「仏教用語の基礎知識」山折哲雄 角川選書 2000年 / 山本夏彦さんはこんなことを⑮-「完本 文語本」文藝春秋③【再掲載 2018.4】

今日は2月12日、木曜日です。


今回は、山折哲雄さんの
「仏教用語の基礎知識」を紹介します。


出版社の案内には、


「仏教の基礎知識を幅広く平易に解説。思想や教義をはじめ、
 彼岸や盆などの年中行事、霊場めぐり、芸能、寺社縁起など
 の民俗的な事例、葬儀・墓・戒名など身近な死者供養の問題
 を、今日的な視点で語る。」


とあります。



今回紹介分より強く印象に残った言葉は‥

・「仏陀は『涅槃』、悟りの境地。キリストは『犠牲』」


・「乾燥した仏教。難行苦行の果ての瞑想であり、四諦の苦・
  集・滅・道は人生認識の激しさと厳しさを表す」




もう一つ再掲載になりますが、山本夏彦さんの
「完本 文語本」③を載せます。






時間がありましたら、

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にもお立ち寄り願います。











☆「仏教用語の基礎知識」山折哲雄 角川選書 2000年

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◇はじめに

 仏教 ~ 現代社会生活の反省
   空海「十住心」  
   日蓮「法華経」 
   親鸞「非僧非俗」「悪人正機」「浄土」「自然法爾」  
道元 言葉の「身心脱落」



◇仏教とは何か

仏教徒は何か
仏陀        「涅槃」=悟りの境地
イエス・キリスト  「犠牲」-犠牲の宗教


 仏陀  
500㎞歩く 
   乾燥した仏教
      難行苦行の果ての瞑想  
哲学的認識
四諦 
     苦・集・滅・道 
      = 人生認識の激しさと厳しさ


釈迦の生涯
釈迦の時代
アーリア人
      - カースト社会
釈迦国 
       大国コーサラの支配下
        - コーサラ軍に責められ滅亡
釈迦の生没年 80歳 多説 
        日本では前463-前383説
     父母と出生 
仏伝文学

花祭と降誕伝承
降誕会 花祭灌仏会 天上天下唯我独尊

   苦悩と出城 

修行 スージャータの乳粥

   成道 伝道 入滅 永遠の仏陀




◇仏陀の根本思想 

苦 縁起

<以下略>











☆山本夏彦さんはこんなことを⑮-「完本 文語本」文藝春秋③【再掲載 2018.4】

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◇一葉の日記

□樋口一葉 
文語の中の文語で育ち世間が口語になる寸前に死んだ

  中島歌子の「萩の舎」塾で古典と和歌を学ぶ
  萩の舎きっての才女であるのに貧乏故に下女同然の扱い

  朝日新聞お抱えの記者半井桃水の弟子になる
→ 名は上がったが収入は伴わない
  「三文商い」駄菓子と荒物


□昭和20年敗戦までは官庁に文語文と候文
  文語文は文と筆者が密接していない
 皮膜を隔てている 『文藝春秋』1997.2




◇萩原朔太郎

 詩集『永島』昭和9年 晩年

 萩原朔太郎 
   明治19年上州前橋生まれ
父は県立病院副院長 のち開業医

 北原白秋 明治18年  室生犀星 明治22年  
 佐藤春夫、芥川龍之介 明治25年

 朔太郎は文語臭のない口語の詩を書いた一人者
文語で育ったが世の中は口語の時代に
口語中の口語でありながら文語育ちだから朗誦に耐える

 『永島』では全部文語で表れた
口語自由詩になってこの方、詩は明治の昔あれほどいた
    読者を失った。

  今、詩は全く読者を持たない
  持たないと詩は難解になる。どうせ読まれないのだから
   アバンギャルドになることを許される
       『文藝春秋』1996.6




◇佐藤春夫

 佐藤春夫 
   明治25年生  
   谷崎潤一郎 明治19年生
     佐藤は谷崎の妻に惚れ,別れたいと思っていた矢先な
    ので譲っていいと言ったが何故か譲らず。絶交。
               (大正10年)『秋刀魚の歌』

  昭和5年 
    9年後に妻を譲る

  晩年になるまで文語を棄てず

  谷崎 
   → 口語文の欠点は文末  「です」「だ」しかない
        ↑↓
     文語文
      ~  けりにする
        べしにする
          = 一つとして重ならないようにする
のみにする