「世界一トホホな算数事典」細水保宏 西東社 2021年 ⑤ /「プロ教師は授業改革に挑戦する」有田和正 明治図書 2003年【再掲載 2014.9】

今日は12月22日、月曜日です。



今回は12月19日に続いて、細水保宏さんの
「世界一トホホな算数事典」の紹介 5回目です。


「トホホ」と題にはあるのですが、とても楽しむことができました。


出版社の案内には、

「“ピザのLサイズ1枚よりMサイズ2枚のほうが小さい”“四角や三
 角はマンホールになれない!?”“うんちを流す水の量は1年間で
 牛乳パック2920本分”…算数はザンネンな面白さがいっぱい!」

とあります。



要約だけではわかりづらいですね。
ぜひ、本に当たってください。




もう一つ再掲載になりますが、有田和正さんの
「プロ教師は授業改革に挑戦する」を載せます。
心に灯をともしてくれた本です。



新しいブログ「新コラ脳トレ」を始めています。
お時間がありましたら、お立ち寄りください。


☆「世界一トホホな算数事典」細水保宏 西東社 2021年 ⑤

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◇なにソレ算数(1)

□99+99

100-1+100-1=200-2
   繰り下がりのある引き算は足し算すればラク
  83-28 ← +2  85-30
  61-17 ← +3  64-20
  134-59 ← +1 135-60
  
  ※ 引く数をきりのいい数にしてあげると計算が楽になる 



□ショック!格子状の道に近道はなかった



□数取りゲームでいつも負けるのは運じゃなかったんだ

 [課題] 最初に13個のお菓子を用意して、二人が交互にとっていき
    最後にとった方が負け。ただし1回に1~3個まで。

 ゲームに勝つコツは、 
 「先攻と後攻の数を足すといつも4個に調整する」こと。 
  後攻が有利になる  




□3で割り切れるかすぐにわかる方法があったなんて

各桁の数を足し、その数が3で割りきれるかどうかを確かめるだけ




□一筆書きできるか一目でばれちゃうらしい

できる  
    ◎ 偶点しかない 
    ◎ 奇点が2つだけある

  できない 
    ◎ 奇点が3つ以上  




□三目並べゲームに負けない方法はあるけれど

① 先攻が真ん中に○なら
     → 角に×
② 先攻が角に○なら   
→ 真ん中に× 次に辺に×
③ 先攻が辺に○なら   
     → 真ん中に×




□1年後の同じ日は曜日が1つずれる 閏年でなければ




□3月3日と5月5日は毎年同じ曜日
  4月4日 6月6日 8月8日 10月10日 12月12日は同じ曜日










☆「プロ教師は授業改革に挑戦する」有田和正 明治図書 2003年【再掲載 2014.9】

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◇時代と共に授業は変わる

子供が変われば授業も変わる

学習指導要領が変われば授業も変わる
昭和20年代       
- 自由教育・新教育時代
  昭和30年代
   - 基礎学力を詰め込む時代(構造化時代)
昭和40年代
   - 教育の現代化時代
昭和50年代
   - ゆとりと充実と言われる時代
昭和60年代~平成13年
   - 新学力観オンリー時代
平成14年~
   - 学力低下論時代

 一夜にして変心?



◇今の授業はスマートだが迫力がない

 本物のバスを使った授業    

 今「くさい授業」ができるか

 時代が変われば取り上げる教材(ネタ)も変わる
「オンドル」で朝鮮半島の学習

 できなくなった炭坑の授業

 3つの授業 
   ① マラソンコース的授業  
       乗ってくる子だけ対応 
② 教科書中心の授業    
       目の前の子どもに対してない
③ 紙の上の学力を中心にした授業

 学力 
  ・学んで得た力  
     知識・理解・技能
  ・学習過程の中で働く力
    「学び方」「学習の仕方」内容的には考え方・思考力・判断力
  ・学ぼうとする力 
     学習しよう,学習を継続しようとする力,感心意欲態度
  「子ども自身が自ら伸びようとする力」
       - 子どもは身の程知らずの伸びたがり屋



◇「視聴率の高い授業」へ向け変わりつつある?

 変わり方が問題



◇今,学校は何をどうすべきか

 公教育を民間教育会社へ委託?  

 学校は何をするところか?
  学校は子どもに学力を付ける授業をするところであり,子どもの
  人格形成を図るところ



◇授業の改革に挑戦しよう

国立病院民営化構想 公立・国立学校独立法人

授業のやり方にもっと工夫や挑戦を



◇生活科で楽しくなった?

今,必要感の高い教材取り上げ



◇伸びたいという意欲

伸びたいという意欲を持つ
資質×環境×意欲 =能力   
    自分らしい学び方を創り出す

 教師が基礎的技能を磨くこと 
  しつけの大切さ  
   鍛えれば子どもは伸びる  
   教師の力量が問題
→ 教師も進化しなくては

 自分を変えようと「努力と挑戦」できる教師
子どもに学べる教師  
     ネアカ
環境とチャンスを生かせる教師

 真のプロ教師・5条件
① 子どもを惹き付ける授業ができる
② 新しい角度からの発問ができる
  ③ オリジナルな教材をどれだけ持っているか
④ 対応の技術をもっているか
⑤ 板書技能

 工夫しながら勉強する教師は伸びる
① アンテナを高く張っている  
       本をいろいろ
② 教材研究をよくする     
       常識を疑う 
③ 毎日の授業が研究そのもの

 いい授業を見て具体的な目標を創る 
① 心揺さぶられる授業と出会う
② めあてにする授業と出会う  
       奈良女子大附属小の長岡文雄先生
藤枝市立高洲南小学校・鈴木恵子教諭
③ 具体的なめあてを創る

 教師は教える内容のプロになろう
① ホームランよりヒット主義
② 3つの提案
     1 常識を疑う
2 アンテナを高く張る
3 旅をする
   ③ 米とパンの消費量は?

 校内研修の必要性を感じているか
① 研究会で本当のことを言わない
② 研究物をつくることを目的とした研修
③ 帳面消しの形式的研究授業
④ 口のうまい人が「やり手」になっている
⑤ リーダーシップを取れる人がいない

 学校の個性を育てる研究と活動 - 藤枝市立高洲南小学校
① 学校の個性作りは容易ではない
   ② 個性ある学校づくりへの道
高須南小学校  
         子どもと授業で勝負する学校
学校の目標を「求める授業像」で表現
聞く力が基礎だと考えている
ユーモアが生きている授業
◎ 授業は布石の連続である

 良いクラスの条件 
   ①助け合い 
   ②磨き合い
   ③けん制し合い

 実践の事実から理論化を図れ
① 難しいことを書きすぎる
  ② 理論と実践は別物
③ よい授業は理論の裏付けがある



◇有田和正 1935年福岡県生 ~1999年・愛知教育大学教授