「笑って、泣いて、考えて。永六輔のつきない話」 さだまさし 小学館 2016年 ① /「公立小学校の挑戦」志水宏吉 岩波ブックレット №611 2003年 ⑤(最終)【再掲載 2015.6】
今日は5月18日、日曜日です。
今回は、さだまさしさんの
「笑って、泣いて、考えて。永六輔のつきない話」1回目の紹介です。
出版社の案内には、
「笑ってください。泣いてください。でも、少しだけ何かを考えてみ
てください。永六輔の背中を追い続けているという『さだ』が数々
の偉業の裏話を余すことなくお伝えいたします!」
「『最後の対談』で明かした仰天秘話と人生訓
200万部超の大ベストセラー『大往生』をはじめ、テレビやラジオ、
作詞など様々な分野で歴史的名作を遺した永六輔(享年83歳)。彼
が晩年、病気を押して最後の対話相手に選んだのがさだまさしだっ
た。
時間を決めず『話し疲れるまで』という条件で続いた対話は、永六
輔の好奇心、行動力、人間関係、仕事の秘密、ヒットの舞台裏、有
名事件の真相など、本邦初公開のエピソードが盛り沢山!」
とあります。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「歌いやすい詩が当たっちゃうと、たいがいの人は一発で終わってし
まう。歌いにくい 詩が当たった方が長持ちする - 永六輔」
・「まさしみたいな好き勝手に歌を作るヤツが出てきて、歌の楽しみの
本質が変わった。詩を書いたヤツが歌う方が歌は伝わる。だから俺
は作詞をしない。 - 永六輔」
・「浮浪児の拾い集めた鉄くずをとりまとめていた仕切り屋が田所康雄。
捕まえに来たお巡りさんがフランス座に紹介した。『お前の顔は悪
いことをするのには似合わない。一度見たら忘れない。一度見たら
忘れない顔は役者になった方がいい。』と浅草のフランス座に。
田所康雄は渥美清になった」
もう一つ、再掲載になりますが、志水宏吉さんの
「公立小学校の挑戦」⑤を載せます。
20年以上前の出版ですが、学ぶことの多い本です。
☆「笑って、泣いて、考えて。永六輔のつきない話」 さだまさし 小学館 2016年 ①

◇永の縁
「男は恥ずかしいことをしちゃいけない。恥ずかしかったら辞めろ、と。
だから作詞を辞めた。」
共通点は見せかけの優しさ
三波春男
「戦争というのはくたでらないものだということをはっきり
言いたい。」
酒をわたる風を飲めばよい
宮崎康平(1917~1980)
作家「まほろばの邪馬台国」
帯谷瑛之介(1916~1993)
放送作家
「まさしは噺家になる」
作詞を辞めた本当の理由
宮崎氏の声
雪の中をスキップする男の幸せ
みんなが歌える歌であれ
詩島(うたしま)大村湾
歌いやすい詩が当たっちゃうと、たいがいの人は一発で終わって
しまう
歌いにくい詩が当たった方が長持ちする
上を向いて歩こおううお
「永さん、この『おうおうお』の中にしか自分を生かせる場所はな
い。あとは全部永さんの場所じゃないですか。」
『ふ』聴いたこと(笑)
◇対談1(1)
永六輔に初めて褒められた
引き合わせた恩人宮崎康平氏
「まさしみたいな好き勝手に歌を作るヤツが出てきて、歌の楽し
みの本質が変わった。詩を書いたヤツが歌う方が歌は伝わる。
だから俺は作詞をしない。」
「好奇心と行動力で人を寄せ集めてしまうんですね。」(さだ)
「まさし、キミはまだ無名だ。」
4月10日生まれ さだ 永 淀川
倉本聡との気持ち悪い縁
同じ部屋(順天堂医院)で一日違いで生まれた
渥美清は「浮浪児のあんちゃん」
浮浪児の拾い集めた鉄くずをとりまとめていた仕切り屋
が田所康雄
捕まえに来たお巡りさんがフランス座に紹介
「お前の顔は悪いことをするのには似合わない。一度見たら忘
れない。一度見たら忘れない顔は役者になった方がいい。」
浅草のフランス座
舞台監督は井上ひさし
田所康雄 → 渥美清に
「夢であいましょう」でまた仕事
☆「公立小学校の挑戦」志水宏吉 岩波ブックレット №611 2003年 ⑤(最終)【再掲載 2015.6】
[出版社の案内]
2002年に刊行し話題を呼んだブックレット『調査報告「学力低下」
の実態』において明らかになった、子どもたちの学力の全体的な
低下と階層間格差の広がり。学校に今できることは何なのか。
同報告において特筆すべき例として挙がった『効果のある学校』
の姿を,実地での調査・聞き取りをもとに描き出す。

7 教師たちの力 - チームワークで動く
「学力保証の名門校」
① 伝統
② ネットワーク
③ 育成システム
④ プライド
◎4月当初に一泊の合宿研修の伝統
未明までの分科会
◎組織・チームワークで動く
「スーパースターは要らない」
「スタンドプレーは許されない」
布小では教師がチームとして動くことによって大きな力を発揮し
ている
◇布忍小学校の教育活動
1 布小教育の構造
「学力向上のプログラムは決してそれだけの単体として存在してい
るわけではない」
一連の流れをもった布小教育の全体的な動きの中で自ずと生み出
されている
基礎
教師集団のチームワーク
骨組み 集団づくりの原理
1階 基礎学力の保証
2階 応用的学習の展開(タウンワークス)
2 効果のある学校化らちからのある学校へ
「効果のある学校」の特徴 サイモンズ(イギリス、1956)
① 校長のリーダーシップ
② ビジョンと目標の共有
③ 良好な学習環境
④ 学習と教授への専心
⑤ 生徒たちへの高い期待
⑥ 動機付けにつながる積極的評価
⑦ 学習への〇〇(不明-ハマコウ)
⑧ 生徒への権利と責任の尊重
⑨ 目的意識に富んだ教え方
⑩ 学習を推進する教授組織
<以下略>
今回は、さだまさしさんの
「笑って、泣いて、考えて。永六輔のつきない話」1回目の紹介です。
出版社の案内には、
「笑ってください。泣いてください。でも、少しだけ何かを考えてみ
てください。永六輔の背中を追い続けているという『さだ』が数々
の偉業の裏話を余すことなくお伝えいたします!」
「『最後の対談』で明かした仰天秘話と人生訓
200万部超の大ベストセラー『大往生』をはじめ、テレビやラジオ、
作詞など様々な分野で歴史的名作を遺した永六輔(享年83歳)。彼
が晩年、病気を押して最後の対話相手に選んだのがさだまさしだっ
た。
時間を決めず『話し疲れるまで』という条件で続いた対話は、永六
輔の好奇心、行動力、人間関係、仕事の秘密、ヒットの舞台裏、有
名事件の真相など、本邦初公開のエピソードが盛り沢山!」
とあります。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「歌いやすい詩が当たっちゃうと、たいがいの人は一発で終わってし
まう。歌いにくい 詩が当たった方が長持ちする - 永六輔」
・「まさしみたいな好き勝手に歌を作るヤツが出てきて、歌の楽しみの
本質が変わった。詩を書いたヤツが歌う方が歌は伝わる。だから俺
は作詞をしない。 - 永六輔」
・「浮浪児の拾い集めた鉄くずをとりまとめていた仕切り屋が田所康雄。
捕まえに来たお巡りさんがフランス座に紹介した。『お前の顔は悪
いことをするのには似合わない。一度見たら忘れない。一度見たら
忘れない顔は役者になった方がいい。』と浅草のフランス座に。
田所康雄は渥美清になった」
もう一つ、再掲載になりますが、志水宏吉さんの
「公立小学校の挑戦」⑤を載せます。
20年以上前の出版ですが、学ぶことの多い本です。
☆「笑って、泣いて、考えて。永六輔のつきない話」 さだまさし 小学館 2016年 ①

◇永の縁
「男は恥ずかしいことをしちゃいけない。恥ずかしかったら辞めろ、と。
だから作詞を辞めた。」
共通点は見せかけの優しさ
三波春男
「戦争というのはくたでらないものだということをはっきり
言いたい。」
酒をわたる風を飲めばよい
宮崎康平(1917~1980)
作家「まほろばの邪馬台国」
帯谷瑛之介(1916~1993)
放送作家
「まさしは噺家になる」
作詞を辞めた本当の理由
宮崎氏の声
雪の中をスキップする男の幸せ
みんなが歌える歌であれ
詩島(うたしま)大村湾
歌いやすい詩が当たっちゃうと、たいがいの人は一発で終わって
しまう
歌いにくい詩が当たった方が長持ちする
上を向いて歩こおううお
「永さん、この『おうおうお』の中にしか自分を生かせる場所はな
い。あとは全部永さんの場所じゃないですか。」
『ふ』聴いたこと(笑)
◇対談1(1)
永六輔に初めて褒められた
引き合わせた恩人宮崎康平氏
「まさしみたいな好き勝手に歌を作るヤツが出てきて、歌の楽し
みの本質が変わった。詩を書いたヤツが歌う方が歌は伝わる。
だから俺は作詞をしない。」
「好奇心と行動力で人を寄せ集めてしまうんですね。」(さだ)
「まさし、キミはまだ無名だ。」
4月10日生まれ さだ 永 淀川
倉本聡との気持ち悪い縁
同じ部屋(順天堂医院)で一日違いで生まれた
渥美清は「浮浪児のあんちゃん」
浮浪児の拾い集めた鉄くずをとりまとめていた仕切り屋
が田所康雄
捕まえに来たお巡りさんがフランス座に紹介
「お前の顔は悪いことをするのには似合わない。一度見たら忘
れない。一度見たら忘れない顔は役者になった方がいい。」
浅草のフランス座
舞台監督は井上ひさし
田所康雄 → 渥美清に
「夢であいましょう」でまた仕事
☆「公立小学校の挑戦」志水宏吉 岩波ブックレット №611 2003年 ⑤(最終)【再掲載 2015.6】
[出版社の案内]
2002年に刊行し話題を呼んだブックレット『調査報告「学力低下」
の実態』において明らかになった、子どもたちの学力の全体的な
低下と階層間格差の広がり。学校に今できることは何なのか。
同報告において特筆すべき例として挙がった『効果のある学校』
の姿を,実地での調査・聞き取りをもとに描き出す。

7 教師たちの力 - チームワークで動く
「学力保証の名門校」
① 伝統
② ネットワーク
③ 育成システム
④ プライド
◎4月当初に一泊の合宿研修の伝統
未明までの分科会
◎組織・チームワークで動く
「スーパースターは要らない」
「スタンドプレーは許されない」
布小では教師がチームとして動くことによって大きな力を発揮し
ている
◇布忍小学校の教育活動
1 布小教育の構造
「学力向上のプログラムは決してそれだけの単体として存在してい
るわけではない」
一連の流れをもった布小教育の全体的な動きの中で自ずと生み出
されている
基礎
教師集団のチームワーク
骨組み 集団づくりの原理
1階 基礎学力の保証
2階 応用的学習の展開(タウンワークス)
2 効果のある学校化らちからのある学校へ
「効果のある学校」の特徴 サイモンズ(イギリス、1956)
① 校長のリーダーシップ
② ビジョンと目標の共有
③ 良好な学習環境
④ 学習と教授への専心
⑤ 生徒たちへの高い期待
⑥ 動機付けにつながる積極的評価
⑦ 学習への〇〇(不明-ハマコウ)
⑧ 生徒への権利と責任の尊重
⑨ 目的意識に富んだ教え方
⑩ 学習を推進する教授組織
<以下略>
この記事へのコメント
さだまさしさん 小説家でもあるのですね。初めて知りました。
さすがです。
面白いですね。
ナイス!です。
人生そのもの、しっかり笑います(^^)
すみません、適切なコメントが送れません (_ _)
難しいです。
笑わせてくれる、やんわり口調が好きでした!
鎖ださんと永さんのつながりが深いことがわかりました。
わたしも本書で初めて知りました。短い時間で読んでしまいました。
わたしも本書で初めて知りました。短い時間で読んでしまいました。
永さんの話、ラジオで楽しく聴いたものでした。他もたくさん出ていますね。
ラジオ番組をよく聴いていました。
渥美清さんの顔を見たお巡りさんが俳優をすすめたというのも面白いですね^^
為になる話、楽しい話、幅の広いおもしろい本です。