「小さい農業で稼ぐコツ」西田栄喜 農文協 2016年 ② /「宮本常一さん 教育について」⑥【再掲載 2017.6】
今日は6月20日、金曜日です。
今回は6月20日に続いて、西田栄喜さんの
「小さい農業で稼ぐコツ」の紹介 2回目です。
定年退職により、職業は農業ということにしています。
ごく小さな農業ですが、何とか赤字脱却をと努力しています。
JAの園芸教室にも月1回通っていますが、大変勉強になります。
出版社の案内には、
「著者の西田さんはバーテンダー、ホテルマンを経て、自称日本一小さ
い専業農家になった人。30aの畑で年間50種類以上の野菜を育て、
野菜セット・漬物などにして、おもにホームページで販売。一年中切
れ目なく収穫する野菜つくり、ムダなく長く売るための漬物・お菓子
つくり、自分らしさをアピールする売り方、ファンを増やすつながり
方など、小さい農業で稼ぐコツを伝授します。『何でも買う世の中だ
からこそ、これからは手づくりの知恵を持っている農家がますます羨
ましがられる時代になる』というのが著者からのエールです。」
とあります。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「『図解家庭菜園ビックリ教室』井原豊 農文協」
- 参考にしています。
・「一畝に一種類はもったいない」
・「キャベツ、レタス、ハクサイの超密植栽培」
もう一つ、再掲載になりますが、
「宮本常一さん 教育について」⑥を載せます。
気がつかずにいた小さな生活、文化について気づかせてくれます。
☆「小さい農業で稼ぐコツ」西田栄喜 農文協 2016年 ②

◇野菜作り コンスタントに育てる
1 少量多品目で継続的にとる
「図解家庭菜園ビックリ教室」井原豊 農文協 1994
種まき後は鎮圧 これと決めた一冊を
身近な材料でぼかし肥料づくり
堆肥2tと貝化石100㎏(10aあたり)
ぼかし肥料 クズ大豆 4㎏(一昼夜水漬け)
籾殻 500g
米糀 50g
黒砂糖 20g
お湯 1.5リットル
米ぬか 15㎏
安全で味がよい野菜を育てたい
→ 微生物 → マルチ
2 混植で効率よく取る
一度作った畝を動かさず固定
基本幅 1.5m
ナス・キュウリ・トマトは一列
白菜・キャベツ・ブロッコリーは二列
カボチャ・スイカは2つの畝をくっつけて
管理機で表面をおこす
一畝に一種類はもったいない
成長を助け、虫食いもなくなるマメ科混植
トマト、ナス、ピーマンの畝の肩にエダマメ
○ソラマメとニンニク
○キヌサヤ、スナップエンドウとタマネギ
○トマトとバジル
※ お互いの終わりの時期をそろえる
3 育苗で畑を無駄なく使う
葉野菜を何度も取る
→ 8~12月 常に苗を用意
130㎝×15㎝間隔5列のホームマルチな畝を準備
200穴セルポット
ミズナ、コマツナ、チンゲンサイ
126穴セルポット
リーフレタス、レタス
→ 定植
直播きするものも苗で欠植対策
4 脇芽収穫で連続どり
グリーンボール系と芽キャベツ
5 キャベツ、レタス、ハクサイの超密植栽培
6 野菜セットのための品種選び
とろりとした絶品「在来青ナス」
春の端境期にビーツ、フタンソウ
7 漬け物のための品種選び
キムチ向け
- ハクサイ 「建春」タキイ
キュウリ
- 四つ葉系 「イボ美人」
ナス
- 「千両二号」タキイ
ダイコン
- 「源助」ニチノウ サカタ
「青の幸」トーホク ~タクアン
ウリ
- 「黒瓜」トーホク
☆「宮本常一さん 教育について」⑥【再掲載 2017.6】

◇日本文化
□百年の変化
文字を持たない社会から文字を持つ社会へ
文字を持たない人が築きあげた文化
日本は犯罪の少ない国
= 農村国家
◎ 慣習社会から制度社会へ
□土器
煮る
- 植物性のものを
煮ると柔らかくなる・灰汁が抜ける・切る
↓↑
オリエント・ヨーロッパは焼く - 動物性のものを
「ものを煮る 」
竈・囲炉裏 = 煮る文化
□土への愛着
ヨーロッパ
土に対する執着がない・闘争を繰り返している
武器
日本農業・小規模経営
= 雑草のせい
昔2アール、今1ヘクタール
水田が楽
= 草取りの必要が少ない
~ 直播きは草取りに時間がかかる
草をどのように征服するか
・ 小規模経営
・ 稲作への移行
・ 忌地
◎ 米は水をためることによって稲の根が出す毒を流していってく
れるため連作が可能に
→ 定住定着
家をどのように維持していくか
停滞と工夫
定住の中の変化進歩
農耕を中心にした暦
= 年中行事(神の祭り)
□国語の統一
歌
… 同一の感覚が全国に
→ 村と村との信頼関係
漢字
… 政治社会
仮名
… 女性・仏教者(聖 階級を持たない)
文字
文字はグループの中に入る
・ 漢字は上へ流れて最後まで上を流れている。
・ 仮名は一つは女の中へ、もう一つはその下の階層に流れて
いった。123456
百姓は坊さんがおれば理解できた
= 一番広めたのは一遍上人(愛媛)
一遍上人
中世の念仏踊りを広めた
・ 踊って南無阿弥陀仏を唱えたら極楽にいける。
・骨を拾って高野へ上る。
戦で負けて気の毒な死に方をしたもののために骨拾い
日本の戦記文学
英雄をつくることではなく、不幸にして死んだ者にも言い分があ
ることを代弁してやる。
(←→ ヨーロッパは英雄伝)
日本における自我の目覚めはヨーロッパより古い。しかしあり方がち
がう。
昔の民家でそっくりそのまま同じ間取りをとったという家がない。
・一軒一軒にその家の思想があった。
・一人一人にそれぞれの世界があった。
= はなはだ個性的であったと同時に斉一性を持っていた
□日本人の個性
日本では個々の生活の中では一人一人が持っているものが違っていた。
それが同一社会に住んでいるから,そこで調子を合わせなければなら
ないもう一つの層がある。
→ 一つのものに溶け合う個性
(植物栽培の文化の至りついた世界)
今回は6月20日に続いて、西田栄喜さんの
「小さい農業で稼ぐコツ」の紹介 2回目です。
定年退職により、職業は農業ということにしています。
ごく小さな農業ですが、何とか赤字脱却をと努力しています。
JAの園芸教室にも月1回通っていますが、大変勉強になります。
出版社の案内には、
「著者の西田さんはバーテンダー、ホテルマンを経て、自称日本一小さ
い専業農家になった人。30aの畑で年間50種類以上の野菜を育て、
野菜セット・漬物などにして、おもにホームページで販売。一年中切
れ目なく収穫する野菜つくり、ムダなく長く売るための漬物・お菓子
つくり、自分らしさをアピールする売り方、ファンを増やすつながり
方など、小さい農業で稼ぐコツを伝授します。『何でも買う世の中だ
からこそ、これからは手づくりの知恵を持っている農家がますます羨
ましがられる時代になる』というのが著者からのエールです。」
とあります。
今回紹介分から強く印象に残った言葉は…
・「『図解家庭菜園ビックリ教室』井原豊 農文協」
- 参考にしています。
・「一畝に一種類はもったいない」
・「キャベツ、レタス、ハクサイの超密植栽培」
もう一つ、再掲載になりますが、
「宮本常一さん 教育について」⑥を載せます。
気がつかずにいた小さな生活、文化について気づかせてくれます。
☆「小さい農業で稼ぐコツ」西田栄喜 農文協 2016年 ②
◇野菜作り コンスタントに育てる
1 少量多品目で継続的にとる
「図解家庭菜園ビックリ教室」井原豊 農文協 1994
種まき後は鎮圧 これと決めた一冊を
身近な材料でぼかし肥料づくり
堆肥2tと貝化石100㎏(10aあたり)
ぼかし肥料 クズ大豆 4㎏(一昼夜水漬け)
籾殻 500g
米糀 50g
黒砂糖 20g
お湯 1.5リットル
米ぬか 15㎏
安全で味がよい野菜を育てたい
→ 微生物 → マルチ
2 混植で効率よく取る
一度作った畝を動かさず固定
基本幅 1.5m
ナス・キュウリ・トマトは一列
白菜・キャベツ・ブロッコリーは二列
カボチャ・スイカは2つの畝をくっつけて
管理機で表面をおこす
一畝に一種類はもったいない
成長を助け、虫食いもなくなるマメ科混植
トマト、ナス、ピーマンの畝の肩にエダマメ
○ソラマメとニンニク
○キヌサヤ、スナップエンドウとタマネギ
○トマトとバジル
※ お互いの終わりの時期をそろえる
3 育苗で畑を無駄なく使う
葉野菜を何度も取る
→ 8~12月 常に苗を用意
130㎝×15㎝間隔5列のホームマルチな畝を準備
200穴セルポット
ミズナ、コマツナ、チンゲンサイ
126穴セルポット
リーフレタス、レタス
→ 定植
直播きするものも苗で欠植対策
4 脇芽収穫で連続どり
グリーンボール系と芽キャベツ
5 キャベツ、レタス、ハクサイの超密植栽培
6 野菜セットのための品種選び
とろりとした絶品「在来青ナス」
春の端境期にビーツ、フタンソウ
7 漬け物のための品種選び
キムチ向け
- ハクサイ 「建春」タキイ
キュウリ
- 四つ葉系 「イボ美人」
ナス
- 「千両二号」タキイ
ダイコン
- 「源助」ニチノウ サカタ
「青の幸」トーホク ~タクアン
ウリ
- 「黒瓜」トーホク
☆「宮本常一さん 教育について」⑥【再掲載 2017.6】
◇日本文化
□百年の変化
文字を持たない社会から文字を持つ社会へ
文字を持たない人が築きあげた文化
日本は犯罪の少ない国
= 農村国家
◎ 慣習社会から制度社会へ
□土器
煮る
- 植物性のものを
煮ると柔らかくなる・灰汁が抜ける・切る
↓↑
オリエント・ヨーロッパは焼く - 動物性のものを
「ものを煮る 」
竈・囲炉裏 = 煮る文化
□土への愛着
ヨーロッパ
土に対する執着がない・闘争を繰り返している
武器
日本農業・小規模経営
= 雑草のせい
昔2アール、今1ヘクタール
水田が楽
= 草取りの必要が少ない
~ 直播きは草取りに時間がかかる
草をどのように征服するか
・ 小規模経営
・ 稲作への移行
・ 忌地
◎ 米は水をためることによって稲の根が出す毒を流していってく
れるため連作が可能に
→ 定住定着
家をどのように維持していくか
停滞と工夫
定住の中の変化進歩
農耕を中心にした暦
= 年中行事(神の祭り)
□国語の統一
歌
… 同一の感覚が全国に
→ 村と村との信頼関係
漢字
… 政治社会
仮名
… 女性・仏教者(聖 階級を持たない)
文字
文字はグループの中に入る
・ 漢字は上へ流れて最後まで上を流れている。
・ 仮名は一つは女の中へ、もう一つはその下の階層に流れて
いった。123456
百姓は坊さんがおれば理解できた
= 一番広めたのは一遍上人(愛媛)
一遍上人
中世の念仏踊りを広めた
・ 踊って南無阿弥陀仏を唱えたら極楽にいける。
・骨を拾って高野へ上る。
戦で負けて気の毒な死に方をしたもののために骨拾い
日本の戦記文学
英雄をつくることではなく、不幸にして死んだ者にも言い分があ
ることを代弁してやる。
(←→ ヨーロッパは英雄伝)
日本における自我の目覚めはヨーロッパより古い。しかしあり方がち
がう。
昔の民家でそっくりそのまま同じ間取りをとったという家がない。
・一軒一軒にその家の思想があった。
・一人一人にそれぞれの世界があった。
= はなはだ個性的であったと同時に斉一性を持っていた
□日本人の個性
日本では個々の生活の中では一人一人が持っているものが違っていた。
それが同一社会に住んでいるから,そこで調子を合わせなければなら
ないもう一つの層がある。
→ 一つのものに溶け合う個性
(植物栽培の文化の至りついた世界)
この記事へのコメント
nice!です
定年退職後に農業をされているのですね。
周辺には農家があり、話す機会もあるのですが、奥の深さに感心させられてばかりです。
例えば米農家さんは水田を野菜畑にするのは大変でしょう。
水田の面積が小規模になるほど原価が高いというデータもあります。
日本特有の山岳地帯が多く、
大規模化が難しいことも関連しているのかもしれません。
今度の米騒動で感じましたが日本の農業は
どうなって行くんでしょう❓
なんでも勉強 ただ植えただけでは 大きくなりません トホホ
「定年退職により、職業は農業・・・」大変と思いますが、憧れます。「成長を助け、虫食いもなくなるマメ科混植 トマト、ナス、ピーマンの畝の肩にエダマメ」ですが、知らないのと知っているのでは、収穫に格段の差が出そうな内容です。「5 キャベツ、レタス、ハクサイの超密植栽培」は気になる栽培方法です!?(=^・ェ・^=)
こちらグズグス天気が2時ごろから雨になってしまいました。
ましてや収入を得るとなると生半可なことは出来ませんね!!
小さな頃手伝っていた玉葱と甘藷は少し知っていたのですが、他は全くというくらい知らなかったことに気づきました。農協の園芸教室に参加して、初めて知るようなこともあり新鮮な気持ちで学んでいます。
不耕作地が増えたなと思っていたら、近所の田畑の多くを外国人が耕作するようになりました。これからどのように変化していくのだろうと想像します。
一昨年まで小さな稲作(委託)もしていましたが、お金も手間もかかっていました。知り合いの方に、委託でなくやっていただくこととなり、ホッとしていたところの騒ぎ‥ その方から必要分買うことができるのでわたしのところはまだよいのですが、このようなことになるとは想像していませんでした。
ファーマーズマーケットで少し売上があっても、計算するとまだまだ赤字。肥料、資材の値上がりがこたえますね。
野菜を買うことは少なく、それなりにおいしいものを食べられるのですが、労賃のことを考えると寂しくなります。
わたしも初めて知ることばかり。
なんちゃって農業ですが「なんちゃって」を「なんとか」に早く変えられるようにできればいいのですが。
宮本常一さんの本が好きで、新しい本が出ると読んでいます。
今日はやみ間もありましたが、降ったりやんだりで、少し楽をしてしまいました。
身体も頭も使うので健康によいとは思います。
うちの庭なら手荒れ放題
退職して時間ができてから少しずつ手を掛けられるようになりました。余裕が必要なのですね。