260715 「大学教授発達障害の子を育てる」岡嶋裕史 光文社新書 2021年 ⑰ / 山本夏彦さんはこんなことを21-「百年分を一時間で」山本夏彦 文春新書  2000年 ②【再掲載2018.5】

今日は7月15日、水曜日です。


今回は6月30日に続いて、岡嶋裕史さんの
「大学教授発達障害の子を育てる」の紹介 17回目です。



発達障害と特別支援教育について考えさせられる本です。


出版社の案内には、


「息子は発達障害だった。軽妙なタッチで描かれる発達障害児
 子育て実録エッセイ。『本がすき。』の好評連載。」

「先生には、もうちょっと親の話を聞いてもらいたい。自閉ス
 ペクトラム症の息子と、自分もその傾向があった父親の日常
 生活奮闘記。職業柄、大量の文献を読み込み、医師、臨床心
 理士、役所、療育施設、教師、そして世間とのズレに挑むが…。」


とあります。





今回紹介分より強く印象に残った言葉は‥

・「自閉症児は大別すると①他人に全く興味がなく自分の世界に
  没頭してしまうタイプ、②他人に全く興味がなく、言われた
  ことに何でも従うタイプ、③他人に興味がありすぎて関わり
たくてしょうがないタイプがある。」 


・「自閉症スペクトラムは入力装置がゆがんでいるような状態と
いえ、人間相手のコミュニケーションは苦手でもコンピュー
  タ相手が得意な子も多い。プログラミング教育は親和性が高
  い。」 




もう一つ再掲載になりますが、山本夏彦さんの
「百年分を一時間で」②を載せます。

- 民主主義は嫉妬の解放をもたらす。自分たちが人気者にし
 て,それが増長すると一挙にたたき落として民衆は快を貪る

- 幸福とは人と比べたらいくらかましだと思うこと

山本さんの本からわたしは多くことを学びます。


時間がありましたら、

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にもお立ち寄り願います。







☆「大学教授発達障害の子を育てる」岡嶋裕史 光文社新書 2021年 ⑰

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◇悩み多き学校教育(4)

□自閉症と式典は相性が良くない

自閉症児
 1 他人に全く興味がなく、自分の世界に没頭してしまう
                    (耳に入らない)
 2 他人に全く興味がなく、言われたことに何でも従う
 3 他人に興味がありすぎて関わりたくてしょうがない
                  (変なかかわり方)
 ◎「2」は就学でも就労でも得
 ◎シャドーの(子どものすぐそばについて個別にサポートする付
  き添いの大人)導入は式典の時にとても効くのだけれども、ま
  だまだ認めてくれない幼稚園や学校が多いのは残念    


□特別支援学級でもプログラミング教育をやってほしい理由

2020年~ 
 小学校 プログラミング教育が必須化
 「生きる力」を身につける延長線上
    ・複雑な情報を読み解く ・解決すべき事柄の発見
    ・解決の方向性の提示  ・多様な他者との協働
    ・ITの積極的な活用
 アクティブラーニング 
  → 親も子も負担が大
    ◎ 楽しんで取り組める時ばかりではない    


自閉症スペクトラム  
 - 入力装置がゆがんでいるような状態
   人間相手のコミュニケーションは苦手でもコンピュータ相
  手が得意な子も多い
  プログラミング
   = コンピュータにやってほしいことを、コンピュータの立
    場にたって、コンピュータの考え方に準じてコンピュー
    タがわかる言語で書く
 ◎税金を払う立場になるためにもコンピュータ相手のコミュニ
  ケーションを
   → プログラミング教育を


□eスポーツをうまく活用できないか?



◇コミュニケーションというやっかいなシロモノ

□コミュニケーションの困難

指示に使う言葉が違う  
  2進法  → コミュニケーション能力


□モテ・非モテ

自閉症の子は異性にもてない
 ← コミュニケーションの極北
 → オタクと発達障害との親和性 









☆山本夏彦さんはこんなことを21-「百年分を一時間で」山本夏彦 文春新書  2000年 ②【再掲載2018.5】

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◇花柳界

□三業地 
  三業
   = 料理屋・待合い・割烹(見番=総元締め)
  女中には大きな力がある   
   箱屋 三味線を箱に入れ担いで芸者のお供をする若い衆       
  待合い
   - 客を泊めるところ 
     女中が間をとる
  女衒(ぜげん)
  妾と二号 
    二号はインスタント  
平の座敷と陰の座敷
    ・平…着飾って酒の相手
    ・陰…四畳半にはいること
  花柳界 
    三大花街 
     ①柳橋 ②新橋 ③赤坂
     他に 芳町,神楽坂,湯島,大塚,向島(アルバイト混ぜ)
  芸者と娼伎
   「新聞は高位高官の収賄を悪し様に書くけれど、我々もそ
    こに座れば必ず同じ事をする。新聞はそれを暴き、束の
    間ではあるけれど読者を正義感にしてタダで喜ばす。こ
    れを迎合と僕(山本)は呼ぶ。」

   - 権妻(ごんさい) 
   = 明治のはじめまで法律で保護されていた
  大正初期までその習慣が残った
名は実の賓
    床しい名前を付けると実物も床しくなるかもしれない


□わたしは今日から十六夜です
  救世軍
    廃娼運動
     → 玉の井へ
  花魁
   ~ 名を源氏物語から取ったから源氏名 
   - 芸者の名は芸名(一段落ちる)   


□待合い政治は無くならない
  待合い
   → 料亭(対進駐軍)
待合いは今でも  
   「吉原大工」迷路状の普請
宇野騒動
   - 芸者の口から漏れる 
   = 待合い政治の終わり



◇芸人

□役者 
  「錦着て蒲団の上の乞食かな」
  芸者と役者は兄弟のような仲 
   = 一方で卑しめ一方で憧れる    
  素人が芸人の女房になるようになり花柳界は滅びた
    だからごたごたが絶えない


□民主主義は嫉妬の解放をもたらす
  自分たちが人気者にして,それが増長すると一挙にたたき落
 として民衆は快を貪る


□差を付けなければ生きられない 
  浪花節「君には忠、親には孝」


□幸福
  = 人と比べたらいくらかましだと思うこと


□武士の嗜み
  能・狂言・舞・茶の湯


□講談 
  釈場、軍談、白浪もの(泥棒話)、毒婦もの
「日本人は木戸銭を払って寄席に笑いを買いに行った」


□テレビは人を弄ぶ
勝新太郎・藤山寛美は芸人のカガミ
  芸人は気質の2倍払ったのでは払ったことにならない
  5倍10倍払ってさすがスター 
     = 明日来るお金を使う
  テレビはただだから毎日醜聞を提供しなければならない
   → 作ってでも提供しなければならない       


□「湯芸稼人」
  鑑札要
   = 等級により税金 それ以外は無税


□アトリエ建築家は営業部をもて
芸人の鑑札
    1~8等 「遊行稼人」
   能・狂言が1等 歌舞伎は3~6等 
    = 歴史の古い順
  芸人は鑑札の等級によって年に3~5円税金を取られた
  それ以外は無税