「ふかいことをおもしろく」井上ひさし PHP文庫 2024年 ⑦(最終) /「信頼される先生敬遠される先生」飯田稔 学陽書房 2001年 ②【再掲載 2017.11】
今日は6月21日、土曜日です。
今回は、6月18日に続いて、井上ひさしさんの
「ふかいことをおもしろく」の紹介7回目 最終です。
NHK BSハイビジョンで2007年9月20日に放送された『100年インタ
ビュー/作家・劇作家井上ひさし』をもとにし刊行された本の文庫版
です。
出版社の案内には、
「『自信はなかったけれど、とにかく書くのが楽しかったのです』
- 生誕90年、名作を生み続けた作家の数々の言葉は、没後の
今も心を打つ。
1964年からNHKの連続人形劇『ひょっこりひょうたん島』
(共作)の台本を執筆。69年に、『日本人のへそ』で演劇界に
デビュー。
小説『吉里吉里人』で日本SF大賞、読売文学賞(小説部門)
も受賞するなど、作家・劇作家として多くの業績を遺し、2010
年に永眠された著者。晩年にその人生をふりかえり、自ら語っ
た本書は、まさに井上ひさし入門書といえます。」
とあります。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「意味がわかって使うのは外来語だろうが何だろうが構わない。大切
なのは自分が使いこなせる言葉でものを考えること」
・「『それわかりませんので教えてください』と無知のふりをして聞き
返せばいい。やっぱり無知が一番賢いのです。」
・「『手が記憶する』(ゲーテ)、手で書いたことは忘れない。手書きだ
と書いているうちに何かが残ると信じている」
・「常に『あの戦争って何だったのか?いったい誰が得をしたのだろ
う?』ということを書き続けるしかないと思っています」
もう一つ、再掲載になりますが、飯田稔さんの
「信頼される先生敬遠される先生」②を載せます。
-「子供の言い分を聞く耳を持ち、妥当な判断をしながら子供に接する
術を磨くことが大事な時代となった」
わたしが子どもの頃との大きな違いです。
☆「ふかいことをおもしろく」井上ひさし PHP文庫 2024年 ⑦(最終)

17 変化する言葉
自分が使いこなせる言葉でものを考えることが大切
使う人が増えて、それがおかしいという意識になればそれは正しい
となるわけ
言葉は乱れて当たり前
~ 一人として同じことを言う人はいません
それぞれがそれぞれの気持ちや情報を、相手にきちんと伝えられる
ということさえ、しっかり考えていればよい。
舞台の言葉だけは、大和言葉で書かないとだめだと思っています。
基本語が多く、理解が早いから。
◎ 意味がわかって使うのは外来語だろうが何だろうが構わない
◎ 大切なのは自分が使いこなせる言葉でものを考えること
18 日本語の新世紀
「それわかりませんので教えてください」と無知のふりをして聞き
返せばいい。やっぱり無知が一番賢いのです。
横文字
- 使うのがいけないのではなく、そこに必ず日本語に翻訳でき
る頭をもっていなさい
19 デジタルの時代に
手が記憶する。記憶した手で新しいことをつくっていく
ゲーテ
「手が記憶する」
手で書いたことは忘れない
手書きだと書いているうちに何かが残ると信じている
手の職人(ピアニスト、竹細工職人等)
- 手が覚えている感覚が強い
パソコンはその場で探すのにはとても便利ですが、一つ掘り下げる
となるとまだ本の方がよい
気になるのは日本国憲法の問題
常に「あの戦争って何だったのか?いったい誰が得をしたのだ
ろう?」ということを書き続けるしかないと思っています
◇100年後の皆さんへ、僕からのメッセージ
NHK BSハイビジョン 2007.9.20
「100年インタビュー/作家・劇作家井上ひさし」をもとに、
原稿を作成し、2011年4月にPHP研究所から刊行された作品
を文庫化したもの
インタビュー:堀尾正明
編集協力:レアーズ 柴山ミカ
☆「信頼される先生敬遠される先生」飯田稔 学陽書房 2001年 ②【再掲載 2017.11】
[出版社の案内]
新教育課程が実施されて総合学習が導入され、学習指導観の転換、地域
との連携の強化が求められる。いま、子ども、保護者・地域から信頼さ
れる先生になるためには何が必要か、どう関わるか、教師の意識を問い
直し、変革時代のあり方を具体的な教職活動をあげて提示。

◇生徒指導
個性を育む
一斉画一の打破
「支援」ということ
助言、示唆、援助、指導などすべてを含める
子供の捉え方はしなやかに
一人一人の子供は違う
~ 寄り添う姿勢を
つらいのは教師だけではない
物差しは幾つも用意して
自分の育ちと暮らしで
→ いくつもの物差しを
ケースワーカーやカウンセラーに学ぶ
相手によって物差しを変える
思いこみは禁物
子供に役割を!
お手伝いが減った
→ 役割分担を!
有用(有能)感を育てないと
→ 大人になる準備ができない
→ 子どもの有用感が育てられない
子供と遊びたいが…
学校が忙しくなったから
= かつての学校と異なる役割課題
→ 週に一日でも遊ぶ時間を持ちたい
= 校務のスリム化が必要
言い出すことが大切
自己決定の力を育てる
いくつかの中から選ばせる
生徒指導
→ 自己指導力の育成
保護者と話し合う
選択の幅を
いけないことは「いけません」と大人は言い聞かせをしないといけ
ない。(なぜいけないかを言い聞かせる)
子供をあたたかく包んで確かな指導をする
いつか忘れられた不登校の子
① 手紙、ハガキを定期的に出して絆を切らないようにする
② 保護者(子供)に定期的に電話して連絡し合う
③ ときには家庭訪問する(保護者と連絡してから)
④ 学校・学年・学級等の連絡文書の類は定期的にきちんと届ける
⑤ これらの結果については校長に必ず報告する
= 「我が子が見捨てられた」と親が思わないようにする
子供のために相互理解を
ワークショップ型で
「協働作業場」「工房」
相互に学び合うグループによる学びと創造の方法
基本的生活習慣の形成
学校で育てる基本的生活習慣
① 生命尊重、健康安全面
② 決まりよい生活
③マナーや社会・集団生活の面
容積を広げよう
指導している人のキャパシティを広げる
子供は教師を選べない
対処
①「不行き届き不適切」
②「調べて善処する」
③「本人に注意する」
生徒指導充実の時
生徒指導
~ 自己指導力の育成を目指す
自己理解、自己受容、自己決定が大事
↑↓
非行防止の為消極的な生徒指導に力を注いだ
積極的な生徒指導と消極的な生徒指導
全校の教職員が力を結束しないと生徒指導は充実しない
教師の自己受容こそが大切
優れた教師は容積(キャパシティ)が大きい
= 教師自身が自己受容できているから
安定した自己像を持ち子供と接することが大事
自己理解を進める
「自分の長所は何か短所は何か」と内省が大切
豊かな表現力を!
受容と甘やかし
子供の行動・言い分を見分ける目を
「子供の言い分を聞く耳を持ち、妥当な判断をしながら子供に接
する術を磨くことが大事な時代となった」
- ◎ ゆとりを持って接することが大切
※ この国の社会や教育行政がそれををどうするか
今回は、6月18日に続いて、井上ひさしさんの
「ふかいことをおもしろく」の紹介7回目 最終です。
NHK BSハイビジョンで2007年9月20日に放送された『100年インタ
ビュー/作家・劇作家井上ひさし』をもとにし刊行された本の文庫版
です。
出版社の案内には、
「『自信はなかったけれど、とにかく書くのが楽しかったのです』
- 生誕90年、名作を生み続けた作家の数々の言葉は、没後の
今も心を打つ。
1964年からNHKの連続人形劇『ひょっこりひょうたん島』
(共作)の台本を執筆。69年に、『日本人のへそ』で演劇界に
デビュー。
小説『吉里吉里人』で日本SF大賞、読売文学賞(小説部門)
も受賞するなど、作家・劇作家として多くの業績を遺し、2010
年に永眠された著者。晩年にその人生をふりかえり、自ら語っ
た本書は、まさに井上ひさし入門書といえます。」
とあります。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「意味がわかって使うのは外来語だろうが何だろうが構わない。大切
なのは自分が使いこなせる言葉でものを考えること」
・「『それわかりませんので教えてください』と無知のふりをして聞き
返せばいい。やっぱり無知が一番賢いのです。」
・「『手が記憶する』(ゲーテ)、手で書いたことは忘れない。手書きだ
と書いているうちに何かが残ると信じている」
・「常に『あの戦争って何だったのか?いったい誰が得をしたのだろ
う?』ということを書き続けるしかないと思っています」
もう一つ、再掲載になりますが、飯田稔さんの
「信頼される先生敬遠される先生」②を載せます。
-「子供の言い分を聞く耳を持ち、妥当な判断をしながら子供に接する
術を磨くことが大事な時代となった」
わたしが子どもの頃との大きな違いです。
☆「ふかいことをおもしろく」井上ひさし PHP文庫 2024年 ⑦(最終)
17 変化する言葉
自分が使いこなせる言葉でものを考えることが大切
使う人が増えて、それがおかしいという意識になればそれは正しい
となるわけ
言葉は乱れて当たり前
~ 一人として同じことを言う人はいません
それぞれがそれぞれの気持ちや情報を、相手にきちんと伝えられる
ということさえ、しっかり考えていればよい。
舞台の言葉だけは、大和言葉で書かないとだめだと思っています。
基本語が多く、理解が早いから。
◎ 意味がわかって使うのは外来語だろうが何だろうが構わない
◎ 大切なのは自分が使いこなせる言葉でものを考えること
18 日本語の新世紀
「それわかりませんので教えてください」と無知のふりをして聞き
返せばいい。やっぱり無知が一番賢いのです。
横文字
- 使うのがいけないのではなく、そこに必ず日本語に翻訳でき
る頭をもっていなさい
19 デジタルの時代に
手が記憶する。記憶した手で新しいことをつくっていく
ゲーテ
「手が記憶する」
手で書いたことは忘れない
手書きだと書いているうちに何かが残ると信じている
手の職人(ピアニスト、竹細工職人等)
- 手が覚えている感覚が強い
パソコンはその場で探すのにはとても便利ですが、一つ掘り下げる
となるとまだ本の方がよい
気になるのは日本国憲法の問題
常に「あの戦争って何だったのか?いったい誰が得をしたのだ
ろう?」ということを書き続けるしかないと思っています
◇100年後の皆さんへ、僕からのメッセージ
NHK BSハイビジョン 2007.9.20
「100年インタビュー/作家・劇作家井上ひさし」をもとに、
原稿を作成し、2011年4月にPHP研究所から刊行された作品
を文庫化したもの
インタビュー:堀尾正明
編集協力:レアーズ 柴山ミカ
☆「信頼される先生敬遠される先生」飯田稔 学陽書房 2001年 ②【再掲載 2017.11】
[出版社の案内]
新教育課程が実施されて総合学習が導入され、学習指導観の転換、地域
との連携の強化が求められる。いま、子ども、保護者・地域から信頼さ
れる先生になるためには何が必要か、どう関わるか、教師の意識を問い
直し、変革時代のあり方を具体的な教職活動をあげて提示。
◇生徒指導
個性を育む
一斉画一の打破
「支援」ということ
助言、示唆、援助、指導などすべてを含める
子供の捉え方はしなやかに
一人一人の子供は違う
~ 寄り添う姿勢を
つらいのは教師だけではない
物差しは幾つも用意して
自分の育ちと暮らしで
→ いくつもの物差しを
ケースワーカーやカウンセラーに学ぶ
相手によって物差しを変える
思いこみは禁物
子供に役割を!
お手伝いが減った
→ 役割分担を!
有用(有能)感を育てないと
→ 大人になる準備ができない
→ 子どもの有用感が育てられない
子供と遊びたいが…
学校が忙しくなったから
= かつての学校と異なる役割課題
→ 週に一日でも遊ぶ時間を持ちたい
= 校務のスリム化が必要
言い出すことが大切
自己決定の力を育てる
いくつかの中から選ばせる
生徒指導
→ 自己指導力の育成
保護者と話し合う
選択の幅を
いけないことは「いけません」と大人は言い聞かせをしないといけ
ない。(なぜいけないかを言い聞かせる)
子供をあたたかく包んで確かな指導をする
いつか忘れられた不登校の子
① 手紙、ハガキを定期的に出して絆を切らないようにする
② 保護者(子供)に定期的に電話して連絡し合う
③ ときには家庭訪問する(保護者と連絡してから)
④ 学校・学年・学級等の連絡文書の類は定期的にきちんと届ける
⑤ これらの結果については校長に必ず報告する
= 「我が子が見捨てられた」と親が思わないようにする
子供のために相互理解を
ワークショップ型で
「協働作業場」「工房」
相互に学び合うグループによる学びと創造の方法
基本的生活習慣の形成
学校で育てる基本的生活習慣
① 生命尊重、健康安全面
② 決まりよい生活
③マナーや社会・集団生活の面
容積を広げよう
指導している人のキャパシティを広げる
子供は教師を選べない
対処
①「不行き届き不適切」
②「調べて善処する」
③「本人に注意する」
生徒指導充実の時
生徒指導
~ 自己指導力の育成を目指す
自己理解、自己受容、自己決定が大事
↑↓
非行防止の為消極的な生徒指導に力を注いだ
積極的な生徒指導と消極的な生徒指導
全校の教職員が力を結束しないと生徒指導は充実しない
教師の自己受容こそが大切
優れた教師は容積(キャパシティ)が大きい
= 教師自身が自己受容できているから
安定した自己像を持ち子供と接することが大事
自己理解を進める
「自分の長所は何か短所は何か」と内省が大切
豊かな表現力を!
受容と甘やかし
子供の行動・言い分を見分ける目を
「子供の言い分を聞く耳を持ち、妥当な判断をしながら子供に接
する術を磨くことが大事な時代となった」
- ◎ ゆとりを持って接することが大切
※ この国の社会や教育行政がそれををどうするか
この記事へのコメント
世界一が視野に入った我が国は、『日本語を英語に取って代わる言語に
昇格する』も考えるべき」とさえ言われた、私の壮年の頃とは違って。
東京大学理工学部では「英語で思考する人間を育てる教育に、切替える」
に変った訳ですから・・ 蛇足。今年の6月21日は、土曜日のようです。
あーー頭の回転が良ければ・・・回りません
「18 日本語の新世紀」の「・・・やっぱり無知が一番賢いのです。」ですが、歳を重ねると意外に出来ない事ですね。それでも甥っ子に尋ね聞くことは多々ありです。「19 デジタルの時代に」の「手が記憶する。」に全く同感で、出来るだけ手で書く事?メモ書きする習慣を多くしています。ボケ予防も兼ねて(爆)!?(=^・ェ・^=)
暖かい日が続いています。
熱中症に注意して下さいね ❗
ですか
奥の深い言葉ですね。
中学校の修学旅行で外国人を初めて見たようなわたし。
隣の畑でペルー、ブラジルの人が畑を耕していることを全く想像していませんでした。
21日、土曜日でした。うっかりしておりました。
教えてくださりありがとうございます。
わたしも若い頃でした。
厚い本を読もうという気持ちが、まだありました。
簡単な言葉をつかって短く表現できるようになりたいと思っていましたが、未だにできません。
わからないから教えて、と子どもによく聞きます。彼はわたしを決して賢いと思っていないことは確かです。
わたしも「手が記憶する」を信じています。ぼけ防止も信じて。
少し動くだけでハーハーとなってしまいます。
休憩しているのか、サボっているのか自分でもわからなくなってしまいます。
安心できる言葉ですが、まわりの人がそう思ってくれるかどうかは不安です。