「戦争というもの」半藤一利 PHP 2021年 ⑥ /「教師の生き方・考え方」國分康孝 金子書房 1995年 ⑦【再掲載 2016.10】

今日は9月17日、水曜日です。


今回は、9月14日に続いて半藤一利さんの
「戦争というもの」の紹介 6回目です。



出版社の案内には、


「昭和史研究の第一人者・半藤一利が、最後に日本人に伝え残したかっ
 たこととは―。太平洋戦争を理解する上で欠かせない『名言』の意味
 とその背景を、著者ならではの平易な文体で解説し、『戦争とはどの
 ようなものか』を浮き彫りにした珠玉の一冊。」


「【『戦争というもの』(編集担当 PHP研究所・北村淳子氏)】
 皆様、はじめまして。『戦争というもの』の編集を担当しましたPHP
 研究所の北村です。私は、本書の著者である半藤一利の孫に当たりま
 す。昭和史や太平洋戦争にまつわる多くの著書を執筆してきた祖父は、
 今年1月に逝去いたしました。
 本書は、祖父が亡くなる二か月前まで雑誌『歴史街道』で連載されて
 いた原稿をまとめたものです。『欲しがりません勝つまでは』など、
 太平洋戦争下で実際に発せられた『言葉』を軸に、戦争の本質に迫っ
 ていきます。半藤一利の最後の声が多くの方に届くことを、孫として、
 編集担当として願っています。」


とあります。



今回紹介分から強く印象に残った言葉は…

・「昭和20(1945)年2月19日、米軍の硫黄島への上陸作戦。日本軍は
  勇戦力闘。しかし、勇戦力闘しているのに、大本営は約束を破って
一兵の援軍も送らず」


・「昭和20(1945)年2月23日の『本土決戦完遂基本要綱陸軍案』は、人
  柱としての150万人の大動員案」


・「昭和20(1945)年4月7日、10隻が大和と一緒に自殺行。大和艦上の
伊藤長官は参謀の意見を退けて『特攻作戦を中止す。内地へ帰投す
べし』と。伊藤は、生き残った多くの部下たちを救い、自らは生き
  よとせず」




もう一つ、再掲載になりますが、國分康孝さんの
「教師の生き方・考え方」⑦を載せます。
望まれる教師像が示されています。




☆「戦争というもの」半藤一利 PHP 2021年 ⑥ 

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◇太平洋の防波堤となるのである 栗林忠道中将

昭和20(1945))年は「特攻の秋」である
2月頃から軍部は「本土決戦による必勝」


昭和20(1945)年2月19日 米軍 硫黄島への上陸作戦
   日本軍の勇戦力闘 
死傷者 米軍  25851人
   日本軍 2万数百人
   ※ 勇戦力闘しているのに、大本営は約束を破って一兵の援軍も
    送らず


昭和20(1945)年2月23日
「本土決戦完遂基本要綱陸軍案」
    ※ 人柱としての150万人の大動員  




◇武士道といふは死ぬことと見つけたり  山本常朝

 昭和19(1945)年11月~
   「本土決戦」の活字が充満

 戦争末期のパンフレット「国民抗戦必携」 
銃、剣はもちろん刀、槍、唐鎌、斧、玄能、出刃包丁、鳶口に
   至るまで、これを白兵戦兵器として用いる。
    刀、槍を用いる場合は…




◇特攻作戦中止、帰投せよ  伊藤整

 昭和20(1945)年4月1日 沖縄への上陸作戦
   米国 57万8千人  日本7万7千人  
大本営-天号作戦
4月7日 
     大和と一緒に自殺行 10隻
大和艦上の伊藤長官
参謀の意見を退けて
        「特攻作戦を中止す。内地へ帰投すべし」
     ※ 伊藤は、生き残った多くの部下たちを救い、自らは生き
      ようとしなかった 









☆「教師の生き方・考え方」國分康孝 金子書房 1995年 ⑦【再掲載 2016.10】


[出版社の案内]

教師としての自信を失ってしまいそうな時は、考え方を変えるか、
行動そのものを変えることが解消につながる。生徒に語れる自分の
人生の哲学を築くために、カウンセリングの視点から教師の仕事を
解説し提言する。

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◇教師の心構え
「母性原理と父性原理をフルに発揮して生徒の社会化を援助せよ」〈2〉


(3)殴られる教師・殴られない教師

〇対教師暴力の心理
生徒をフラストレーションに追い込む教師
   = 生徒の欲求にふれず,教師が一方的に自分の要求を充足さ
     せようとすること     

   生徒の欲求
     ① 教師との間にリレーションを持ちたい
② 分かりやすい授業をしてほしい
 = 「おもしろくてためになりかつ学問的背景のある授業」
↓↑
     ▲ 生徒とのふれあいに乏しく授業の仕方も下手



○抑圧的な教師
ふれあいを持たない
    - 自分を開かない教師

   ブリッコタイプ

   正直に自分の本音を表出しないので生徒は欺瞞制を突く
    |
   ▲ 整った人物・若年寄



○父性原理の希薄な教師
煮え切らない教師
   歯切れが悪い・責任をとろうとしない・正義感が乏しい・
     是是非非不明瞭

   スーパーバイズ(スーパービジョン)が必要

「勇怯の差は小なり責任感の差は大なり」



○母性原理の希薄な教師
人の情けを知っているか
    人の情けで自分は生きてきたことを知っている人
   感謝の気持ちを持っている人



○おもしろくない授業
遊びの要素・対話の要素

   自分の教科を分からせる前に自分という人間を分かってもらう
   テイーチング イズ アクト




(4)カウンセリングマインド

 母性原理(快楽原則)と父性原理(現実原則)
  = カウンセリングマインド

  ① 生徒とのコンタクトを意図的にとっているか
    ・授業中まんべんなく指す ・指名に偏りがない
      ・欠席者に夕方連絡  ・長期休業中にはがき 
      ・廊下ですれ違うときにスマイル
    ・ドアを閉めてくれたら「ごくろうさん」
= ◎ あらゆる機会にコンタクト


  ② 生徒の心を分かろうとしているか
   二つのせりふ
        「いったいどうしたんだね」
     「そりゃ大変だったね」


  ③ ほめるか けなすか
    プロの褒め方
       … それぞれの子がどういう行為をしたときほめるか普
        段から頭の中にプログラム


  ④ 指示能力があるかどうか


  ⑤ モデリングの対象になりうるかどうか


  ⑥ 自己開示の勇気があるかどうか


 ⑦ 非言語的表現を心がけているか
   人に対する敬意を行動で示しているか 
       - 服装

この記事へのコメント

2025年09月17日 06:04
nice!です。「戦争というもの」。「教師の生き方・・」。共に
まとめに力入ってます!
2025年09月17日 06:07
おはようございます!
nice!です。
2025年09月17日 07:08
戦争になったら一番に逃げ出すタイプです。
2025年09月17日 08:36
戦争末期の状況は想像を絶する悲惨さだったんでしょうね。
その時、国の指導者たちはなにを考えていたんでしょう。
次々と報告される事実を前に、思考停止になっていたんでしょうか。
もっと早い決断をしていれば広島も長崎も回避できていたと思います。
2025年09月17日 09:31
足跡です!
2025年09月17日 10:19
ナイスです!
2025年09月17日 10:23
お邪魔しました
2025年09月17日 11:23
nice! ^^)
2025年09月17日 15:12
訪問させていただきました。
bgatapapa
2025年09月17日 15:20
niceどすえ~!(^^)!
2025年09月17日 17:59
ナイス!
2025年09月17日 20:26
(# ̄  ̄)σ・・・Nice‼です♪
ハマコウ
2025年09月17日 20:27
長さんさん niceと励ましの言葉をありがとうございます。
ハマコウ
2025年09月17日 20:27
shihoさん こんばんは。
niceをありがとうございます。
ハマコウ
2025年09月17日 20:30
夏炉冬扇さん ありがとうございます。
わたしも「教訓1」グループです。
ハマコウ
2025年09月17日 20:31
川崎工場長さん ありがとうございます。
わたしも強くそう感じます。
ハマコウ
2025年09月17日 20:32
jun-arさん 来訪ありがとうございます。
ハマコウ
2025年09月17日 20:33
ぼんさん ナイスをありがとうございます。
ハマコウ
2025年09月17日 20:33
くまらさん 来訪ありがとうございます。
ハマコウ
2025年09月17日 20:34
とし@黒猫さん NICEをありがとうございます。
ハマコウ
2025年09月17日 20:34
とし@黒猫さん NICEをありがとうございます。
ハマコウ
2025年09月17日 20:34
newtonさん 来訪ありがとうございます。
ハマコウ
2025年09月17日 20:34
newtonさん 来訪ありがとうございます。
ハマコウ
2025年09月17日 20:35
bgatapapaさん niceをありがとうございます。
ハマコウ
2025年09月17日 20:40
Mitchさん ナイスをありがとうございます。
ハマコウ
2025年09月17日 20:40
てんてんさん Niceをありがとうございます。