「人はどう死ぬのか」久坂部羊 講談社現代新書 2022年 ④(最終) /「博物館講座10 生涯学習と博物館活動」大堀 哲 雄山閣出版 1999年 ③【再掲載 2018.1】

今日は12月17日、水曜日です。


今回は、12月14日に続いて久坂部 羊さんの
「人はどう死ぬのか」の紹介4回目 最終です。


出版社の案内には、

「誰にも訪れる『死』。しかし、実際にどのようにして死んでいくのか
 を知っている人は少ない。人がどのような末期を知らないと、虐待に
 等しい終末期医療に苦しみ、悲惨な死を迎えることになりかねない。
 肉親が迎えたとき、そして自ら死を覚悟したとき、どのような死に方
 を選べばいいのか。在宅診療医として数々の死を看取った、作家の、
 久坂部羊氏が、人がどのような死を迎えるのかをリアルに描き、安ら
 かな死を迎えるために、私たちが知っておくべきことを解説する。そ
 の日に備えて、読んでおきたい『死の教科書』」

とあります。



今回紹介分より強く印象に残った言葉は‥

・「医者は後のことを考えるから余命を短めに伝える


・「に気持ちを向けて最期が近づいたときに後悔しないようにと、がん
の治療判定が行われている」


・「日本の検査被爆による発がんは3%と欧米1%に対し世界でもダン
トツに多い。」


・「最後は自己肯定と感謝の気持ち」




もう一つ再掲載になりますが、大堀 哲さんの
「博物館講座10 生涯学習と博物館活動」③を載せます。





☆「人はどう死ぬのか」久坂部羊 講談社現代新書 2022年 ④(最終)

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◇がんに関する世間の誤解

 余命の意味
   医者は短めに伝える
    - 後のことを考えるから


 新戦略
  = がんとの共存


 がんの治療判定の誤解
今に気持ちを向けて最期が近づいたときに後悔しないよう


日本でがんの告知ができるようになった理由
  1990年代から 
   有名人のガンカミングアウト 
渡哲也、杉原輝雄、立川談志、赤塚不二夫
→ 世間ががんでも死なないのかという印象を持ち始めた


 誤解を与えるがんの用語 
早期がん  
     粘膜下層まで  
再発    
     残っていた細胞レベルのものが増大したこと 3mm以下
       (新たに発生したのではない)

   ◎ 日本は、検査被爆による発がんが世界でもダントツに多く、
    欧米1%に対し、日本は3%  


 否定しにくい「がんもどき理論」
1995 近藤誠氏
   がん 診断できるのは5mm以上(相応の時間を要する)


 がんの診断は人相判断
病理診断


 タブーの疑問 
生検による転移の危険性  
    - 生検ではがれたものが血液内に?




◇安楽死と尊厳死の是々非々

 安楽死と尊厳死のちがい 
安楽死
    - 意図的
 尊厳死
    - 医療の中止


 賛成派と反対派の言い分 
オランダ 
     2001年 世界最初の安楽死法 
          → 現在全志望者の4%


 ウィーンの病院で起きた殺人事件
    1989 ウィーン 
      国立ラインツ病院
4人の看護師が数年にわたり計42人に
 - 見るに見かねて 
        気の毒と思う患者から、やっかいな患者へとシフト


 日本での尊厳死事件
   1961 名古屋尊厳死事件 
1991 
1996 京都府 京北病院
1998 神奈川県 川崎協同病院
2004
2006 富山県 射水市民病院


 玉虫色の4要件


安楽死法は尊厳死禁止法にもなり得る


画期的なNHKのドキュメンタリー
2019.6.2Nスペ「彼女は安楽死を選んだ」スイス


 番組には強い反発が
翌12.26 Nスペ「患者が命を終えたいと言ったとき」
   ふだんから情報を集め、心の準備を! 




◇「上手な最期」を迎える

 上手な最期とはなにか
苦しみや痛みがない


 病院死より在宅死 
病院に行かない方がいい


 メモントモリの効用
   「メモントモリ(死を想え)による心の平安」


ACD
  = 最期に向けての事前準備


「人生会議」ポスターの失敗 2019


救急車を呼ぶか否か


胃瘻の是非


 求めない力
「ネガティブ・ケイパビリティ」
     答えの出ない事態に耐える力
      (2017年4月 朝日新聞出版)
負の能力


最後は自己肯定と感謝の気持ち








☆「博物館講座10 生涯学習と博物館活動」大堀 哲 雄山閣出版 1999年 ③【再掲載 2018.1】

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◇博物館教育活動の体系

□博物館 
  - 専門的調査研究 + 社会教育機関
   (成果を社会に還元する使命)

(1)展示と展示関連の教育活動
     「常設展示」「特別企画展示」
   展示の解説パネル
   展示解説書,カタログ,映像・音声を駆使した解説,ガイド
   ワークシート学習

(2)展示以外の教育活動 P21~22
講演会,講座,観察会,採集会,見学会,環境調査,実験教室,
     工作教室,ワークショップ,アウトリーチ活動,研修,研究,
     シンポジウム,自由研究相談,友の会活動,
     ボランティア活動等々
  - 欧米の博物館の充実



◇館内活動

□展示   
  「見てもらうこと」を重視して


□展示解説
(1)文字解説

(2)口頭解説 「ヒト」

(3)機器利用の解説

(4)映像による解説

(5)ギャラリートーク


□講演,講座形式
(1)講演  
    一回限り,トピック
(2)講座  
     少人数,特定テーマ,シリーズ系統的
(3)教室  
     身近なテーマ,学習者のニーズも入れて
(4)ワークショップ 
     実技
(5)体験学習プログラム

(6)研修会 

(7)シンポジウム,パネルディスカッション

(8)個別学習などの学習支援活動

(9)出版活動  
     館報,年報も  
     研究紀要

(10)友の会・サークル活動