「本気の教育でなければ子どもは変わらない」原田隆史 日経ビジネス人文庫 2012年 ① / 山本夏彦さんはこんなことを⑫-「死ぬの大好き」新潮社 1998年(4)【再掲載 2018.3】
今日は10月3日、金曜日です。
今回は、原田隆史さんの
「本気の教育でなければ子どもは変わらない」の紹介 1回目です。
出版社の案内には、
「『どんな子どもでも日本一になれる』―荒れた公立中学校を本気の指
導で立て直し、陸上部を7年間で13回の日本一に導いたカリスマ教
師・原田隆史。子どもたちが自ら設定した課題を乗り越え、夢を形に
して『自立型人間』へと変わったいく、原田式人材教育法の原点を文
庫化。」
とあります。
今回紹介文から強く印象に残った言葉は‥
・「生きるとは成功すること。目標はあくまで自分にとって価値のある
ことで、人と比べるものではない。それが他人の利益にもなるよう
な成功が成功」
・「優しさをはき違えた服装。学校でのファッションは個人のものなの
か。学校の中では暴力的な力の強い子が、力の弱い子を脅す手段と
して金髪やピアスを使う場合が多く、それを個性的とは思えない」
・「子どもたちの心のコップを上向きにすることが基本。何を注げるの
かが教師の実力」
もう一つ再掲載になりますが、山本夏彦さんはこんなことを⑫の
「死ぬの大好き」(4)を載せます。
辛口の言葉がわたしには心地よく響きます。
☆「本気の教育でなければ子どもは変わらない」原田隆史 日経ビジネス人文庫 2012年 ①

◇理念がなければ人は育たない
自立型人間の育成を目指して
生きるとは成功すること
1 目標はあくまで自分にとって価値のあることで人と比べる
ものではない
2 他人の利益にもなるような成功が成功
最初は「好き」から始める
優しさのはき違え
「個人のファッションではない。学校の中では暴力的な力の強い
子が、力の弱い子を脅す手段として金髪やピアスを使う」
~ 個性的ではない
本当のおもしろさと刹那的なおもしろさとは違う
教師の役割は、子どもたちに物事の本質や特性に触れさせて、
本当の「楽しさ」「おもしろさ」を教えることです
少なくとも基礎基本は!
× 迎合する教師
←→ 生き方モデルになりうる「生きる力」のある教師
やらせきる教師の覚悟
大切なのは子どもたちの心のコップを上向きにすること
「態度教育」7項目
① 靴をそろえる
② カバンを立てる
③ 人より早く挨拶をする
④ 人の話は目で聞く
⑤ 椅子を机の中に入れる
⑥ 元気のよい弾んだ「ハイ」という返事
⑦ 背筋をピンと伸ばした姿勢
根気よく指導
= 指導を途中で止めないこと
山を越えなければいつまでもしんどいまま
連帯感を味わわせる「3分間作文」
3分間作文
テーマは決めず3分間という時間だけを決める
→ 3分間作文
→ 終わったら字数を数えさせる
原稿用紙に
「第1回目○月○日○字」とかきファイルに綴る
2回目 イメージ指導から 目をつぶって
→「今日は何字と決めよう」
→ 3分間作文で達成感をもたせる
◎ 子どもも変わる
試行錯誤の中で作った原田メソッド
子どもたちの心のコップを上向きにすることが基本
→ 何を注げるのかが教師の実力
「態度教育と授業研究の研鑽は車の両輪と同じ。どちらかが一方
でも欠けたら絶対にアカン」
・グラウンドに机を置く授業
授業が進むに連れて自信が直接教えていく時間が無くなっ
ていく
例)バレーボール
① 教室
バレーボールの歴史、ルール、おもしろさ
班分け 係決め 授業の進め方 説明
全体像理解+自分の役割明確化
②体育館
基本技術の定着10時間
1 アタック
学習カードにアタック練習方法
2 アタック自習
レシーブのやり方
P65に「学習カード」
☆山本夏彦さんはこんなことを⑫-「死ぬの大好き」新潮社 1998年(4)【再掲載 2018.3】
[出版社の案内]
「この世は生きるに値しないところだ」と子供心に悟った時から、
著者は人間の見物人になった。見れば見るほど人間というものはい
やなものだ。「死ぬの大好き」という著者による卓越した人間批評。

◇美人人口というものがある
十人並み
「十人に一人はいる」
元美人は「なにさ、ただ若いだけじゃないか」と言うが,この
若くてフェロモンにあふれているだけが値打ちなのである。男は
血迷ってこの十人並みを追い回す。
中年男
- 一人ひとり連れ合いがあるのが不思議
中年女
- 皆十人並みだったことのどさくさまぎれに一緒になったの
である
美人人口
洋の東西を問わず「500人に一人」
1000人に一人?
◇萬斎売り出す
野村萬斎
- 野村万作の子 イギリスに
◇灰谷健次郎
良心ではない
~ 良心的な作者
例の進歩的児童文学
◇ブータン
ブータン王国
- テレビを禁じた
GNP最下位に近いが幸福度は18位
ブータン王
~ 「国民総幸福運動」
ラフカディオ・ハーン,モースが見た日本
◇死ぬの大好き
女は永遠に十七だ
歳月は勝手に来て勝手に去る
◇新聞
新聞は誇張する・嘘を付く・醜聞を暴く
「水に落ちた犬を打て」魯迅
◇相田みつを(大正13~平成3)
「人間だもの」と言われると私はぞっとする
= 便所の神さま
- まじめくさった凡庸な説教があるのみ
◇一億総帰国子女になる
ラフカディオハーンの子
文部省までその気になる言語道断
祖国とは「国語」だ
国語時間数 大正7年 週14時間
→ 現在 週 6時間
◇曲先詞先
山田耕筰
曲の為、発音を曲げるのを禁じた
中山晋平 弘田龍太郎 本居長世 成田為三 小松耕輔
→ 赤い鳥の作曲者
◇日本
アメリカが帰ったらソ連・中国の好餌
戦後日教組教育の成功
(1)何でも話し合えば解決できると女子供に吹き込んだ
(2)戦争は絶対悪だと思いこませた 双方に正義がある
◇井深大
母校の小学生に
「新しいものが色々できて人間は本当に幸福になったでしょうか。
いつもそのことを考えます。」
アインシュタイン
「もし生まれ変わるのだったら来生はブリキ屋か行商人になりた
い。」
原爆 昭和20年7月20日完成 → 8月6日投下
日本がしきりに降伏の打診をしており投下の必要はなかった
→ しきりに「無辜を殺傷してしまった」とほぞをかんだ
井深大
「老年に達してようやく自分たちはいいことをしているつも
りでも悪いことをしているのではないかという疑いに達し
た」
◇偽善はどこまで許されるか
黒人と白人
選挙権が変えた
→ しかし,差別は残っている
◇私は笑う
私は利殖のない者である。だからマネーゲームには目もくれなかっ
た。金を遊ばせておくのはバカだと言われた。その侮辱とその誘惑に
耐えた者は欲張って手を出した者を笑う資格がある
◇証拠より論の時代
写真信仰は現代の迷信
◇あとがき
「夏彦の写真コラム」900回 18年
→ 百回ごとに一冊 9冊目
矢島正明の「ラジオ日本」毎朝8:50~朗読
今回は、原田隆史さんの
「本気の教育でなければ子どもは変わらない」の紹介 1回目です。
出版社の案内には、
「『どんな子どもでも日本一になれる』―荒れた公立中学校を本気の指
導で立て直し、陸上部を7年間で13回の日本一に導いたカリスマ教
師・原田隆史。子どもたちが自ら設定した課題を乗り越え、夢を形に
して『自立型人間』へと変わったいく、原田式人材教育法の原点を文
庫化。」
とあります。
今回紹介文から強く印象に残った言葉は‥
・「生きるとは成功すること。目標はあくまで自分にとって価値のある
ことで、人と比べるものではない。それが他人の利益にもなるよう
な成功が成功」
・「優しさをはき違えた服装。学校でのファッションは個人のものなの
か。学校の中では暴力的な力の強い子が、力の弱い子を脅す手段と
して金髪やピアスを使う場合が多く、それを個性的とは思えない」
・「子どもたちの心のコップを上向きにすることが基本。何を注げるの
かが教師の実力」
もう一つ再掲載になりますが、山本夏彦さんはこんなことを⑫の
「死ぬの大好き」(4)を載せます。
辛口の言葉がわたしには心地よく響きます。
☆「本気の教育でなければ子どもは変わらない」原田隆史 日経ビジネス人文庫 2012年 ①
◇理念がなければ人は育たない
自立型人間の育成を目指して
生きるとは成功すること
1 目標はあくまで自分にとって価値のあることで人と比べる
ものではない
2 他人の利益にもなるような成功が成功
最初は「好き」から始める
優しさのはき違え
「個人のファッションではない。学校の中では暴力的な力の強い
子が、力の弱い子を脅す手段として金髪やピアスを使う」
~ 個性的ではない
本当のおもしろさと刹那的なおもしろさとは違う
教師の役割は、子どもたちに物事の本質や特性に触れさせて、
本当の「楽しさ」「おもしろさ」を教えることです
少なくとも基礎基本は!
× 迎合する教師
←→ 生き方モデルになりうる「生きる力」のある教師
やらせきる教師の覚悟
大切なのは子どもたちの心のコップを上向きにすること
「態度教育」7項目
① 靴をそろえる
② カバンを立てる
③ 人より早く挨拶をする
④ 人の話は目で聞く
⑤ 椅子を机の中に入れる
⑥ 元気のよい弾んだ「ハイ」という返事
⑦ 背筋をピンと伸ばした姿勢
根気よく指導
= 指導を途中で止めないこと
山を越えなければいつまでもしんどいまま
連帯感を味わわせる「3分間作文」
3分間作文
テーマは決めず3分間という時間だけを決める
→ 3分間作文
→ 終わったら字数を数えさせる
原稿用紙に
「第1回目○月○日○字」とかきファイルに綴る
2回目 イメージ指導から 目をつぶって
→「今日は何字と決めよう」
→ 3分間作文で達成感をもたせる
◎ 子どもも変わる
試行錯誤の中で作った原田メソッド
子どもたちの心のコップを上向きにすることが基本
→ 何を注げるのかが教師の実力
「態度教育と授業研究の研鑽は車の両輪と同じ。どちらかが一方
でも欠けたら絶対にアカン」
・グラウンドに机を置く授業
授業が進むに連れて自信が直接教えていく時間が無くなっ
ていく
例)バレーボール
① 教室
バレーボールの歴史、ルール、おもしろさ
班分け 係決め 授業の進め方 説明
全体像理解+自分の役割明確化
②体育館
基本技術の定着10時間
1 アタック
学習カードにアタック練習方法
2 アタック自習
レシーブのやり方
P65に「学習カード」
☆山本夏彦さんはこんなことを⑫-「死ぬの大好き」新潮社 1998年(4)【再掲載 2018.3】
[出版社の案内]
「この世は生きるに値しないところだ」と子供心に悟った時から、
著者は人間の見物人になった。見れば見るほど人間というものはい
やなものだ。「死ぬの大好き」という著者による卓越した人間批評。
◇美人人口というものがある
十人並み
「十人に一人はいる」
元美人は「なにさ、ただ若いだけじゃないか」と言うが,この
若くてフェロモンにあふれているだけが値打ちなのである。男は
血迷ってこの十人並みを追い回す。
中年男
- 一人ひとり連れ合いがあるのが不思議
中年女
- 皆十人並みだったことのどさくさまぎれに一緒になったの
である
美人人口
洋の東西を問わず「500人に一人」
1000人に一人?
◇萬斎売り出す
野村萬斎
- 野村万作の子 イギリスに
◇灰谷健次郎
良心ではない
~ 良心的な作者
例の進歩的児童文学
◇ブータン
ブータン王国
- テレビを禁じた
GNP最下位に近いが幸福度は18位
ブータン王
~ 「国民総幸福運動」
ラフカディオ・ハーン,モースが見た日本
◇死ぬの大好き
女は永遠に十七だ
歳月は勝手に来て勝手に去る
◇新聞
新聞は誇張する・嘘を付く・醜聞を暴く
「水に落ちた犬を打て」魯迅
◇相田みつを(大正13~平成3)
「人間だもの」と言われると私はぞっとする
= 便所の神さま
- まじめくさった凡庸な説教があるのみ
◇一億総帰国子女になる
ラフカディオハーンの子
文部省までその気になる言語道断
祖国とは「国語」だ
国語時間数 大正7年 週14時間
→ 現在 週 6時間
◇曲先詞先
山田耕筰
曲の為、発音を曲げるのを禁じた
中山晋平 弘田龍太郎 本居長世 成田為三 小松耕輔
→ 赤い鳥の作曲者
◇日本
アメリカが帰ったらソ連・中国の好餌
戦後日教組教育の成功
(1)何でも話し合えば解決できると女子供に吹き込んだ
(2)戦争は絶対悪だと思いこませた 双方に正義がある
◇井深大
母校の小学生に
「新しいものが色々できて人間は本当に幸福になったでしょうか。
いつもそのことを考えます。」
アインシュタイン
「もし生まれ変わるのだったら来生はブリキ屋か行商人になりた
い。」
原爆 昭和20年7月20日完成 → 8月6日投下
日本がしきりに降伏の打診をしており投下の必要はなかった
→ しきりに「無辜を殺傷してしまった」とほぞをかんだ
井深大
「老年に達してようやく自分たちはいいことをしているつも
りでも悪いことをしているのではないかという疑いに達し
た」
◇偽善はどこまで許されるか
黒人と白人
選挙権が変えた
→ しかし,差別は残っている
◇私は笑う
私は利殖のない者である。だからマネーゲームには目もくれなかっ
た。金を遊ばせておくのはバカだと言われた。その侮辱とその誘惑に
耐えた者は欲張って手を出した者を笑う資格がある
◇証拠より論の時代
写真信仰は現代の迷信
◇あとがき
「夏彦の写真コラム」900回 18年
→ 百回ごとに一冊 9冊目
矢島正明の「ラジオ日本」毎朝8:50~朗読
この記事へのコメント
nice!です。
良い!
今日は「本気の教育でなければ子どもは変わらない」なのですね。
子供の教育は大変です。
友達に小学校の教諭している人がいますが・・(同級生)
今の先生は大変そうですね。
貴ブログを拝見していて、その人にいろいろ聞いています❗
彼の目に日本はどう映ったんでしょうね。
ああいう物語を残すくらいだから、興味がありますね。
niceをありがとうございます。
勉強は二の次でもよいと考える人が増えました。よいことだと思うのですが、できるだけ頑張ろうとする気持ちは大切にしたいと思っています。
わたしは、山本夏彦さの本を読むと文章にお尻をたたかれるような気持ちになります。
コメントをありがとうございます。
仕事量は多く、きりがない仕事ですが、やりがいだけはあります。
わたしが新卒の頃は、小さな失敗を許してくれるおおらかさや、やっていることへの感謝の言葉を多くききました。この頃は、小さなことを指摘されたり、感謝より批判的な言葉を多く聞いたりするようになり、寂しく思います。
わたしが定年退職してからも、多忙化解消が放って置かれているような厳しい状況下、熱心に頑張っている教員を応援しながら、教職志望者が増えることを願っています。
学級を担任すると、よく「耳なし芳一」を続き物として読んで聞かせました。息を読むような表情を見ることができ、素直さを感じました。ただ怖いだけではない怪談が多いと感じています。
中卒で社会に、給料の大半は仕送りし漸く仕送りから解放されたときは
適齢期、相手選びも失敗(頼られる)子供大卒迄頑張り定年まで働き詰め
ある時長男が今からでも遅くない、高校の行ったらと
即・学校には行かない・もっと大切な事・社会で学んだから充分と返答を
今一人暮らしながら毎日が充実*毎日が幸せの日々に
素敵な週末をお過ごしくださいね。^^
家族のためにという意識が強い時代がありました。家族のために夢をあきらめなくてはならないことがあります。ご長男の言葉はありがたいですね。
- もっと大切な事を社会で学んだから充分
ご返答を喜ばれたと思います。
- 毎日が充実、毎日が幸せの日々
弟さん、妹さんもうれしく感じられると思います。
学校に勤めて、勉強は大切ですが、それよりもっと大切なことがあると感じるようになりました。
人間らしく、その人らしく生きていくことが幸せにつながると思っています。
働き者の両親、叔母の支援のおかげで、貧しいながら学校に通わせてもらい、教員として定年退職することができました。今は晴耕雨読のような暮らし、妻と静かに過ごしています。
大変よい言葉だと思うのですが、きれいなことばかり言われると息苦しくなってしまうときがありますね。
教員としてもう少し息抜きの時間をつくればよかったと退職後思うときがあります。
弱い雨が降っていますが過ごしやすい週末となりそうです。