「世界一トホホな算数事典」細水保宏 西東社 2021年 ③ /「一人称の教育社会学 学校にできること」志水宏吉 角川選書 2010年 ⑧(最終)【再掲載 2013.12】

今日は12月13日、土曜日です。



今回は12月10日に続いて、細水保宏さんの
「世界一トホホな算数事典」の紹介 3回目です。


「トホホ」ではなく「ウフフ」の本です。



出版社の案内には、

「“ピザのLサイズ1枚よりMサイズ2枚のほうが小さい”“四角や三
 角はマンホールになれない!?”“うんちを流す水の量は1年間で
 牛乳パック2920本分”…算数はザンネンな面白さがいっぱい!」

とあります。




今回紹介分より強く印象に残った言葉は‥

・「王さまの腕の長さが1キュービッドとされてやり、王さまごとに国
の長さがかわった」


・「0は『無を決めることは神様を汚すことになる』との理由から中世
ヨーロッパでは悪魔の数字とされた」


・「江戸時代の日本では『日の出から日の入りまでを6等分する』(明
け六つ、暮れ六つと6等分)不定時法が使用された。そのため季節
により時間の長さが変わった。」




もう一つ再掲載になりますが、志水宏吉さんの
「一人称の教育社会学 学校にできること」⑧を載せます。
たいへん参考になる提案だと思います。




☆「世界一トホホな算数事典」細水保宏 西東社 2021年 ③

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◇あわれな算数(1)

王さまが変わるたびに国民の身長が変わった!
  王さまの腕の長さが1キュービッド 
    1キュービッドは約50㎝
  「王さま」による長さ



ゾウの体重の量り方って子どもがひらめいたんだって
   水の中の浮かべてた器にのせて
    → 同じ深さに石を入れて



ピラミッドの高さって2000年も謎だった
  前624-546 ギリシャ 
  タレスが測定  
    影の長さで



0を使ってはいけないという法律があった       
0は7世紀のインド

中世ヨーロッパでは悪魔の数字
   「無を決めることは神様を汚すことになる」との理由



0より小さい数字は見えないので信じられません



かけ算の×ってかなり嫌われものだった



÷って記号はもう使われなくなる



ピタゴラスの定理なのに発見者はピタゴラスじゃない
「三平方の定義」に



発見者は「死刑」?



「この山に木は何本あるんだ?」信長
縄1000本を結わえて
    - 残った本数をもとにして



日本人は時間に正確っていうけれど江戸時代は不定時法
日の出から日の入りまでを6等分する不定時法
     季節により時間の長さが変わる
     明け六つ 暮れ六つ 6等分   










☆「一人称の教育社会学 学校にできること」志水宏吉 角川選書 2010年 ⑧(最終)【再掲載 2013.12】

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7 学校のあるべき姿を考える -学校づくり

(1)学校の力

理想的な学校とは
志水宏吉
「様々なバックグラウンドをもつ若者が集い切磋琢磨するよう
      な全寮制中学校」

学校の力、果たす役割は大きい



(2)「タワーとしての学校」から「ツリーとしての学校」へ 
    - -人権教育の視点

同和教育と人権教育の関連性
同和教育的実践のエッセンス
「集団主義」
      「部落問題学習」
      「解放の学力」
      「教育と運動の結合」

「ツリーとしての学校」とは?
自然、根ざす、共有財産、語らいと交流の場、リソース
= 池田寛氏提案の「教育コミュニティ」
  「共に集う場」
           「共通の課題」
           「力を合わせて取り組む」

学校が育てる人材のタイプ  
     コスモポリタン ←→  ローカル



(3)「力のある学校」のスクールモデル

「すべての子どもをエンパワーする学校」
- スクールバスの図参照

人権教育と学力はコインの裏表の関係



(4)日本の学校文化の良さ 
    - 「切る」ことをめぐって

日本の学校文化の特殊性
  「切る」ことは教師の敗北?
  切らないこと - 立ち直ってもらう

     「土俵に乗ってくる」子ども
フィンランド・中学校 「バヤコウル」技芸学校分校

手間暇を掛ける教育



(5)教育と政治

システム改革は外部から
- 政治の力は強大

教育は政治によって変化する
大阪 スクールバスモデルは?



◇おわりに

同世代の教育社会学者 
    広田照幸氏 と 苅谷剛彦氏