「発達障害と仕事」宮尾益知編集 河出書房新社 2018年 / 教育ノートから「教師」 ⑤【再掲載 2018.2】

今日は12月3日、水曜日です。



今回は宮尾益知さん編集による、

「発達障害と仕事」を紹介します。



現代において多くの方に知っておいてほしい内容が詰め込まれていると
感じました。




出版社の案内には、


「いよいよ発売開始された発達障害者の自立・就労を支援するため
 の情報を詰め込んだ一冊。発達障害と記しても、アスペルガーや
 ADHDなどそれぞれの特性によって生活や仕事への対処の仕方
 は違ってくる。学生の頃には、『ちょっと変わった子』と言われ、
 就職してからは『空気が読めない不思議な人』と言われることも
 多い発達障害の人たち。しかし、2018年4月からは障害者雇用
 促進法の改正などもあり、50人以上の社員を雇用する企業には
 全従業員数の2.2%の障害者雇用が義務付けされた。大きく変
 化している障害者雇用の最前線で起きている問題は、発達障害者
 の雇用を受け入れる企業と、転職を繰り返す発達障害者の就労の
 マッチングとも言える。本書はこれらの問題を解決するための情
 報を網羅している。障害者雇用を促進したい企業のサポートをし
 ている障害者雇用企業支援協会(SACEC)が示す障害者雇用の
 現実と未来。また、一部上場企業が障害者雇用の受け皿として相
 次ぎ設立している特例子会社8社のレポートなど、発達障害の人
 たちがこれから就職するために必要な情報が網羅されている。発
 達障害の人たちの特性は、決して発達障害者だけの問題ではない。
 多かれ少なかれすべての人たちがさまざまな特性を持ち社会と調
 和しながら生活をしている。発達障害者の雇用の難しさや暮らし
 の中の困難さは、実は多様化社会の中ですべての生活者に通じる
 ことだということも理解したい内容だ。」


とあります。




障害者がより社会に出ることのできる時代がくることを願います。



そのためには、現在の状況や法律が社会に広く知られることが必用だと
感じます。


最初の部分だけの要約です。




もう一つ再掲載になりますがわたしの要約ノートから、
教育ノートから「教師」⑤を載せます。
古い内容ですが、古いからこそ学ぶこともあるのかと思います。






☆「発達障害と仕事」宮尾益知編集 河出書房新社 2018年

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◇特例子会社って何だ

 2018.4
   40人を超える会社「障害者法定雇用率」2.2%



 2021.3末                  
  → 2.3%に 
  アメとムチ 
 ※100人を超える事業主 
     2.0%超には 一人に月額 2万7000円の障害者雇用調整額
                          (国から)
未達成の場合 一人に月 月額5万円納付する必用
「障害者雇用納付金」



2018.4~ 
 「精神障害者」が対象に加えられた
   「身体障害」+「知的障害」+「精神障害」(発達障害を含む)



 特例子会社が増えている理由
障害者雇用率 1988年  1.6%
1998年  1.8%
2013年  2.0%
2018年  2.2%
2021年  2.3%

   集中配置の合理性から特例子会社が誕生
2002.10~ グループ適用が認められた



 短期で就労をやめてしまう大問題


<以下略>









☆教育ノートから「教師」 ⑤【再掲載 2018.2】


◇教室を静める

(1)教師は静かに低い声で作業の指示を与える(1回だけ)

(2)認める・ほめる
「この手を見つめなさい」



◇集団への指示

1 最後の行動まで指示せよ

2 指示の趣旨を説明せよ

3 一時に一事を指示せよ

4 指示は短く,限定して述べよ



◇指示の原則

①集中させる  

②行動を明示する

③手順を話す

④時間を限定する

⑤終了の合図をさせる



◇具体的指示
(1)
1個人名で指示せよ 

2数字で指示せよ 

3図や絵で指示せよ


(2)
1 一時に一事を指示せよ 

2 10秒以内で指示せよ 

3 16秒以内で指示せよ 


(3)
1 ゴールを先に指示せよ 

2 ゴールまでのステップを指示せよ 

3 ゴールに着いてからの指示をせよ



(4)
1 一時に一事 

2 全員ができるまで先に進まない 

3 明確な指示をする



(5)
1 指示は限定して述べる

2 指示の意味を説明する

3 語尾は「~なさい」とはっきり言う

4 指示は短く述べる

5 「終わったら何をするか」まで指示する




◇話し言葉指導の条件 野口芳宏

1 教師の話し言葉の基本

 ① 子供に向ける言葉を自らの耳で聞け

 ② 聴衆の反応に応じて話し方を変えよ

 ③ 受語


2 子供の話し方の基本

 ① 自然さと親しみ  「です ます」 

 ② 礼を失してはならない センスの形成

 ③「問い」と「反論」を歓迎する


3 子供同士

 ①どの子にも聞こえる声で

 ②一文一文を区切って完結させる  言い直しをさせる

 ③「反対」を歓迎する

 ④発言の独占をさせない




◇話し言葉の訓練 野口芳宏

①間を取らせる  
   10秒待つ 
   発表します・問題ですという  
   これを見てほしい
 新しい息で返事をする

②結論をまず最初にズバリと

③大きな口を開けさせる  
   頬骨が動くように話してごらん

④3分間音読
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