「京都がなぜいちばんなのか」島田裕巳 ちくま新書 2018年 ① /「子どもと接するときにほんとうに大切なこと」田中博史 キノブックス 2018年 後半【再掲載 2020.1】

今日は3月13日、金曜日です。



今回は、島田裕巳さんの
「京都がなぜいちばんなのか」を紹介します。



出版社の案内には、


「日本のみならず、世界中の人をひきつける有数の観光地、京都。
 なぜ、京都は今の京都になってきたのか、その過程を探る。対
 象となるのは名高い京都の神社仏閣だ。それぞれに歴史があり、
 謎がある。その謎を一つ一つ解いていくと、今とは違う姿をと
 っていたことが明らかになってくる。『清水の舞台は飛び降り
 るためにあった?』『焼失前の金閣寺の姿とは?』『苔寺に苔は
 あったのか?』


京都のいまだ隠された魅力を見つけ、人を惹きつけてやまない源泉を明らかにする。」


とあります。





今回紹介分より強く印象に残った言葉は‥

・「稲荷山二千本鳥居は明治から出現。2010年、伏見稲荷神社
  には3381基の鳥居」


・「清少納言によると、信仰のために稲荷山に登る習慣が成立
していた」


・「明治期の神仏分離により、 祗園感神院が八坂神社となり、
八坂神社の祭神は牛頭天王から素戔鳴尊に変更された」





もう一つ再掲載になりますが、田中博史さんの
「子どもと接するときにほんとうに大切なこと」後半を載せます。



時間がありましたら、

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☆「京都がなぜいちばんなのか」島田裕巳 ちくま新書 2018年 ①

京都本.jpg

◇はじめに

千年の都の奥深さ



◇稲荷山二千本鳥居はいつ出現したのか

 千本鳥居  
   明治から 
2010 伏見稲荷神社 3381基の鳥居

 千本鳥居の先に広がる「お塚」  
   明治以降に増えた
「稲荷行者」
     - 稲荷講社

 千本鳥居  
   大正14(1925)年「伏見稲荷全境内名所図絵」鳥瞰図
     吉田初太郎の印
   19世紀初頭まで稲荷山に千本鳥居はなかった     

稲荷山に隠された古代の信仰
大神神社
    ~ 三輪山
      ~ 磐座信仰 3つの磐座
稲荷山   
     磐座ではなく塚(峰)3つの塚

清少納言の証言
信仰のために稲荷山に登る習慣が成立していた



◇八坂神社に祀られた祟る神の威力

京都の三大祭り
5月 葵祭  斎院 = 朝廷の正式な祭
   7月 祇園祭 7/17 7/24 山鉾巡行 
10月 時代祭

 祭神が変更となった八坂神社
庶民の祭り
   本式は巡行の後 夕刻から行われる祭事 御輿

 神仏判然令による変化
神仏分離 明治期 
     八坂神社の祭神 牛頭天王 → 素戔鳴尊に変更 
祗園感神院
    → 八坂神社

 牛頭天王から素戔鳴尊へ 

牛頭天王の正体

祟り神は逆に利益をもたらす
蘇民将来(牛頭天王) 
    ~ 八坂神社の摂社の1つ(疫神社)

 怨霊として恐れられた天皇
崇徳天皇
    - 白峰神社
10ct~19ct 天皇と呼ばれる存在はいなかった

 怨霊が跋扈する京の都
祗園怨霊会 
    ~えん罪でなくなった死者の霊をなぐさめるためのもの
崇道天皇 
    - 上御霊神社・下御霊神社
怨霊はなかなか善神にかわってくれない
     道真は例外?









☆「子どもと接するときにほんとうに大切なこと」田中博史 キノブックス 2018年 後半【再掲載 2020.1】


[出版社の案内]

会話・やる気・勉強。上手に!楽しく!「親子がつきあう」
ヒント。36年間でのべ3,000人以上を見守ってきた著者が、
子どもの自主性と思考力を促すちょっとしたコツを紹介!

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◇「自分から動きたくなる仕掛け」とは
  - 仕組みをつくる

子どもが自分から動きたくなる「小さな仕掛け」



「褒めるための仕組み」をつくる
  ・学級文庫の本を二冊少し前に出す
・黒板消しを床に転がす



「動きたくなるエネルギー」を育てる
  小さな積み重ねが「動きたくなるエネルギー」を育てる



事件は一から十まで見ておくことが大切 
 「この大人はちゃんと本当のことを見ている人だ」と子どもが
 思っていれば嘘をつかない

  × 行き当たりばったり 



「大人の方から仕掛ける」ことの利点



思考力を育てる場面でも、あえて子どもが困る場面を用意してみ
 る
   ◎ 親の先回りは、子どもが自分で考えるチャンスをなく
    してしまう



「子どもの考える力」仕掛け



子どもが考える余地を残しておく




◇本当に伝わる話し方 - 目線を育てる

子どもが分かるものに例えて話す
  そうだなと子どもが思うような具体的なストーリーを交えて
  伝える
   ~ 子どもの世界に軸足を置いて話をするスタンスがとて
    も大切



「何が分からないのか」をまず理解する
   5/6のケーキ



子どもが納得する説明の仕方
 子どもの視点
子どもの説明



目線をそろえて話す、伝える
 大人も弱みを見せる



「説明すれば伝わる」は親の思いこみ
まずは、子どもだけでしばらく自由に考えさせてみる
  ◎ 大切なのは先回りしないこと 



子どもは自分が動き出さないと疑問を持たない



三日坊主が五日坊主になる「親のひと言」 
  夏休みは五日坊主で十分 
   → 見直せばよい




◇「できない」のではなく「体験不足」なだけ
  - 子どもを見る

「子どものほんとうの姿を見る」ヒント
   子どもに接している大人が、一旦固定概念をもってしまえ
  ば、子どものほんとうの姿が入ってこなくなる



子どもを「点」ではなく「面」で見る



一歩引いて子どもを見る
  子どもの本当の姿を見るためには、子どもの世界を大人が少
 し離れたところから見てみる



子どもを見る芽を育てる「子どもウォッチング」
  子どもウォッチング
     昼休みなどにクラス名簿を持って学校の中を歩きなが
    ら一人一人を捜してみる 

   先生たちには「子どもを見つけてもその場で子どもに
    話し掛けないように」と教える



時には大人が子どもを頼ってみる



私自身も驚いた「子どもたちの本当の姿」 



失敗する大人の前では、子どもも気軽に失敗できる



もっと子どもに任せていい



「できない」のではなく「体験不足」であるだけ



本番前に3分間練習をするだけで




◇大人だって失敗してもいい 見方を変える

迷うのも悩むのも親が頑張っている証拠
  子育てというのは正解のない世界



子育てはみんな初心者
  一人ずつが初めての子ども



「客観的に見る」
  ヒントは身近なところに



「子どものできることに合わせる」のもひとつの方法



大人だって失敗してもいい



◇田中博史
  1958年 山口県生 筑波大学附属小学校副校長
  算数のカリスマ教師
  学級経営 「日本一の先生」との呼び声も高い