「なりたい自分を見つける 仕事のカタログ」自由国民社 2020年 /「気づいたことが優しさなんですね №48」冨田富士也(子供教育フォーラム代表)(『月刊少年育成』連載 せめぎあっておりあっておたがいさま より)【再掲載 2017.6】
今日は5月20日、火曜日です。
今回は、自由国民社から出ている
「なりたい自分を見つける 仕事のカタログ」を少し紹介します。
何年度版かは不明です。
ごく一部分だけの要約です。
出版社の案内には、
「自分がやりたい仕事はなにか。『なりたい自分』を見つける
ための仕事ガイド。1600職種のなかに、きっとあなたのや
りたい仕事が見つかるでしょう。新型コロナ流行で混迷を
深める国際情勢!激変する世界経済はどうなるのか?パン
デミック下でも着実に伸びる職業・職種を探そう!」
とあります。
いろいろな職業について書かれています。
将来の進路を考えるのに役立つ本だと思われます。
もう一つ、再掲載になりますが、冨田富士也さんの
「気づいたことが優しさなんですね №48」を紹介します。】
☆「なりたい自分を見つける 仕事のカタログ」自由国民社 2020年

◇国家公務員
国民全体、地域社会、すなわち公共の利益に奉仕すること
行政職 専門行政職 税務色 公安職 海事職 教育職
研究職 医療職 福祉職
総合職
行政職
早いうちに高度な内容の仕事処理
ハード → 昇進早い
技術・専門職
一般職
中級係員として ~ 基礎職
1府12省庁
試験
総合職
1次 基礎能力試験、専門試験、多岐選択式
2次 記述式専門試験 論文試験 人物試験(面接)
一般職
1次 基礎能力試験 専門試験と論文試験
◇地方公務員
一般事務(行政事務)
◇裁判所書記官
訴訟手続き事務
事務処理 監督 調書の作成
◇国税専門官
◇塾経営
三本柱
- 国・算・英
全国学習塾協同組合
☆「気づいたことが優しさなんですね №48」冨田富士也(子供教育フォーラム代表)(『月刊少年育成』連載 せめぎあっておりあっておたがいさま より)【再掲載 2017.6】
「瞬間」は正直である。
取り繕えないから日常生活のなかで体になじんだ、しみこんでいた価
値観、行動が出てしまう。
だから優しく生きようと思ったら、なにかそのことについてハッと気
づいたときにかみしめていくことが大切である。
それが後に、「瞬間」に「効果」を出すというわけである。
付け焼き刃の優しさは余裕があるからで、なくなれば正直な姿がでて
くる。
付け焼き刃が悪いとか言っているわけではない。
忘れかけていたその心を今日を「はじめの一歩」にして体にしみこま
せていく努力をお互いにしようではないかと提案したいのである。
私は講演が終わる間際になると、
「いま気づかれていることをお手もとにある用紙にご記入ください」
とアンケートを聴衆にお願いする。
落ちついて自分と向きあった講演での気づきの多くは自分のいたらな
さ思いあがりで、気づけたことがそのまま優しさの掘り起こしになって
いる。
ひそかに「自分にもこんな優しい気持ちがあったんだ」と記入しなが
ら涙を流してしまった、という方もいる。
記入することで素直にその尊い気持ちが体にしみこんでいく。
だから私は回収されたアンケートをみながら自分の講演がどんな気づ
きの援助になっていたかを振り返ることができる。
人は老若男女みんな優しい存在である。
そのことをなにげない日常の一コマ一コマを通じて信じていきたいと
私は願っている。アンケートにそんな場面が記入されていると、「講演も
相談活動の一つ」として受けとめている私の思いがまた込みあげてくる。
一年前までは仕事をしていたが今は「専業主婦」という34歳の母親
は、二人(5歳、10か月)の娘とのこんなやり取りを思い出していたよ
うだ。
『ママ』
『なあに?』
『ママ』
『なあに?』
『ねえ、ママ』
『何? どうしたの?』
(少々うっとうしいな…という思いで返事をする)
こんなやりとりが何度もわが家にはあります。
上の娘はこんなとき、いつも不安でいっぱいだったんですね。
子どもは不安なときこそ何度でも
『ただいま』
と言って、母親の
『おかえり』
を聞きたかったんですね。
さらにお母さんは娘の気持ちを察していく。
上の娘は下の娘が生まれてから、爪をかむようになりました。
ストレスの表れなのでしょうか。
幼稚園の先生にも相談したりで以前よりはかむ姿も減ってきたような
気もします。
TVをみたりしているとかんでいる事が多いです。
下の子ばかりになってしまいがちだったのですが、上の娘への接し方
にも気をつけてみようと思いました。
お姉ちゃんの言葉にできない気持ちにお母さんは気づけたのである。
自分の「力」で思い起こし、他人から指示されることなく自分の「力」で
自分自身に語りかけていく。
それが気づきの「効果」であり、いつか「瞬間」に生きてくるのである。
自営業の27歳の母親は、1歳8か月の子を育てる日々からこんな気
づきを得ていく。
私は過保護に育てられたためか、集団のなかに自分から入っていくの
が苦手で気付けばはみ出していました。
勉強はできても集団のなかで生きていく能力がないことで今でも苦労
します。
人を求める事は傷つくかもしれないというリスクを必ず背負うものだ、
という話に少し勇気をもらった気がします。
幼いころから大好きで絶対的信仰であった母親にも不完全なところが
あることを最近、知りました。
完璧でなくてもいいよって誰かに言って欲しかったんですね。
母子家庭で子どもと二人になると疲れのせいなのか、手をあげてしま
いそうな不安にあったと母親は記入している。
そしてそんな心をもっていても不思議ではないことに気づき手をあげ
る不安が消えたという。
人に優しい人間になろうとしたら、まず自分に優しく努めなければな
らない。
弱さ、脆さを誤魔化すことなく、
「そういう面を抱えながらも今日も生きている自分」
を愛しく思うことである。
気づきの「瞬間」そんな世界である。
だから気づきを重ねていくと取り繕えない「瞬間」に優しさが肩ひじ
はることなく目をさましてくれるのである。
今回は、自由国民社から出ている
「なりたい自分を見つける 仕事のカタログ」を少し紹介します。
何年度版かは不明です。
ごく一部分だけの要約です。
出版社の案内には、
「自分がやりたい仕事はなにか。『なりたい自分』を見つける
ための仕事ガイド。1600職種のなかに、きっとあなたのや
りたい仕事が見つかるでしょう。新型コロナ流行で混迷を
深める国際情勢!激変する世界経済はどうなるのか?パン
デミック下でも着実に伸びる職業・職種を探そう!」
とあります。
いろいろな職業について書かれています。
将来の進路を考えるのに役立つ本だと思われます。
もう一つ、再掲載になりますが、冨田富士也さんの
「気づいたことが優しさなんですね №48」を紹介します。】
☆「なりたい自分を見つける 仕事のカタログ」自由国民社 2020年

◇国家公務員
国民全体、地域社会、すなわち公共の利益に奉仕すること
行政職 専門行政職 税務色 公安職 海事職 教育職
研究職 医療職 福祉職
総合職
行政職
早いうちに高度な内容の仕事処理
ハード → 昇進早い
技術・専門職
一般職
中級係員として ~ 基礎職
1府12省庁
試験
総合職
1次 基礎能力試験、専門試験、多岐選択式
2次 記述式専門試験 論文試験 人物試験(面接)
一般職
1次 基礎能力試験 専門試験と論文試験
◇地方公務員
一般事務(行政事務)
◇裁判所書記官
訴訟手続き事務
事務処理 監督 調書の作成
◇国税専門官
◇塾経営
三本柱
- 国・算・英
全国学習塾協同組合
☆「気づいたことが優しさなんですね №48」冨田富士也(子供教育フォーラム代表)(『月刊少年育成』連載 せめぎあっておりあっておたがいさま より)【再掲載 2017.6】
「瞬間」は正直である。
取り繕えないから日常生活のなかで体になじんだ、しみこんでいた価
値観、行動が出てしまう。
だから優しく生きようと思ったら、なにかそのことについてハッと気
づいたときにかみしめていくことが大切である。
それが後に、「瞬間」に「効果」を出すというわけである。
付け焼き刃の優しさは余裕があるからで、なくなれば正直な姿がでて
くる。
付け焼き刃が悪いとか言っているわけではない。
忘れかけていたその心を今日を「はじめの一歩」にして体にしみこま
せていく努力をお互いにしようではないかと提案したいのである。
私は講演が終わる間際になると、
「いま気づかれていることをお手もとにある用紙にご記入ください」
とアンケートを聴衆にお願いする。
落ちついて自分と向きあった講演での気づきの多くは自分のいたらな
さ思いあがりで、気づけたことがそのまま優しさの掘り起こしになって
いる。
ひそかに「自分にもこんな優しい気持ちがあったんだ」と記入しなが
ら涙を流してしまった、という方もいる。
記入することで素直にその尊い気持ちが体にしみこんでいく。
だから私は回収されたアンケートをみながら自分の講演がどんな気づ
きの援助になっていたかを振り返ることができる。
人は老若男女みんな優しい存在である。
そのことをなにげない日常の一コマ一コマを通じて信じていきたいと
私は願っている。アンケートにそんな場面が記入されていると、「講演も
相談活動の一つ」として受けとめている私の思いがまた込みあげてくる。
一年前までは仕事をしていたが今は「専業主婦」という34歳の母親
は、二人(5歳、10か月)の娘とのこんなやり取りを思い出していたよ
うだ。
『ママ』
『なあに?』
『ママ』
『なあに?』
『ねえ、ママ』
『何? どうしたの?』
(少々うっとうしいな…という思いで返事をする)
こんなやりとりが何度もわが家にはあります。
上の娘はこんなとき、いつも不安でいっぱいだったんですね。
子どもは不安なときこそ何度でも
『ただいま』
と言って、母親の
『おかえり』
を聞きたかったんですね。
さらにお母さんは娘の気持ちを察していく。
上の娘は下の娘が生まれてから、爪をかむようになりました。
ストレスの表れなのでしょうか。
幼稚園の先生にも相談したりで以前よりはかむ姿も減ってきたような
気もします。
TVをみたりしているとかんでいる事が多いです。
下の子ばかりになってしまいがちだったのですが、上の娘への接し方
にも気をつけてみようと思いました。
お姉ちゃんの言葉にできない気持ちにお母さんは気づけたのである。
自分の「力」で思い起こし、他人から指示されることなく自分の「力」で
自分自身に語りかけていく。
それが気づきの「効果」であり、いつか「瞬間」に生きてくるのである。
自営業の27歳の母親は、1歳8か月の子を育てる日々からこんな気
づきを得ていく。
私は過保護に育てられたためか、集団のなかに自分から入っていくの
が苦手で気付けばはみ出していました。
勉強はできても集団のなかで生きていく能力がないことで今でも苦労
します。
人を求める事は傷つくかもしれないというリスクを必ず背負うものだ、
という話に少し勇気をもらった気がします。
幼いころから大好きで絶対的信仰であった母親にも不完全なところが
あることを最近、知りました。
完璧でなくてもいいよって誰かに言って欲しかったんですね。
母子家庭で子どもと二人になると疲れのせいなのか、手をあげてしま
いそうな不安にあったと母親は記入している。
そしてそんな心をもっていても不思議ではないことに気づき手をあげ
る不安が消えたという。
人に優しい人間になろうとしたら、まず自分に優しく努めなければな
らない。
弱さ、脆さを誤魔化すことなく、
「そういう面を抱えながらも今日も生きている自分」
を愛しく思うことである。
気づきの「瞬間」そんな世界である。
だから気づきを重ねていくと取り繕えない「瞬間」に優しさが肩ひじ
はることなく目をさましてくれるのである。
この記事へのコメント
ナイスな表現ですね!
各個人 自分に合った 仕事に就ける が一番の幸せでしょうかね
いやいや お金の為もありますが やはり人生一度きり
楽しんでやりたいですね 私は じっと パソコンの前は無理・・・
人と話して 困ってる人の手助け・・・性に合ってます
看護師は 天職 建設業は 転職 です
大学も建築を専攻し、就職も建設業界でした。
途中転職もしましたが、ずっと建築に関わって定年を迎えました。
いろんなことがあったけど、幸せだったのかもしれません。
こちら31度、真夏日でした。
仕事のカタログ、こういった本もあるんですね~、知らなかった~
さっそく、読まなくちゃ(汗)
NICEです(^^)
ブログで見やすいようにと思い、もとの表現を変えてしまっています。どうすれば伝わりやすくなるかは難しいことだと感じています。
教職から農業(もどき)になったわけですが、それぞれよさもあれば大変さもあります。やりがいはそれぞれ同じようにあります。誰かの役になっていると思うことができますから。
そうですね。やってみないとわかりませんね。
どんな仕事にもいいところもいやなところもあると思います。
「キャリア教育」がよいのかどうかわかりません。
興味をもった建築の仕事を通すことができたことは幸せだと思います。わたしも、大学浪人していたときの読書から、教職に志望を変えたのですが、自分は幸せだったと思います。
なりたい自分が何なのかはっ切りしている人は少ないと感じます。
難しいですよね。
30度を超える暑さ、驚きます。近くの中学校の運動会が今週あります。体調維持が大変だろうと思います。
「13歳のハローワーク」以来多くの本がでています。
小学校でもキャリア教育が実施されていますが、キャリア教育、キャリア教育と過度になることにわたしは疑問をもっています。