「学びにくい子へのちょこっとサポート授業で行う合理的配慮のミニアイデア」佐藤愼二 明治図書出版 2019年 (前) /「未来に語りつぐ戦争」東京新聞社会部 岩波ブックレット№826 2012年【再掲載 2015.12】

今日は3月14日、土曜日です。



今回は、佐藤愼二さんの

「学びにくい子へのちょこっとサポート授業で行う合理的配慮の
 ミニアイデア」

の紹介1回目(前)です。



出版社の案内には、


「通常の学級にいる苦手さのある子への学び支援のアイデアを集
 めました。国語、社会、算数…といった各教科の授業ごとに無
 理なくちょこっと行える個別のサポートアイデアです。どの子
 も授業に楽しく参加し、『できる・わかる』学び保証のある授
 業をするための必携書です。」


とあります。





今回紹介分より強く印象に残った言葉は‥

・「聴覚的焦点化と視覚的焦点化」


・「一時一作業の原則と前置きの指示」


・「動作化」



合理的配慮について学ぶことは、すべての子どもたち
の指導に役立つと考えます。




もう一つ再掲載になりますが、東京新聞社会部による
「未来に語りつぐ戦争」を載せます。



時間がありましたら、

メインブログ「はぐくみ昇榮」

サブブログ「新コラ脳トレ」

にもお立ち寄り願います。











☆「学びにくい子へのちょこっとサポート授業で行う合理的配慮のミニアイデア」佐藤愼二 明治図書出版 2019年 (前)

合理的配慮.jpg

◇はじめに


1階 「共生社会の形成を目指す学級経営」

  ・障碍者理解教育  

  ・校内支援体制の整備等  



2階 「ユニバーサルデザインに基づく学級」

  ・より包括的な学級―授業

  ・授業づくり

  ・わかりやすい教室環境等



3階 「授業中の個別的な支援」

  ・段階に応じたプリント

  ・ヒントコーナー等



4階 「合理的配慮」

  ・個のニーズに応じた固有の支援

  ・それによりスタートラインに立てる支援





◇授業ユニバーサルデザインと合理的配慮の実践的展開

①聴覚的焦点化

   ◎教師の話ことばを最少化

   ◎一文一動詞

    ・静かにできる  ・イヤーマフ



②視覚的焦点化

   ◎「ウォーリーにさせない」

   ◎正面の情報最小化

    ・貼りもの 

    ・チョークの色の工夫 

    ・マグネットツール  

    ・簡単なメモ



③一時一作業の原則と前置きの指示 
  - スタートラインをそろえる

   ◎簡潔な指示

   ◎黒板をたたきながら注目をひき、しゃべる

    ・座席位置

    ・個別に合図



④動作化

   ◎授業中に何らかのルールのある動きを適切に入れる

    ・音読  

    ・グループ学習  

    ・ペア活動





◇全般

 〇 OKメダル - 教師の許可を得てから


 〇 気持ちをチェンジするおちつきカード


 〇 やることが分かる手順表


 〇 声の大きさレベル表


 〇 目で見て分かる片付け法


 〇 発表お助けカード










☆「未来に語りつぐ戦争」東京新聞社会部 岩波ブックレット№826 2012年【再掲載 2015.12】


[出版社の案内]

あの戦争の過ちを繰り返さぬためには、どうしたらよいのか。
戦争体験者と戦争を知らない世代、年歳差最大64が語り合
う、7つの対談集。東京新聞が2006年から毎年8月15日に
掲載したこれらの対談は、過去を直視し、未来に引き継ぐ教
訓を得ようとする人びとに、大きな勇気と励ましを与えてく
れるに違いない。

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1 わたしたちは自らを裁かないまま戦後を始めた  

<むのたけじ&雨宮処凛>

〇むのたけじ  
   1915秋田県生 
   朝日新聞
    → 1945.8.15退社
 1948.2~1978.1「たいまつ新聞」


〇雨宮処凛   
   1975北海道生 
   右翼
    → やめた



◇当局よりも周囲の圧迫  
  8.12全新聞がポツダム宣言受諾承知






[むのたけじ]  

 「お前たち言うことを聞け」なんてどこからも言われない。そ
  ういうのは何もないの。それでこっちが動けなくなっちゃう
  のよ。マヒしちゃうの。これが戦争の恐いところ。当局の圧
  迫より、周りだな。隣近所。



[雨宮処凛]    

 愛国
   ① 家族・故郷の果て かつては
② 居場所探し

 本当に愛せるものがないから、自分を肯定するために愛国に
 すがりつきたいという切実な思い



[むのたけじ]   

  国家が監視して縛り付けるなんてこと何もやんないの。いち
 ばん縛り付けているのは近所の者。親兄弟。
  → がんじがらめ

  中国文学者
   「暴君治下の国民は暴君よりも暴である」だから恐い

  若い世代は無防備すぎる

  自らを裁かず戦争を始めた
「ただ体制に順応し、流されて戦争に協力してしまったと
    いう恥ずかしさ虚脱感があって自らの戦争責任をあいま
    いにしてしまった」

だからやっぱりね、国民が裁かなければならないと思います。

 戦争を始めたのは陸軍の連中でも止められなかった・許し
  た責任は皆にある

  ◎ 日本の国民が自ら戦争を裁かなきゃいけなかった

   東京裁判で起訴された28人の戦犯が果たして本当の戦争
  犯罪人であったのか、それを蒸し返してもいいと思う。

   あの中に本当に戦争をやった連中はいないんだから。ほん
  とにやったのは、隠れて分からない連中だった。



[むのたけじ]  

 「優等生はダメよ。疑わなくなる。疑うって事が人間を進歩さ
  せるんだが、疑うことをさせないのは戦争なみ」

  戦争肯定の材料は皆無



[むのたけじ]   

   結論は一人一人が自分を大事にすることです。人間は一人
  ずつ生まれてきますから。一人一人が自分の歴史をつくって
  いくことだ。自分の問題は自分が解決すると言うことです。



[むのたけじ]   

  私が一番憎むのは惰性なの。今、惰性に流されたらいけない。



[むのたけじ]  

  「どんなに悪い平和でも戦争にまさる」

「戦争を許すような空気を食い止めるのに必要なのは、やは
   り日常だな。人間と人間との関係、コミュニケーションが
   日頃からうまくいっていないと、いつの間にか見ざる、聞
   かざる、いわざるになってしまう。」




2 美しい言葉で語られるナショナリズムが国家をひん曲げていった  

<半藤一利&田口ランディ>

〇半藤一利
   1930東京生
   「文藝春秋」編集長→作家

〇田口ランディ
   1959東京生  
   作家



戦後復興に9条が貢献

昭和21 
    憲法担当大臣 金森徳次郎 1365回答弁に立った 
 = 議員が本気で討議して完成した憲法

     = 戦争の悲惨さが生きている時代だから平和の尊さ
      には皆が諸手を挙げて賛成した

  米国が突きつけた3つの原則
① 象徴天皇制 
    ② 主権在民 
    ③ 戦争放棄
   → 押しつけられたというなら主権在民はやめるのか?
   → 押しつけられたというなら象徴天皇制はやめるのか? 

  憲法2つの法則 
    ① 日本という国の理想の表現
       = 国家権力の安全装置
② 政府を縛るもの

   安倍元首相たちは明日の国家のあり方としてどんな理想を
  追求するのか一切語ってくれない

  軍隊をもつと金がかかる
  改憲派はお金がかかることを黙っている!
  日本は9条のおかげでかなり出費を抑えられている