の低いモノ
4つのコツ
1 アクセスタイムを最小に
2 出しやすさより戻しやすさ
3 適切な道具を使う
4 借りられるモノは借りる
※ 定期的なメンテナンスが必要
3か月後・6か月後・1年後
◇仕事空間を快適にする秘訣
能率を高めるオフィスデザイン
見栄はやめよう
デスクスペースの確保
ルール1 机上には現在進行中のモノだけ
ルール2 処理は専用フォルダー内に
ルール3 一日の終わりに机上の物を片付ける
ルール4 一つの仕事が終わったら邪魔にならない所に
オフィスにおける収納の原則
① 頻繁
② 時々使うモノ
③ 滅多に使わないモノ
デスク引き出し
① 浅い引き出し
2番目のデスクトップ
作業や文書,頻繁な書類
② 右上
筆記用具,定規,クリップ類
③ 右中
電卓,ガムテープ,住所録,マニュアル
④ 右下
参考資料,A4文書
かばんは動くオフィスだ
① サイズ
A4がゆったり入る
② 材質デザイン
軽く防水
③ 可搬性
ショルダーベルト
④ 収納出し入れ性能
仕切りポケット多
※必携品
… クリアホルダー,クリップ,便箋,ノートパソコンPDA
筆記用具,電卓,封筒,切手,はがき,メモ帳,携帯,
本・雑誌
文献資料整理 二つの袋ファイル形式
① 山根式ファイリング
角2封筒をカットしてA4サイズに
裏の右端にインデックス
① 中央に最初に思いついたタイトル
② 上部3枠にタイトル読みの頭文字3文字
カタカナで
③ 下部3枠にファイル作成年月
② 野口式押し出しファイリング
新ファイル … 使い終わったファイルを常に左端に
個人向け
ファイリング紙
ボックス,ヴァーチカル,バインダー,電子ファイリング
電子ファイリング
イメージスキャナー,イメージデータ,パソコンデータ,
PDF文書
この記事へのコメント
置く場所を作るのに、「手間が掛かる」感が少しでも存在したら、
けっして家にはそれを持ち込まないを、私は心がけています。
文字になることですべきことが見えますね。
参考になります。
「強化月間」なんてのもあったけど、普段から実践してないと意味ないですよね。
我が家はと見廻すと、それほど物は多くなく整理はされてる感じです。
もっとも息子の部屋は別ですけどね。
ボチボチ更新していきますので
よろしくお願いします。
ものをふやさないことが何より大切だと気づきました。
使った後、元に戻すように心がけていますが、ついうっかりが多くて探し物に苦労します。
この本を読んでいることが、恥ずかしながら片付けが苦手だと知らせているようなものですね。
物は多くはありませんが、わたしが使ったものを元に戻さないことがあり、妻に迷惑を掛けています。
よろしくお願いします。