「6月の京都」淡交社 2018年 /『新版 静岡県伝説昔話集』(上巻)静岡県女子師範学校郷土研究会編 1994年 ⑮【再掲載 2018.6】
今日は6月13日、金曜日です。
今回は、「6月の京都」を紹介します。
出版社の案内には、
「京都の魅力の一つは、町なかで年中おこなわれている行事と祭りにあ
ります。6月の京都で見ておきたい行事や祭りを中心に、6月の京都
で食べたいもの、6月の京都で買いたいもの等の情報を提供。旅行者
はもちろん、京都の人でも、家族で行楽に出かけるとき、また客を迎
える予定ができたとき、何月何日ならどこへ行けばよいかがすぐにわ
かります。6月は足を伸ばして宇治の祭りを見に行きましょう。」
とあります。
6月の京都に絞って魅力が書かれています。
その一部、少しだけメモしました。
もう一つ、再掲載になりますが、静岡県女子師範学校郷土研究会編、
『新版 静岡県伝説昔話集』(上巻)⑮を載せます。
戦前、師範学校の学生が採取した話が載せられています。
☆「6月の京都」淡交社 2018年

◇あがた祭
6月5日-6日 県神社 宇治
◇大幣神社
6月8日 県神社 宇治
◇夏越大祓
6月30日 市内各社
◇6月古都の美
三室戸寺
あじさい
京阪宇治線 三室戸駅 徒歩15分
藤森神社
伏見 七変化
JR奈良線 藤森駅
西芳寺(苔寺)
予約制
◇とっておき
長久堂本店
「水無月」
仙太郎本店
「水無月」
先斗町駿河屋
「竹露」
甘春堂
「若鮎」
中村藤吉京都駅店
「生茶ゼリィ」
☆『新版 静岡県伝説昔話集』(上巻)静岡県女子師範学校郷土研究会編 1994年 ⑮【再掲載 2018.6】

6 石の話
(1)青塔の五輪石 (周智郡熊切村・現春野町)
熊切村の山中、青塔山にある。
普通の人では見つからない。
山の中に半畳位の平らな所に丈八寸位の(約24センチ)五輪石が6
つある。
これは昔、ある士族がこの山へ入って行方不明になったが、これが後
世崇ったので、村の人がつくつてあげたものだという。
もし、それを流人等が持って行ってどこかへ捨てておいても、明朝に
は必ず元の場所に帰っているという。
また、それは自分自身で真ん中や端にと位置を変えるという。
ある時はその五輪石が話をしているように聞こえると、炭焼きをする
人や木挽きをする人が話した。
(鈴木とし)
(2)みこ岩 (磐田郡山香付・現佐久間町)
福沢にみこ岩という岩がある。
昔、戦争があって敵の武士が攻めて来た時、一人の巫女がその岩かげ
に隠れたので、みこ岩というようになった。
その時、武士が馬に水をくれた所を馬水という。
また、武士たちが福沢から城西村の方へ行く途中、峠で馬の鉄沓(蹄
鉄)がとれたので、打ち直した所をくつ打ち場という。
(本多みち)
(3)仁王岩 (磐田郡山香付・現佐久間町)
昔、勝様という人が西渡を治めていた。
その勝様が、お金を使い過ぎて一段位を下げられた。
この時、西渡で勝様の次の位の人は御室という人で、戸口では仁夫と
いう人であったが、この事件で戸口では色々相談するために、仁夫とい
う人が岩の上に乗って、法螺貝を吹き戸口中の人々を集めた。
それからその岩を、仁夫(仁王)岩というとか。
(その勝様が、鼠小僧次郎吉に枕元の刀を取ってみよと言ったら、その
夜、知らぬ間に刀をとられたという)
(本多みち)
今回は、「6月の京都」を紹介します。
出版社の案内には、
「京都の魅力の一つは、町なかで年中おこなわれている行事と祭りにあ
ります。6月の京都で見ておきたい行事や祭りを中心に、6月の京都
で食べたいもの、6月の京都で買いたいもの等の情報を提供。旅行者
はもちろん、京都の人でも、家族で行楽に出かけるとき、また客を迎
える予定ができたとき、何月何日ならどこへ行けばよいかがすぐにわ
かります。6月は足を伸ばして宇治の祭りを見に行きましょう。」
とあります。
6月の京都に絞って魅力が書かれています。
その一部、少しだけメモしました。
もう一つ、再掲載になりますが、静岡県女子師範学校郷土研究会編、
『新版 静岡県伝説昔話集』(上巻)⑮を載せます。
戦前、師範学校の学生が採取した話が載せられています。
☆「6月の京都」淡交社 2018年

◇あがた祭
6月5日-6日 県神社 宇治
◇大幣神社
6月8日 県神社 宇治
◇夏越大祓
6月30日 市内各社
◇6月古都の美
三室戸寺
あじさい
京阪宇治線 三室戸駅 徒歩15分
藤森神社
伏見 七変化
JR奈良線 藤森駅
西芳寺(苔寺)
予約制
◇とっておき
長久堂本店
「水無月」
仙太郎本店
「水無月」
先斗町駿河屋
「竹露」
甘春堂
「若鮎」
中村藤吉京都駅店
「生茶ゼリィ」
☆『新版 静岡県伝説昔話集』(上巻)静岡県女子師範学校郷土研究会編 1994年 ⑮【再掲載 2018.6】

6 石の話
(1)青塔の五輪石 (周智郡熊切村・現春野町)
熊切村の山中、青塔山にある。
普通の人では見つからない。
山の中に半畳位の平らな所に丈八寸位の(約24センチ)五輪石が6
つある。
これは昔、ある士族がこの山へ入って行方不明になったが、これが後
世崇ったので、村の人がつくつてあげたものだという。
もし、それを流人等が持って行ってどこかへ捨てておいても、明朝に
は必ず元の場所に帰っているという。
また、それは自分自身で真ん中や端にと位置を変えるという。
ある時はその五輪石が話をしているように聞こえると、炭焼きをする
人や木挽きをする人が話した。
(鈴木とし)
(2)みこ岩 (磐田郡山香付・現佐久間町)
福沢にみこ岩という岩がある。
昔、戦争があって敵の武士が攻めて来た時、一人の巫女がその岩かげ
に隠れたので、みこ岩というようになった。
その時、武士が馬に水をくれた所を馬水という。
また、武士たちが福沢から城西村の方へ行く途中、峠で馬の鉄沓(蹄
鉄)がとれたので、打ち直した所をくつ打ち場という。
(本多みち)
(3)仁王岩 (磐田郡山香付・現佐久間町)
昔、勝様という人が西渡を治めていた。
その勝様が、お金を使い過ぎて一段位を下げられた。
この時、西渡で勝様の次の位の人は御室という人で、戸口では仁夫と
いう人であったが、この事件で戸口では色々相談するために、仁夫とい
う人が岩の上に乗って、法螺貝を吹き戸口中の人々を集めた。
それからその岩を、仁夫(仁王)岩というとか。
(その勝様が、鼠小僧次郎吉に枕元の刀を取ってみよと言ったら、その
夜、知らぬ間に刀をとられたという)
(本多みち)
この記事へのコメント
梅雨の中休みで今日は温度計がグングン上がって
います (*^_^*)
今時期の京都を訪れるのは、いいかもしれませんね。
固定観念で、春先の桜、秋の紅葉、に固まっていました、京都のイメージが。
NICEです(^^)
「6月の京都」ですが「何月何日ならどこへ行けばよいかがすぐにわかります。」なる程で、6月のピンポイントな情報を掲載ですね。また「とっておき」の項目表現が、ニャイスです!?(=^・ェ・^=)
来月になれば祇園祭ですね。
どこの観光地へ行くときも同じですけど、私の場合ほとんど下調べをしません。
行き当たりばったりの旅行が多いですが、
行き先のいろいろを調べて行くと、よりいっそう楽しめそうです。
戦前、各地を回った女子師範の学生の努力を感じます。もし、採取していなければ、そのまま消えていった話もあったのではないかと思います。
戦前の雰囲気が漂ってくるようです。
青空も見えたので午前中作業しました。
調子に乗っていたようで、午後いつのまにか眠ってしまい、先頃起きました。
少し古くなってしまいましたが、各月の見どころが書かれているシリーズ本です。でも、いつの時期にも混んでいそうですね。
各月の見どころがコンパクトにまとまっていて、便利に使えそうですが、混雑に負けそうです。
子どもが学生で京都にいたときには、祇園祭も見に行きましたが、人出には驚きました。春秋よりは空いているかなと期待するのは甘いようですね。
人出が多いところが苦手で、行き先をよく変更してしまいます。そのとき、思いついていった場所が心に残ることもよくあります。
季節限定の若鮎とか水無月食べたいですね
若鮎、水無月、いいですね。