「タイヤのすべてがわかる本」ベストカー編 三推社・講談社 2008年 /「離婚して子どもを施設にあずけたいのです-それでいいの?」冨田富士也(子供教育フォーラム代表)(『月刊少年育成』連載 せめぎあっておりあっておたがいさま より)【再掲載 2017.6】
今日は6月10日、火曜日です。
今回は、ベストカー編、
「タイヤのすべてがわかる本」を紹介します。
タイヤ交換の時期に読んだのでしょう。
20年近く前の本で、現在は参考にならないことが多いと思いのですが。
出版社の案内には、
「インスタント修理こそがクルマの本来の修理テクニックだ! お手
軽100円ショップアイテムから家庭用品らくらく活用術まで、愛車
の症状にあわせて今すぐできる143項目を紹介。」
とあります。
もう一つ、再掲載になりますが、冨田冨士也さんの
「離楯して子どもを施設にあずけたいのです-それでいいの?」を載せ
ます。
答えは決まっているのだけれども後押しがほしくて相談するのだなと、
読んで思いました。
☆「タイヤのすべてがわかる本」ベストカー編 三推社/講談社 2008年

◇省燃費タイヤ
1991年~
MXTクリーン(ミシュラン) シリカ入り
エコタイヤ = 省燃費 + 十分なグリップ力
穏やかな運転
さらによいタイヤ(当時=ハマコウ註)
ダンロップビューロVE302
レグノGR-9000
ヨコハマDIVAAB
新タイヤ
C3M製法(ミシュラン)
MIRS製法(ピレリ)
ランフラットタイヤ
修理できない
新車用タイヤは2万㎞で交換を!
◇燃料節約術
△プライベートブランド
しわ・ひびに注意
ガソリンとキャッツアイには要注意
×タイヤにワックス
製造年
0308 → 2008年03週(1月)
注意!
~ 白線 マンホール 橋の上
☆「離婚して子どもを施設にあずけたいのです-それでいいの?」冨田富士也(子供教育フォーラム代表)(『月刊少年育成』連載 せめぎあっておりあっておたがいさま より)【再掲載 2017.6】

たしかにその人の人生。
それでよければそれでいいかもしれない。
関係する一人ひとりも納得して、しあわせになる道をそれぞれに踏み
出そうとしているからである。
現状に踏みとどまる限り展望が切りひらかれないこともなんとなくわ
かる。
だが、それでいいのだろうか。
もう少しためらう時間をとってもいいのではないだろうか。
そうなんでもすっきり、きっぱりと割り切らなくてもいいのではない
か。
解決、結論に急いでいないだろうか、
「他人事だからそんな気楽なことを言っていられるんだ。当事者はその
苦しみのなかに毎 日身をさらしているんだ。これがもう限度なんだ」
そう言われるかもしれない。
まっ、そのように言われてしまえば次の言葉も出てこない。
だが愚問かもしれないが一言いってみたい。
そこまで強い決意があるならば、どうして私のところに相談に訪れた
のですか。
もう一度、自分の気持ちをふり返って確かめたかったのではないです
か。
私から「それでいいんですよ」という言葉を聞きたくて来てみたので
はないですか。
この道を選択して踏み出すには、もう一つ自信がないのではないです
か。
もちろんこんなうぬぼれた言い方をすれば、
「もとから自信なんってあるわけない。勇気もない。しかしどちらかに
決めなければ自滅するだけではないか」
と言われるかもしれない。
まったく言われる通りである。
でも未練がましい私が言うのもなんだが、
「そのためらいがあなたの優しさであり、これからどんなことがあって
も、そこだけは忘れないで、また力強く歩んでください」
と相談室を後にする来談者に対して別れ際に言いたい。
もちろんそれは私自身への問いかけでもある。
ためらいは恥ずかしいことではない。
尊いことである。
人の気持ちを察し、人としての有り様を自分に問い返しているからこ
そ、ためらうのである。
だからやっぱり私は言ってしまう。
「そんなに急いて結論出さなくてもいいではないですか。もう少し、様
子をみてみましょう」
と。
細面で目鼻立ちがキリッとした女性(33歳)だった。
彼女は言いにくいような仕草で私に話し始めた。
「こんなことを言うととんでもない母親と言われてしまいそうですが、
私の正直な気持ちを聞いていただけますか」
彼女はこう言うと一歩前に身を乗り出した。
「主人と子どもと私の三人家族なんですが、みんなべつべつに暮らした
方がお互いにしあわせではないかと思っているんです。子どもは3歳
で男の子ですが、落ちつきがなく、軽度の知的障害があると診断され
ました。いまは毎日、そのような子どもたちだけが通ってくる施設に
私と2人で通っています。ほかのお母さんたちは、子どもの将来を考
えて一生懸命に勉強していますが、私は心のなかではそうならなけれ
ばいけない、と分かっているのですがなれません」
彼女は少し涙声になっていた。
「子どもの状態がはっきりしてから主人は子どもにも私にも冷たくなり
ました。私に対しては暴力的なところもあります。子どもは主人にか
まってもらえないので、私のところにばかり甘えてきます。私はそれ
が嫌で子どもを叩いてしまうのです。そんな私なのに、子どもはそれ
でも主人のところには行かず、私のところにきてしまいます。私は主
人のいやな面をみたくありませんが、みえてしまい、どうしてもケン
カになってしまいます。
主人は人が変わってしまいました。主人と私は一緒にいてもケンカば
かりしてしまうので離婚した方がお互いにしあわせになると思ってい
ます。二人の気持ちは別れる方になっています。子どももさいわいに
一人なんでしばらく施設の方に落ちつくまであずけようと思っていま
す。こんなときはみんなでがまんしていくしかないと思います。一度、
みんながバラバラになって出発し直したいと思います」
彼女は「考えられる道はこれしかない」といった少し断定的な言い方
で話をまとめた。
「えっ、それでいいんですか」
私は内心で思った。
彼女のためらいを信じて私は食い下がることに努力した。
「子どもはそれでいいんですか。子どもの気持ちを二人で決めてしまっ
ていいんですか。お二人(夫婦)が子どものことで気づかれているこ
とは一緒でしょ。
二人でその不安や迷いを話したり、聞いたりしましたか。そこを避け
て表面的なことだけで傷つけ合ってきたことはありませんか」
彼女が私に問い返す。
「子どもを施設にあずけることがいけないということではないですね」
私は「もちろん」とうなずいた。
彼女にためらいが戻ってきてくれた。
今回は、ベストカー編、
「タイヤのすべてがわかる本」を紹介します。
タイヤ交換の時期に読んだのでしょう。
20年近く前の本で、現在は参考にならないことが多いと思いのですが。
出版社の案内には、
「インスタント修理こそがクルマの本来の修理テクニックだ! お手
軽100円ショップアイテムから家庭用品らくらく活用術まで、愛車
の症状にあわせて今すぐできる143項目を紹介。」
とあります。
もう一つ、再掲載になりますが、冨田冨士也さんの
「離楯して子どもを施設にあずけたいのです-それでいいの?」を載せ
ます。
答えは決まっているのだけれども後押しがほしくて相談するのだなと、
読んで思いました。
☆「タイヤのすべてがわかる本」ベストカー編 三推社/講談社 2008年

◇省燃費タイヤ
1991年~
MXTクリーン(ミシュラン) シリカ入り
エコタイヤ = 省燃費 + 十分なグリップ力
穏やかな運転
さらによいタイヤ(当時=ハマコウ註)
ダンロップビューロVE302
レグノGR-9000
ヨコハマDIVAAB
新タイヤ
C3M製法(ミシュラン)
MIRS製法(ピレリ)
ランフラットタイヤ
修理できない
新車用タイヤは2万㎞で交換を!
◇燃料節約術
△プライベートブランド
しわ・ひびに注意
ガソリンとキャッツアイには要注意
×タイヤにワックス
製造年
0308 → 2008年03週(1月)
注意!
~ 白線 マンホール 橋の上
☆「離婚して子どもを施設にあずけたいのです-それでいいの?」冨田富士也(子供教育フォーラム代表)(『月刊少年育成』連載 せめぎあっておりあっておたがいさま より)【再掲載 2017.6】

たしかにその人の人生。
それでよければそれでいいかもしれない。
関係する一人ひとりも納得して、しあわせになる道をそれぞれに踏み
出そうとしているからである。
現状に踏みとどまる限り展望が切りひらかれないこともなんとなくわ
かる。
だが、それでいいのだろうか。
もう少しためらう時間をとってもいいのではないだろうか。
そうなんでもすっきり、きっぱりと割り切らなくてもいいのではない
か。
解決、結論に急いでいないだろうか、
「他人事だからそんな気楽なことを言っていられるんだ。当事者はその
苦しみのなかに毎 日身をさらしているんだ。これがもう限度なんだ」
そう言われるかもしれない。
まっ、そのように言われてしまえば次の言葉も出てこない。
だが愚問かもしれないが一言いってみたい。
そこまで強い決意があるならば、どうして私のところに相談に訪れた
のですか。
もう一度、自分の気持ちをふり返って確かめたかったのではないです
か。
私から「それでいいんですよ」という言葉を聞きたくて来てみたので
はないですか。
この道を選択して踏み出すには、もう一つ自信がないのではないです
か。
もちろんこんなうぬぼれた言い方をすれば、
「もとから自信なんってあるわけない。勇気もない。しかしどちらかに
決めなければ自滅するだけではないか」
と言われるかもしれない。
まったく言われる通りである。
でも未練がましい私が言うのもなんだが、
「そのためらいがあなたの優しさであり、これからどんなことがあって
も、そこだけは忘れないで、また力強く歩んでください」
と相談室を後にする来談者に対して別れ際に言いたい。
もちろんそれは私自身への問いかけでもある。
ためらいは恥ずかしいことではない。
尊いことである。
人の気持ちを察し、人としての有り様を自分に問い返しているからこ
そ、ためらうのである。
だからやっぱり私は言ってしまう。
「そんなに急いて結論出さなくてもいいではないですか。もう少し、様
子をみてみましょう」
と。
細面で目鼻立ちがキリッとした女性(33歳)だった。
彼女は言いにくいような仕草で私に話し始めた。
「こんなことを言うととんでもない母親と言われてしまいそうですが、
私の正直な気持ちを聞いていただけますか」
彼女はこう言うと一歩前に身を乗り出した。
「主人と子どもと私の三人家族なんですが、みんなべつべつに暮らした
方がお互いにしあわせではないかと思っているんです。子どもは3歳
で男の子ですが、落ちつきがなく、軽度の知的障害があると診断され
ました。いまは毎日、そのような子どもたちだけが通ってくる施設に
私と2人で通っています。ほかのお母さんたちは、子どもの将来を考
えて一生懸命に勉強していますが、私は心のなかではそうならなけれ
ばいけない、と分かっているのですがなれません」
彼女は少し涙声になっていた。
「子どもの状態がはっきりしてから主人は子どもにも私にも冷たくなり
ました。私に対しては暴力的なところもあります。子どもは主人にか
まってもらえないので、私のところにばかり甘えてきます。私はそれ
が嫌で子どもを叩いてしまうのです。そんな私なのに、子どもはそれ
でも主人のところには行かず、私のところにきてしまいます。私は主
人のいやな面をみたくありませんが、みえてしまい、どうしてもケン
カになってしまいます。
主人は人が変わってしまいました。主人と私は一緒にいてもケンカば
かりしてしまうので離婚した方がお互いにしあわせになると思ってい
ます。二人の気持ちは別れる方になっています。子どももさいわいに
一人なんでしばらく施設の方に落ちつくまであずけようと思っていま
す。こんなときはみんなでがまんしていくしかないと思います。一度、
みんながバラバラになって出発し直したいと思います」
彼女は「考えられる道はこれしかない」といった少し断定的な言い方
で話をまとめた。
「えっ、それでいいんですか」
私は内心で思った。
彼女のためらいを信じて私は食い下がることに努力した。
「子どもはそれでいいんですか。子どもの気持ちを二人で決めてしまっ
ていいんですか。お二人(夫婦)が子どものことで気づかれているこ
とは一緒でしょ。
二人でその不安や迷いを話したり、聞いたりしましたか。そこを避け
て表面的なことだけで傷つけ合ってきたことはありませんか」
彼女が私に問い返す。
「子どもを施設にあずけることがいけないということではないですね」
私は「もちろん」とうなずいた。
彼女にためらいが戻ってきてくれた。
この記事へのコメント
されていますね。
今頃の車には予備タイヤが付いてないんですよね。
パンクしたらJAF呼ぶしか仕方ありません (゚Д゚)!
しかし 母親と息子が無理心中 息子には 首の圧迫があり・・
練炭自殺 こんな新聞ニュースを見ると 自殺に追い込まれる前に・・
相談できなかったのか??親が 発見者 これほどつらいものはない
施設に 一時預ける のも ありですが 戻した時の 親子の関係が 子供には 傷としてここるような 預けたら 戻れない と思う覚悟でないと 考えさせられますね
20年近く前の本みたいですが「タイヤのすべてがわかる本」の「インスタント修理」は、今でも使えるかも?「注意!」の「白線 マンホール 橋の上」は現在でも変わらない状況ですね!?(=^・ェ・^=)
当地も梅雨入りしたようです。恵みの雨でもあるのですが、なんとなく気持ちもジメジメしてしまい、畑に出るのがおっくうになってしまいます。
スペアタイヤを使用する機会はすくなくなっており、子どもたちはJAFを頼ることになります。
最後にパンクしたタイヤを外して、近くの工場に持っていったのはきっと20年以上前だったと思います。パンクもあまりしなくなったようです。
親子の間で残念だとわたしも感じます。
しばらく時間をおいて関係性がよくなることもあるようです。寂しいことですが、追い込まれないようにすることも大切かなと思います。
ふるい本でも参考になることがありますね。
「白線 マンホール 橋の上」、痛い思い出があります。
走行距離は少なかったんですが長年乗っていたのでタイヤにヒビが発生。
このタイミングでタイヤを交換したことがありましたが、
ちょっとチューニングされたモデルの車だったので四輪で40万ほどかかりました。
大きな出費でしたが命を乗せているので躊躇はありませんでした。
家族からはブーイングの嵐でしたけどね(笑)。
かなりの出費に驚きました。安全のために大切ですね。
なんか色々進化してました
この本が出版された頃と比べると随分よくなっていることと思います。
しばしばそう感じます。たいていの場合、ご本人の熟考の結果なのでもっともだなと思えることも多いのですが、この例のような場合に、「後押し」するのもためらわれますね。難しいことです。
このような相談への解答を見てなるほどと思うことが多いです。