260712 「インクルーシブ教育システムの実際」和久田学氏講演会より 2019年夏 ① /「いのちの旅」山折哲雄対話集 現代書館 1997年 ⑩ 【再掲載 2016.4】
今日は7月12日、日曜日です。
今回は、和久田学さんの講演会から
「インクルーシブ教育システムの実際」の紹介 1回目です。
発達障害を大まかに理解している人が次第に増えてきました。
しかし、まだまだ理解しようとしない人もいて、その人たちから
の言動に苦しむ人もいます。
理解がさらに進むことを望みます。
もう一つ再掲載になりますが、山折哲雄さんの対話集
「いのちの旅」⑩を載せます。
イザヤ・ペンダサン(山本七平さんの筆名)を知らない人も増えて
きました。
時間がありましたら、
メインブログ「はぐくみ昇榮」
サブブログ「新コラ脳トレ」
にもお立ち寄り願います。
☆「インクルーシブ教育システムの実際」和久田学氏講演会より 2019年夏 ①

◇発達障害
・脳の機能障害による
・養育のせいではない
・通常、低年齢で発現する
中学生で発現した場合、別の可能性がある
・主にASD、ADHD、LD
◇ASD 自閉スペクトラム症
・社会的コミュニケーション障害
△(苦手)
空気、暗黙の了解、字面通り、意図、対人関係
・興味行動の限定
ものを包括的にとらえられない
情報を統合できない
字義通り
限定的なものは見える
図鑑が好き-細かさ
こだわり
変更が難しい
儀式的行動
※ 視覚的支援
※ 構造化
※ 当たり前だと思うことでも説明が必要
・自閉症の診断名が付くのは1~2%
◇ADHD 注意欠如多動症
・多動
・不注意
・衝動性
反抗的になるのは二次障害のため
・多動優性型、注意欠如優性型、混合型の3型
・5%ぐらい
→ 小学生3%
・5~7%
高学年までに自然治癒することもある
・服薬が効果的
- 効果があるならば飲めばよい
コンサータ(中枢系)
- 即効性
リトラテラ(非中枢系)
インチュニブ(非中枢系)
- 遅効(2~3週間かかる)
・衝動性 ← 注意をしても意味はない
◇LD
全体的な知的発達は伴わないが…
☆「いのちの旅」山折哲雄対話集 現代書館 1997年 ⑩ 【再掲載 2016.4】
[出版社の案内]
終末論的状況の今、人はいかに『いのち』を全うするのか。
宗教学者・山折哲雄が、立花隆、アルフォンス・デーケン、
永六輔など様々な識者たちと根源的に『いのち』を問い直
す対話集
今回は<山折哲雄さんと山本七平さん>の対談です。

◇山本七平 現代に生きる「原理主義」 1921-1991 山本書店
□原理主義対普遍主義
ファンダメンタリスト
①キリスト教・サザン派プティスト
思考停止でいい
聖書はすべて事実で正しい
②マルクス主義
教条主義
③イスラム
「コーラン」にこうあるから
= 単純明快でいい
ハーバード大・全禁煙
ラディカリズム:普遍主義
たばこが健康に悪いとなれば徹底的に禁止
→ ヨーロッパ近代がつくりだしたラディカリズムに
基づいた普遍主義に抵抗する原理として,いわばあ
る聖典,ある思想に準拠した原理主義がでてきた。
近代西洋 対 アジア
原理主義 教条主義
・ガンジーの非暴力主義
・毛沢東の文化大革命
・ホメイニのイラン革命
民族主義 宗教原理
→ 強く出るとアンティ・セミティズム
デモクラシーのファンダメンタリズム
デモクラシーは普遍主義
アメリカは神学者が多い国
~ 多元化・多神教的状況
◎ 統一するために原理主義的思考が出てきた
ユダヤ・キリスト教の予定説で救済されるもの
原理主義的な国家民族主義と一つ
ファンダメンタリズム
緩やかなものと厳しいもの(勢力盛ん)に二分
ヒンドゥーとイスラムの分裂
イスラエル
~ 共通の民法は存在しない
日本教のファンダメンタリズムは天皇制
ホメイニのラシュディへの死刑宣告は世界に衝撃
→ 西欧におけるイスラム教徒に対する差別が確実
に減少
= 現実主義
日本的ファンダメンタリズムの所在
真宗は非常にプロテスタントに似ている(カブラル)
1592「トチリナ・キリシタン」
蓮如の御文の言葉が使われている
一神教と多神教の共存は可能
初期の宣教師は近代的技術を持ってきた
→ その後に宣教
日本人はファダメンタリスト
「これは入れる」「これはお断りする」
と実にはっきりしている
キリシタン禁止になっても南蛮医学を拒否しない
天文学もいただき
仏教が入ってきたとき建築学を最大限受容
仏教の中で密教と神道の相性はすごく良かった
茶や薬はいただくが戒律は受け継がない
韓国では破戒僧のことを「日本坊主」という
= 結婚しているから
日本の坊さんほど不思議なものはない
お金持ち,結婚,いくらでも食べることができる
日本の精神文化では禁欲主義が表に出てこない
一日禁欲,一週間禁欲,茶断ち等
カエサルが与えたユダヤ人への特権
ユダヤ教
- 最初は亡命と移住で拡がっていった
カエサル
「ローマの同盟国としてどこに住んでもイスラエルの律
法通りの生活をしてよろしい」という特権
ローマ時代の伝統が残っていた
安息日は徹底して休むユダヤ人
日の没から日の没までが一日
- ユダヤ
= 日本民俗学と同じ
安息日
金曜日の夕方から
安息日になったら一切何をしてもならない
イスラム
- 金曜日
ユダヤ
- 土曜日
キリスト教
- 日曜日
→ 国連軍はそれぞれ休みの曜日が違う
「過ぎ越の祭り」という民族の追体験
ユダヤ教
パンからクッキーから何らから捨てる
翌日から一週間はマツァというタネ(酵母)なしの
パンのみ
→ 子どもと問答しながら食べる
4時間
ユダヤの歴史
葡萄酒の量も決められている
父子相伝
= 全生活が歴史的
セム族の伝統を伝える割礼の儀式と葬儀
ユダヤ
生後八日目に割礼 男性のみ立ち会う
↓
イスラムに継承
本来は独立的でないイスラムとユダヤ
イスラムは寛容
- 完全には改宗させない
代行者が戒律を守る文化と自らが守る文化
カトリック法王丸い帽子(キンパ)
カトリック法王一人が代行
ユダヤ教徒は全員がふるべき
全部自分が決定(律法と照らし合わせて)
抑圧
自己主張が強く協調性が極めてない
緊張が多い
- 年中議論
自己主張してないと忘れられる
→ 全員出しゃばる
元来どの宗教もモラルにはうるさい
~ 教条的にうるさい
※ ファンダメンタリストはわさびみたいに本当にちょっといれ
ばいい (良心のとげのように)
今回は、和久田学さんの講演会から
「インクルーシブ教育システムの実際」の紹介 1回目です。
発達障害を大まかに理解している人が次第に増えてきました。
しかし、まだまだ理解しようとしない人もいて、その人たちから
の言動に苦しむ人もいます。
理解がさらに進むことを望みます。
もう一つ再掲載になりますが、山折哲雄さんの対話集
「いのちの旅」⑩を載せます。
イザヤ・ペンダサン(山本七平さんの筆名)を知らない人も増えて
きました。
時間がありましたら、
メインブログ「はぐくみ昇榮」
サブブログ「新コラ脳トレ」
にもお立ち寄り願います。
☆「インクルーシブ教育システムの実際」和久田学氏講演会より 2019年夏 ①
◇発達障害
・脳の機能障害による
・養育のせいではない
・通常、低年齢で発現する
中学生で発現した場合、別の可能性がある
・主にASD、ADHD、LD
◇ASD 自閉スペクトラム症
・社会的コミュニケーション障害
△(苦手)
空気、暗黙の了解、字面通り、意図、対人関係
・興味行動の限定
ものを包括的にとらえられない
情報を統合できない
字義通り
限定的なものは見える
図鑑が好き-細かさ
こだわり
変更が難しい
儀式的行動
※ 視覚的支援
※ 構造化
※ 当たり前だと思うことでも説明が必要
・自閉症の診断名が付くのは1~2%
◇ADHD 注意欠如多動症
・多動
・不注意
・衝動性
反抗的になるのは二次障害のため
・多動優性型、注意欠如優性型、混合型の3型
・5%ぐらい
→ 小学生3%
・5~7%
高学年までに自然治癒することもある
・服薬が効果的
- 効果があるならば飲めばよい
コンサータ(中枢系)
- 即効性
リトラテラ(非中枢系)
インチュニブ(非中枢系)
- 遅効(2~3週間かかる)
・衝動性 ← 注意をしても意味はない
◇LD
全体的な知的発達は伴わないが…
☆「いのちの旅」山折哲雄対話集 現代書館 1997年 ⑩ 【再掲載 2016.4】
[出版社の案内]
終末論的状況の今、人はいかに『いのち』を全うするのか。
宗教学者・山折哲雄が、立花隆、アルフォンス・デーケン、
永六輔など様々な識者たちと根源的に『いのち』を問い直
す対話集
今回は<山折哲雄さんと山本七平さん>の対談です。
◇山本七平 現代に生きる「原理主義」 1921-1991 山本書店
□原理主義対普遍主義
ファンダメンタリスト
①キリスト教・サザン派プティスト
思考停止でいい
聖書はすべて事実で正しい
②マルクス主義
教条主義
③イスラム
「コーラン」にこうあるから
= 単純明快でいい
ハーバード大・全禁煙
ラディカリズム:普遍主義
たばこが健康に悪いとなれば徹底的に禁止
→ ヨーロッパ近代がつくりだしたラディカリズムに
基づいた普遍主義に抵抗する原理として,いわばあ
る聖典,ある思想に準拠した原理主義がでてきた。
近代西洋 対 アジア
原理主義 教条主義
・ガンジーの非暴力主義
・毛沢東の文化大革命
・ホメイニのイラン革命
民族主義 宗教原理
→ 強く出るとアンティ・セミティズム
デモクラシーのファンダメンタリズム
デモクラシーは普遍主義
アメリカは神学者が多い国
~ 多元化・多神教的状況
◎ 統一するために原理主義的思考が出てきた
ユダヤ・キリスト教の予定説で救済されるもの
原理主義的な国家民族主義と一つ
ファンダメンタリズム
緩やかなものと厳しいもの(勢力盛ん)に二分
ヒンドゥーとイスラムの分裂
イスラエル
~ 共通の民法は存在しない
日本教のファンダメンタリズムは天皇制
ホメイニのラシュディへの死刑宣告は世界に衝撃
→ 西欧におけるイスラム教徒に対する差別が確実
に減少
= 現実主義
日本的ファンダメンタリズムの所在
真宗は非常にプロテスタントに似ている(カブラル)
1592「トチリナ・キリシタン」
蓮如の御文の言葉が使われている
一神教と多神教の共存は可能
初期の宣教師は近代的技術を持ってきた
→ その後に宣教
日本人はファダメンタリスト
「これは入れる」「これはお断りする」
と実にはっきりしている
キリシタン禁止になっても南蛮医学を拒否しない
天文学もいただき
仏教が入ってきたとき建築学を最大限受容
仏教の中で密教と神道の相性はすごく良かった
茶や薬はいただくが戒律は受け継がない
韓国では破戒僧のことを「日本坊主」という
= 結婚しているから
日本の坊さんほど不思議なものはない
お金持ち,結婚,いくらでも食べることができる
日本の精神文化では禁欲主義が表に出てこない
一日禁欲,一週間禁欲,茶断ち等
カエサルが与えたユダヤ人への特権
ユダヤ教
- 最初は亡命と移住で拡がっていった
カエサル
「ローマの同盟国としてどこに住んでもイスラエルの律
法通りの生活をしてよろしい」という特権
ローマ時代の伝統が残っていた
安息日は徹底して休むユダヤ人
日の没から日の没までが一日
- ユダヤ
= 日本民俗学と同じ
安息日
金曜日の夕方から
安息日になったら一切何をしてもならない
イスラム
- 金曜日
ユダヤ
- 土曜日
キリスト教
- 日曜日
→ 国連軍はそれぞれ休みの曜日が違う
「過ぎ越の祭り」という民族の追体験
ユダヤ教
パンからクッキーから何らから捨てる
翌日から一週間はマツァというタネ(酵母)なしの
パンのみ
→ 子どもと問答しながら食べる
4時間
ユダヤの歴史
葡萄酒の量も決められている
父子相伝
= 全生活が歴史的
セム族の伝統を伝える割礼の儀式と葬儀
ユダヤ
生後八日目に割礼 男性のみ立ち会う
↓
イスラムに継承
本来は独立的でないイスラムとユダヤ
イスラムは寛容
- 完全には改宗させない
代行者が戒律を守る文化と自らが守る文化
カトリック法王丸い帽子(キンパ)
カトリック法王一人が代行
ユダヤ教徒は全員がふるべき
全部自分が決定(律法と照らし合わせて)
抑圧
自己主張が強く協調性が極めてない
緊張が多い
- 年中議論
自己主張してないと忘れられる
→ 全員出しゃばる
元来どの宗教もモラルにはうるさい
~ 教条的にうるさい
※ ファンダメンタリストはわさびみたいに本当にちょっといれ
ばいい (良心のとげのように)
この記事へのコメント
nice!です☆
良く判りました。書籍内容の「次」が楽しみ。
「いのちの旅」。山本七平氏の思考が良くまとまっていて、
良いと思います!
異文化に対して寛容というか、良いとこ取りというか。信長はキリスト教を容認しましたが、統治に不都合だと判断したのか秀吉は禁止令を発布しました。
宗教はその国の国民の行動に与える影響は大きいのではないでしょうか。一方、日本人は日頃、宗教を強く意識しているようには見えません。それでも秩序ある毎日が過ごせているように思います。
例えば渋谷のスクランブル交差点、インバウンドの方々にはすっかり観光名所となっていますが、なぜぶつからないのか、なぜ怒号が飛び交わないのか不思議だそうです。
nice!です!!!
niceをありがとうございます。
日本の公教育では、まだまだ「インクルーシブ教育」に向けての整備ができていないように感じます。保護者の思いは大切なのですが、子どもにとってよりよいことはという視点を大事にすることを願います。
義務教育、社会教育の中で譲り合うことの大切さをこれまで教え込まれてきたからかと想像します。これからはどうなるのかと想像します。
NICEです
山本七平さんのこの書はまだ読んでいませんでした。参考にさせていただきます。
ちなみに、『日本的革命の哲学』を読んでおりました。まだ、完読できていませんが、何となく、日本の文化というか思想というか、独特なものであることは紹介していただいた書に共通するかなあと。
インクルーシブ教育の大切さを唱える医師は多いのですが、教育現場の実情を知っているのかわたしは疑問をもっています。金銭的、時間的な余裕が必要なことなのにと。
山本七平さん、世界が慌ただしくなってきた今、必要な視点を示してくれているのではないかとわたしは感じます。