「遠州方言集」② <か>行 /「教師のための66の語録」杉山正一 東洋館出版社 1995年 ⑥【再掲載 2014.10】
今日は7月19日、土曜日です。
今回は、7月3日に続いて、
「遠州方言集」 2回目の紹介です。
遠州方言に関する何冊かの本からまとめたものです。
今回は「か」行。
子どもの頃の近所の方々を思い出します。
いつのまにか使われなくなっている言葉の多いこと‥。
地域への思いも薄くなっているように感じます。
もう一つ、再掲載になりますが、杉山正一さんの
「教師のための66の語録」⑥を載せます。
杉山正一さんの本から多くのことを教わりました。
☆「遠州方言集」② <か>行

<方言> <意味>
あいさ 間
・ 歯のあいさに何か詰まった
あいた 飽きた
・ あああ、あいたなあ。
かいだるい だるい 疲れて元気が出ない
・ 忙しかったもんで、かいだるい
やあ。
かいど 門の口
がいろっぱ おおばこ(草)
かえち 着替え
・ 雨が降って濡れたけど、かえちを
持ってきてなかった。
かたいて (遊びなどに)入れて 参加させて
・ ぼくもかたいてよ。
かっからす 掻く
・ そんなにかっからすもんで血
が出だあ。
がとうもない 途方もない 物凄い
かあばる こびりついて乾く
かまう いじめる
・ 小さな子をかまっちゃイカンに。
がんこ たくさん
・ 今年はサツマイモががんこ採
れたに。
がんごう 空洞 がらんどう
かんちくう 勘違いする
がんまめ 空豆
きいない 黄色い
・ きいない服着てかわいいねえ。
きぜわしない 慌ただしい
きつら 来たでしょう
・ さっき、あんた、うちへきつら。
きっせい 来てください
・ うちへおきっせえ。
きたんない 汚い
きやせん 来ない
・ かいち君、きつらあ。
きやせんにい。
きんのう 昨日
・ きんのう、スイカ食べたに。
くいぼ 杭
くさんぼこ 草むら
・ そこらのくさんぼこに入りゃあ、バッタいる
に。
くすげる さす
・ そこに棒をくすげたに。
くりょう ください
・ その豆、おくりょう。
くるう 子どもたちの戯れ暴れること
・ うちの子、近所の子とくるってばかりいる。
くろ 隅 端っこ
・ そこのくろに傘を置いたっけ。
けっこい 美しい きれい
・ あんたの姉ちゃん、けっこいやあ。
けなるい うらやましい
けぶい 煙たい
けんべい 公認 平気
こきやがる 言ってやがる
・ あの小僧、要らんことこきやがる。
ご 松の落ち葉
・ 風呂焚きに使うで、浜行ってごを
かいてきてやあ。
ごがわく 腹が立つ おもしろくない
こさう 作る こしらえる
・ ぼく、プラモデルこさえたに。
こすい ずるい
・ もう宿題終わったけ。こすいやあ。
こすか 来るものか
・ あの子がそんなに早くこすか。
ごっつお ごちそう
・ おまつりにごっつお出るら。
こどむ 沈殿する
こびそ 少人数 小規模 ひっそりと
こりはてる こりごりする
これっぱか 少しばかり
・ ジャガイモ、これっぱかしか
採れんかったけ。
こんじき 乞食
こんだ 今度
☆「教師のための66の語録」杉山正一 東洋館出版社 1995年 ⑥【再掲載 2014.10】
[出版社の案内]
あいさつや講話の話材や、論文などへの引用として、すぐに利用
できる世界の名言集。教育者であるあなたへ贈る、心に響く66
のことば。

<学級を経営する眼>
◇学級
一つの家庭、道場、公会堂、サロン
◇ヘンリー・ミラー 米小説家(1891-1890)
「人間は1人1人見ていると、みんな利口で分別がありげだが、集
団をなせばたちまち馬鹿が出てくる」
集団形成の段階
~ 相互関係
入学 集合の段階
低学年 小集団活動のできる段階
中学年 仲間意識の芽生える段階
高学年 集団のまとまりができる
◇史記「其の人を識らざれば其の友を視よ」
3・4年は友人選択期
相互要因
住居要因 (住居・地域・通学等)
感情要因 (温和・親切・道場・気質等)
尊敬要因 (学業・技能・スポーツ・人格等)
共同要因 (物の貸し借り・遊び・スポーツ等)
合力要因 (希望・目標・願望等)
仲間友達グループは相互の力学をもっている
◇安倍能成(1883-1966)漱石門下・文部大臣・学習院学長
「自なくして他なく 他なくして自なきは 全なくして個なく
個なくして全なきが 如くである」
和辻倫理学
… 人間関係の中に根拠
学級集団(全体)と個
~ 全体という学級集団の士気、モラルを高める手段・方策
具体的な方法・実践
→ めあてを持たせ係活動や話し合いを活発にし学級に誇りを
もたせるなど
毎日の具体的な実践が大切
◇レイ 米写真家(1890-1976)
「己も生きよ 他人も生かせ」
ベンサム
「最大多数の最大幸福」
快楽計算
~ 統合する根本は愛
◇ラ・フォンティーヌ 仏詩人(1621-1695)
「ひとは自己より小さい者の助けを必要とすることがしばしばある」
担任が子どもの力を借りる
◇フランシス・ベーコン
「真の友人をもてないのはまったくみじめな孤独である友人がなけ
れば世界は荒野にすぎない」
学級経営
- 仲間づくり
仲間づくりに失敗すれば子どもたちにとって学校は荒野
◇ショーペン・ハウエル
「われわれ各個人は他人のうちに自己を映す鏡をもっている」
学校は校長によってよくもなれば悪くもなる
校長の人格品性、識見による
クラスの子どもを見れば担任教師が分かる
~ 教師の鏡
今回は、7月3日に続いて、
「遠州方言集」 2回目の紹介です。
遠州方言に関する何冊かの本からまとめたものです。
今回は「か」行。
子どもの頃の近所の方々を思い出します。
いつのまにか使われなくなっている言葉の多いこと‥。
地域への思いも薄くなっているように感じます。
もう一つ、再掲載になりますが、杉山正一さんの
「教師のための66の語録」⑥を載せます。
杉山正一さんの本から多くのことを教わりました。
☆「遠州方言集」② <か>行
<方言> <意味>
あいさ 間
・ 歯のあいさに何か詰まった
あいた 飽きた
・ あああ、あいたなあ。
かいだるい だるい 疲れて元気が出ない
・ 忙しかったもんで、かいだるい
やあ。
かいど 門の口
がいろっぱ おおばこ(草)
かえち 着替え
・ 雨が降って濡れたけど、かえちを
持ってきてなかった。
かたいて (遊びなどに)入れて 参加させて
・ ぼくもかたいてよ。
かっからす 掻く
・ そんなにかっからすもんで血
が出だあ。
がとうもない 途方もない 物凄い
かあばる こびりついて乾く
かまう いじめる
・ 小さな子をかまっちゃイカンに。
がんこ たくさん
・ 今年はサツマイモががんこ採
れたに。
がんごう 空洞 がらんどう
かんちくう 勘違いする
がんまめ 空豆
きいない 黄色い
・ きいない服着てかわいいねえ。
きぜわしない 慌ただしい
きつら 来たでしょう
・ さっき、あんた、うちへきつら。
きっせい 来てください
・ うちへおきっせえ。
きたんない 汚い
きやせん 来ない
・ かいち君、きつらあ。
きやせんにい。
きんのう 昨日
・ きんのう、スイカ食べたに。
くいぼ 杭
くさんぼこ 草むら
・ そこらのくさんぼこに入りゃあ、バッタいる
に。
くすげる さす
・ そこに棒をくすげたに。
くりょう ください
・ その豆、おくりょう。
くるう 子どもたちの戯れ暴れること
・ うちの子、近所の子とくるってばかりいる。
くろ 隅 端っこ
・ そこのくろに傘を置いたっけ。
けっこい 美しい きれい
・ あんたの姉ちゃん、けっこいやあ。
けなるい うらやましい
けぶい 煙たい
けんべい 公認 平気
こきやがる 言ってやがる
・ あの小僧、要らんことこきやがる。
ご 松の落ち葉
・ 風呂焚きに使うで、浜行ってごを
かいてきてやあ。
ごがわく 腹が立つ おもしろくない
こさう 作る こしらえる
・ ぼく、プラモデルこさえたに。
こすい ずるい
・ もう宿題終わったけ。こすいやあ。
こすか 来るものか
・ あの子がそんなに早くこすか。
ごっつお ごちそう
・ おまつりにごっつお出るら。
こどむ 沈殿する
こびそ 少人数 小規模 ひっそりと
こりはてる こりごりする
これっぱか 少しばかり
・ ジャガイモ、これっぱかしか
採れんかったけ。
こんじき 乞食
こんだ 今度
☆「教師のための66の語録」杉山正一 東洋館出版社 1995年 ⑥【再掲載 2014.10】
[出版社の案内]
あいさつや講話の話材や、論文などへの引用として、すぐに利用
できる世界の名言集。教育者であるあなたへ贈る、心に響く66
のことば。
<学級を経営する眼>
◇学級
一つの家庭、道場、公会堂、サロン
◇ヘンリー・ミラー 米小説家(1891-1890)
「人間は1人1人見ていると、みんな利口で分別がありげだが、集
団をなせばたちまち馬鹿が出てくる」
集団形成の段階
~ 相互関係
入学 集合の段階
低学年 小集団活動のできる段階
中学年 仲間意識の芽生える段階
高学年 集団のまとまりができる
◇史記「其の人を識らざれば其の友を視よ」
3・4年は友人選択期
相互要因
住居要因 (住居・地域・通学等)
感情要因 (温和・親切・道場・気質等)
尊敬要因 (学業・技能・スポーツ・人格等)
共同要因 (物の貸し借り・遊び・スポーツ等)
合力要因 (希望・目標・願望等)
仲間友達グループは相互の力学をもっている
◇安倍能成(1883-1966)漱石門下・文部大臣・学習院学長
「自なくして他なく 他なくして自なきは 全なくして個なく
個なくして全なきが 如くである」
和辻倫理学
… 人間関係の中に根拠
学級集団(全体)と個
~ 全体という学級集団の士気、モラルを高める手段・方策
具体的な方法・実践
→ めあてを持たせ係活動や話し合いを活発にし学級に誇りを
もたせるなど
毎日の具体的な実践が大切
◇レイ 米写真家(1890-1976)
「己も生きよ 他人も生かせ」
ベンサム
「最大多数の最大幸福」
快楽計算
~ 統合する根本は愛
◇ラ・フォンティーヌ 仏詩人(1621-1695)
「ひとは自己より小さい者の助けを必要とすることがしばしばある」
担任が子どもの力を借りる
◇フランシス・ベーコン
「真の友人をもてないのはまったくみじめな孤独である友人がなけ
れば世界は荒野にすぎない」
学級経営
- 仲間づくり
仲間づくりに失敗すれば子どもたちにとって学校は荒野
◇ショーペン・ハウエル
「われわれ各個人は他人のうちに自己を映す鏡をもっている」
学校は校長によってよくもなれば悪くもなる
校長の人格品性、識見による
クラスの子どもを見れば担任教師が分かる
~ 教師の鏡
この記事へのコメント
とかなり違う、独特なのが良く判ります。語録も、単結で的確。
で判り易いですねぇ。
セミの大合唱。夏真っ盛り。
完全リタイアしてからは外出も友人と会う機会も減りましたが、
たまに集まると、やっぱり持つべきは友だとつくづく感じます。
当地の場合は「すごい」って意味でつかわれるかな?
青森とか鹿児島は、何を言っているかわかりません。
森の石松もこんな言葉だったンでしょうか ❓
文末に「だら」「だに」がつくのが遠州弁。若い人はあまりつかわないようになっています。
サツマイモ高系14号、大きくなっており、ほっとしました。
少しずつ出していけそうです。
早起きの毎日が始まります。
>わたしも退職してから付き合いが狭くはなりました。古くからの友人との付き合いがより大切になりました。
久しぶりに方言メモを見て、使わなくなった言葉が増えていることに気づきました。
「がんこ」は「すごい」という意味でつかいます。広く使われている言葉なのですね。
広く使われている言葉もあることが分かりました。
まだわかりやすい方なのですね。
青森とか鹿児島の方言は、外国語のように感じられるときもありますね。
森町は少し離れていますが、石松もみのような言葉をつかっていたのかもしれません。
方言の学習のために、集めた資料です。
子どもたちにはあまりぴんと来ないようでした。