「農で1200万円」西田栄喜 ダイヤモンド社 2016年 ⑥(最終) / 山本夏彦さんはこんなことを⑱-「完本 文語本」文藝春秋 2000年 ⑥【再掲載 2018.5】

今日は3月7日、土曜日です。


今回は3月4日に続いて、西田栄喜さんの
「農で1200万円」の紹介6回目 最終です。



出版社の案内には、


「借金、補助金、農薬、肥料、ロス、大農地、高額機械、宣伝
 費…ぜんぶゼロ! 夫婦2人、初期投資143万円で幸せに
 1200万円稼げる秘密を一挙公開! 元バーテン、元ホテ
 ル支配人の『日本一小さい農家』が明かす『脱サラ農業』
 はじめの一歩!」


とあります。




今回紹介分より強く印象に残った言葉は‥

・「幸せを与えられる人の共通項は家庭が安定していること」


・「風来式『炭素循環農法』」


・「常に対等な関係で。『売っているからこそ買える』という考え
方で。『お客様は神様』は誤りでお互い様」






もう一つ再掲載になりますが、山本夏彦さんの
「完本 文語本」⑥を載せます。



時間がありましたら、

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にもお立ち寄り願います。






☆「農で1200万円」西田栄喜 ダイヤモンド社 2016年 ⑥(最終)

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5「農」でパラダイムシフトを起こす

 農家になって感じた「2つの贅沢」


 「幸せを与えられる人」の共通項
家庭が安定している


ストレスなしの「売り上げ基準金額」が新時代の起業戦略
「売り上げ基準価格」 
      ±5%以内が合格
      ±5%以上は反省
   「野菜セット」
      上限を一日8セット(4~5月は5セット)
           |
      個人客に直接販売が一番  
        原価率は2割(生鮮)


 風来式「炭素循環農法」の仕組み
  (1)うねづくり  
       40cm以上(水に弱い) 
       どのうねも幅1.5mと決めている
  (2)炭素資材(落ち葉)を施す
      ① 1㎡あたり1㎏の落ち葉など   
         うねの上
      ② 表面を軽く混ぜ、平らにして、さらに細かくし
       た落ち葉などと同じく1㎡あたり1㎏
      ③ 上からビニルマルチをかぶせてできあがり

  肥料分が全くない畑はどうする?          

  「炭素循環農法」のメリット、デメリット
    メリット  病害虫が着きにくい 
後半の収穫量が多く長く収穫できる
          費用がかからない    
味がよく日持ちがする

    デメリット 初期成長が遅い  
水に弱い
安定するまでに時間が掛かる


 虫食い野菜は本当に安心なのか?
「硝酸窒素」含有量に注目
    成長に必要以上の肥料を与えると虫  


「かかりつけの農家」という発想
「かかりつけの農家」の時代が来る


常に対等な関係を
◎「売っているからこそ買える」
   ×「お客様は神様」
        お互い様


 風来式「公私混同論 


通帳より大切な「秘伝のレシピノート」


 価値観が変わればすべてが変わる 
命の価値観で見たとき振り返ればトップランナー



◇西田栄喜
  菜園生活「風来」代表 1969 石川県生
 小さなビニルハウス4棟 30a
  









☆山本夏彦さんはこんなことを⑱-「完本 文語本」文藝春秋 2000年 ⑥【再掲載 2018.5】

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◇理科系の文章読本

□時間というものはあればあるほどいいとは限らない
葉書で用は足せる 
     公衆電話は3分 スピーチも3分  
     = 最大公約数



□木下是雄 
   独自発想の物理学者 

   ロゲルギスト同人

「十分間の講演には原稿用紙6枚がいい」

聴いて理解する 
    → 要所要所で繰り返す

   講演10分
   1分内外で
    「こんな目的でこんな研究をしてこういう結果を得たか
     ら報告する」
   あとの9分を均等に振り分ける
  「序論」「研究方法」「結果」「論議(考察)」
= 思い切って棄てる能力のある人だけが10分で研究
     の真髄を伝えられる


□木下是雄『理科系の作文技術』中公新書
眼で見るための文章と耳で聞くための文章は,そもそも
  構成が違う

  理科系:
   ・「重要な」「興味ある」類の形容詞は一切書いてはならぬ
  読者が判断
・理解できるように,誤解されないように
  ・主語は一貫
  ・校正は他人に
   ※ 理科系の文書は心情的要素を犠牲にしても分かること
    を第一にする      


□何より用が足りること 
   数学の問題こそ文章のモデル


□木下是雄 
 「文と文章は違う」
    文はセンテンスで、文章はそのセンテンスを並べたもの


□「事実と意見を峻別」
事実は証拠を挙げることができるもの
      『諸君』1982.2




◇口語文

□大正デモクラシー 
  = 口語文

  親不孝 恋愛至上主義 核家族 猫なで声
   ~ 戦後全盛を極めたものの萌芽は全て戦前にあった


□口語文の元祖 
   二葉亭四迷『浮雲』明治20年
明治40年代口語自由詩 ← 新体詩


□口語
  - 詩は不自由な方がいい


□文語 

  ① 美がある 

② 千年以上の歴史がある

③ 背後に古典(和漢の)     『諸君』1993.1




◇東京訛り

□昭和戦前
 - 向田邦子
東京弁    『諸君』1996.9




◇耳で聞いて分かる言葉

□文字のない時代 
  = 暗誦の時代
    ほぼ正確


□言葉は三百年,五百年以上の風雪に耐えないと洗練されない   
                     『諸君』1998.5




◇我が語彙

□長く言わないと滅びる


□岡本綺堂(明治5年~昭和14年)『半七捕物帖』